対人関係の基本を押さえよう!コツは『無理をしているか?』

良好な対人関係を築きたい。その思いを叶えるコツは『無理をしないこと』にかかっています。
自分も相手も無理をせず付き合える関係、それを築くためには三つのポイントを意識しましょう。

目次

 

良好な対人関係の基準とは?

ピンクと黄色のガーベラの写真

良好な対人関係とは、どのような状態を意味していると思いますか?
好きな人とであれば良好な対人関係と言える。嫌いな人と付き合わない。価値観が合うかが重要など、様々な意見がありますが、最も重要なのは『無理をしない』でいられる関係かどうかです。

相手に好意を抱いているからと言って、いつでも何でも無理せず付き合っていけるわけではありませんよね。相手のことは好きでも、苦手と思う部分はあるし、嫌だなと感じる部分もあるのが当然です。逆に、嫌いな相手にだって凄いと素直に思う部分もあるでしょう。
対人関係は、たった一つの気持ちだけで構築しているものではありませんよね。

ここで『無理』について考えてみてください。
例えば、体調や精神面にストレスを感じて疲れている時に、自分が好意を抱いている人と会うことになりました。会えること自体は嬉しかったのに、時間が経過するにつれて一緒にいるのが苦痛に思う場面がちらほら見えます。
それは、自分が『無理をしている』から、辛かったと感じたのです。

自分の気持ちを無視して無理をすれば、対人関係に良くない影響を与えます。その無理は、最初は小さな小さな我慢でも、だんだんと違和感や不快感は大きくなって、心に跡を残していくでしょう。『無理』をすれば、自分だけでなく、誰かとの関係にも溝を作り出してしまいます。

では、良好な対人関係を築くために、どんなことを意識すれば良いか、三つのポイントをご紹介します。

 

1.好きな人でも疲れる時はある

どんなに好きな人でも、相手に合わせ続ければ疲れますよね。その『相手に合わせる』ことが『無理』をしている状態です。
そんな無理な状態を続けるのは自分に良くないし、やがては関係性にヒビが入ってしまうのは確実です。

では、どうするか。
自分が疲れている・辛いと感じている時には、無理をして会うのはやめましょう。

お互いを尊重しあっている関係であれば、何だか辛いから会いたくないという気持ちを受け入れてくれるはずです。
疲れた時は、じっくりと自分を癒す時間を過ごし、無理して人と会うのはやめましょう。人と会って話をすることが癒しになるならば、会っても大丈夫ですよ。

 

2.『無理』と感じたら一時的に距離を置く

自分の調子が良くても、相手の調子が悪い時もあります。何だか対応が刺々しい、嫌味や口調がきついと感じたら、その時は会うタイミングではないと思いましょう。

自分自身の心身の状態を、常に正確に把握するのは無意識ではできません。意識して調子を測り、それが「いつもと比べると…」と考えて、ようやく微妙なズレや心のモヤモヤに気が付けるのです。

もし、相手がそういう調子なんだとわかったら、一時的に会うのをやめましょう。
相手は、自分のズレやモヤモヤに気が付いていないかもしれません。しかし、それに気が付いて対処するかどうかは相手の問題です。

そこで『無理』をして我慢して会う選択をすれば、自分も辛くなるし、相手との関係にも溝が刻まれていってしまいますよね。
『無理』することは、対人関係では良いことは起きません。

また、生きている間に人は何度も変化していきます。その変化の流れの中で、前は仲良く話せた相手と意見が食い違っていく時期もあるでしょう。
それは、生きているからの必然です。

どれだけ仲が良かった時期があっても、変化していくうちに合わなくなっていくこともあります。その時は、今は会うタイミングではないことを受け入れましょう。
縁があれば、また仲良く話せる時期が来るし、そうでない場合には自然と関係は途絶えます。それでも、ケンカ別れとならなければ、過去の良い思い出を濁すことにはなりません。

 

3.「独りになりたい」気持ちを受け入れる

自分の心を癒すため、人それぞれストレス解消やリラックス法を持っています。その中には、独りの時間を堪能するということもあるでしょう。

独りきりというと、何だか悪いようなイメージを持っていませんか?そのイメージは、「みんな仲良くなくてはいけない」や「一人でいるのは恥ずかしい」といった思い込みから来ているのでは?
けれど、人と一緒にいるのもエネルギーを使います。たまには独りになって、エネルギーをチャージする時間が欲しいと思うのは、自然ですよね。

こうした気持ちは、自分にもあれば相手にももちろんあるものです。
何か嫌な思いをしたわけではない。嫌いになったわけでもない。けれど無性に『独り』でいたいと思う時、お互いにその気持ちを尊重して、受け入れましょう。

独りを知ればこそ、誰かと一緒にいられる幸運や幸せに気が付けるのですから。

 

無理をしない対人関係を築こう

黄色の花の写真

対人関係は、自分の素直な気持ちを大切にした上で、相手の気持ちももちろん尊重します。そこに『無理』があっては、良好な対人関係は成立しないのです。

『無理』をしていませんか?
ちょっと辛い気持ちを抱えている時期に、無理して人と会う必要はありません。
「独りになりたい」という気持ちは、誰にでもあるものです。おかしな行動でも恥ずかしい気持ちでもありません。
「自分が我慢すれば」と考えて相手を優先しても、相手はそれを喜びません。本当のあなたを知る機会を失うのですから。
だから、『無理』をしない関係を築いていきましょう。

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