疲れやすさへの対処法!『何も考えない時間』で脳を癒そう

「体は元気で心も元気なはずなのに、どことなく疲労感が残っている」それは、脳を休ませられていないせいかもしれません。
現代人に多い脳の疲労感は、『何も考えない時間』を作ることで簡単に癒せます。

目次

 

脳を休まず働かせすぎていない?

ノートパソコンの写真

現代人は、昔の人よりも体を動かす労働を減らすことはできましたが、逆に一日中脳を働かせ、リラックスする時間でも無意識に脳を働かせ続ける生活スタイルが定着してしまいました。
その原因は、SNSなどの普及です。

欲しい情報は簡単にいつでも見ることができて、友達や家族、芸能人などの個人的な投稿を読み、感想を送ることも指先ひとつでできるようになりました。
自分の意見や気持ちも、同じように簡単に発信できて、それに対する共感が返ってくると嬉しくて、ついつい手放す時間が減ってしまいますよね。

その間、脳は常に刺激を受けた状態でいます。

体は動かしていないから、刺激を受けているという感覚はあまりないでしょう。しかし、脳に受けるSNSなどの刺激は、思っているよりも遥かに強いです。
そして、そんな刺激の強いものをどうして求めてしまうかと言えば、『ストレスを解消したいから』です。

より刺激的な内容を求めて、特に何が見たいわけでもなく『刺激を得たい』だけでインターネットやSNSを眺めていると、自然と手を止める機会はないでしょう。
なぜなら、SNSは人がつい求めてしまうように作られたものだからです。

気が付けば、目が疲れ、肩が疲れ、スマホを手で持っているのが辛くなっても、テーブルに立てかけてみ続けていませんか?
そうした次は、脳が疲れ、寝ても疲労感は残されたままとなってしまうのも、あっという間でしょう。

「何だか最近、疲れているな」と思ったら、脳を休める時間を作ってみてください。
しかし、何の対策もしていないとSNSの魅力に打ち勝つことはできず、何か作業をしながらでもスマホを開いてしまう手を止めることはできません。

そこで、オンラインカウンセリング話楽から三つの脳を休める時間をご紹介します。
気になったものから、ぜひ試してみてください。

 

1.瞑想

思考を止め、考えすぎや悩みすぎなどからも解放される瞑想は、スマホに疲れた脳を休めるのにも適しています。

まずは、スマホの電源を切りましょう。そして、スマホ自体を目も手も届かない場所に置いて、瞑想を始めます。できれば、別室にスマホを置くのが一番です。取りに行くまでの距離と時間があるほど、「今は瞑想の時間だった」と自分の行動の目的を思い出し、スマホを見ようとする行動を踏みとどまらせやすいからです。

椅子に座っても、床にあぐらをかいてもどちらでも構いません。ゆったりと体の力を抜いて、背筋を伸ばした状態が取ります。

目を閉じて、最初は体の中にある息をゆっくりと長く吐き出します。
自分の周りにある新鮮な空気を、鼻から吸い込み、体の隅々へ届けるように深く呼吸します。
空気が鼻から入り、気道を通って体を巡っていく様子を感じ取りましょう。
この間、考え事や悩み事が思い浮かんだら、深く呼吸する動作に意識を集中させ直し、思考を止めます。
深い呼吸を繰り返して、15〜20分間ほどやってみてください。慣れない内は2〜3分からでも大丈夫です。

 

2.お散歩

スマホはあらかじめ電源を切って、玄関から一番遠い部屋に置いておきましょう。歩きやすい靴とお気に入りの服で、外へお散歩に出かけます。

スマホで調べることに慣れた現代人は、外を歩くのにスマホがないとやや不安な気持ちになる人が多いです。わからないこと、気が付いたことをすぐに調べ、メモする習慣が身に付いているので、それができない状況になると、不安が湧きます。

しかし、スマホが普及する前はそれが当たり前でした。家に帰らないと調べられないし、連絡も取れない、メモならばメモ帳を持ち歩けば可能ですが、アナログな方法でしかありません。
ただ、そうして『他に何もすることがない』状態は、脳を休めるにはピッタリだったのです。

お散歩をしていると、四季の移り変わりを五感で感じられます。季節特有の花の香りや空気の軽さ、空の色や雲の形など、スマホにばかり視線を落としていては気が付かないことがたくさんあります。それらを目に写し、脳を休めてみてください。

 

3.入浴

防水バッグに入れてまで、入浴中もスマホを見るという人もいますが、入浴中はスマホは持ち込まないでみてください。

入浴を、ただ体を清潔にするためのものと考えると、無駄が多い時間にしか思えませんよね。
しかし、入浴は体を清潔にするためのものでもありますが、良質な睡眠を得る準備にも必要で、体の不調を整え、癒すことにも必要な行為です。

忙しい現代人だからこそ、ゆっくりとお風呂に浸かって、体も心も、そして脳も休めてみてください。

お風呂に浸かる時間の目安は、20分ほどが最適です。長湯しすぎると体に負担がかかり、短すぎると体が温まりません。
寝る前の入浴であれば、体の深部温度をゆっくりと上昇させるために、「温かい」と感じられる程度のお湯に浸かります。その入浴の後もアクティブに行動する予定があるならば、少し熱めの温度がおすすめです。

シャワーだけでは、リラックス効果は得にくいです。あえて時間をとって、お風呂に浸かってみてください。脳を休める時間ともなり、体と心の緊張をほぐす時間ともなってくれますよ。

 

ぼんやりするのも時には良い

空の写真

脳の疲れは、脳を休めないことには癒せません。今回ご紹介した三つの方法以外にも、脳を休められる行動はたくさんあるでしょう。上記の方法にこだわらず、自分に適した方法を見つけてみるのを楽しんでみてもいいですね。

忙しく働いて、休む時も脳を休めきることが難しい現代人だからこそ、時間を贅沢に使って脳を休めるよう意識してみてください。

疲れていては、自由に動くこともままならず、楽しいことも楽しめません。
自分を癒すことを無駄と思わず、疲れが溜まる前に回復することを忘れないでください。

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