不快な言葉、心を傷つけようとする酷い言葉。そんな言葉は受け取らずに聞き流して、心を守りましょう。
目次
聞きたくない嫌味な言葉にどう対処する?
生きていると、様々な場面で不快な言葉を向けられます。不意にぶつけられる悪意や嫌味を含めた言葉は、簡単に心の防御を突き破り、傷を残していきますよね。
できれば、そんな言葉に心を傷つけられたくないものですが、あなたならどう対処しますか?
人によっては、「そんな言葉に傷つけられないよう、心を強くすればいい」と考えるかもしれません。しかし、誰のどのような言葉にも傷つかない強い心は、作ることはできません。
心はとても繊細です。簡単に傷つくし、完璧に守り切ることも困難です。
そんな心を持った不完全な私たちは、何かある度に心に傷をつくり、そこから学び、傷を癒やし、前へと進む生き物ですよね。
聞きたくない不快な言葉には、聞き流してスルーするのが一番です。
なぜなら、相手の目的は不快な言葉を投げつけて、あなたを不快にさせ、心に傷をつけるのが目的だから。相手の目的を達成させなければ、その後も同じ攻撃を繰り返される確率を下げられます。
つまり、今のダメージを弱めることにも、今後のダメージ率を下げることにも役立つ方法なのです。
1.聞き流す
まずは簡単な方法からご紹介します。
相手の言葉を丸ごと『聞いていない風』を装って、聞き流す方法です。
何を言っているか全く聞こえなかったという態度で、そのまま聞き返さずに話を切り上げることで、相手がぶつけようとした言葉のダメージを減らすことができます。
言葉は受け取る相手がいなければ、発した本人に返るものです。相手は、自分が口にした言葉によってダメージを受けるでしょう。
場合によっては、相手に「なんて言ったか聞こえなかった」と聞き返すことで、相手の言葉を封じることもできます。言いにくい言葉をもう一度言わせるという高いハードルを相手に突きつけることで、同じ攻撃をさせにくくします。
2.その場から離れる
面と向かって不快な言葉を聞き流すには、相手に聞き返したり聞こえなかったりといった行動で、不快な言葉によるダメージを回避することができます。
しかし、それがSNSなどのインターネット上では、聞き返すことは逆効果になります。
インターネットという匿名性の高い場では、不快な言葉をどれだけ投げつけても自分だとバレないという隠れ蓑の効果があるため、聞き返すとさらに酷い言葉をぶつけられたり、異様に執着されたりする可能性が高いです。
また、すでに執着されている相手は面と向かった場でも、言い返してくることがあるので気を付けてください。
そんな時は、聞き流しながらその場を離れるのが最善の方法です。
相手の言葉を聞くつもりもないし、口論するつもりもないと相手に暗に伝えることができて、なお不快な言葉を一切聞かずに済むので、心のダメージを減らせます。
3.相手の心理を考察する
別の角度から心のダメージを減らす方法は、不快な言葉をぶつけてくる相手の心理を考えることです。
たくさんの人がいる中で、どうして自分に向かって不快な言葉をぶつけようとしたのか、その言葉は言葉通りなのか別の意図があるのか、相手の真意はどこにあるのかを考察してみようとすると、不快な言葉によるダメージをほとんど受けることがありません。
どこかにぶつけたい不満が溜まっていたのかな?
ストレスを発散する場所を探していたのかな?
誰でもいいから不安をぶつけたかったのかな?
このように心理を考えていくと、相手の心の弱い部分を見つけられるでしょう。その心の弱さは、きっと自分の中にもある部分です。
自分がもし、誰かに不快な言葉をぶつけたくなったとしたら、目の前の相手のように口に出してしまうのではなく、他に対処法はないかを考えてみるのもいいですね。
受け入れる言葉は自分で選ぼう
どのような言葉を発するか、それを選ぶのは『言う側』です。けれど、投げかけられた言葉を受け取るかどうかを選ぶのは『聞く側』にあります。
あなたは、自分が受け取りたいと思った言葉だけを選ぶことができるのです。
不快な言葉は聞き流して、心を温かくさせる素敵な言葉だけを受け取りましょう。
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