退職・転職をしたいと思う原因第一位は人間関係。あなたの職場は大丈夫?

人間関係は生きている上で、切り離せるものではないところが、いつまでも問題を解決させてくれない原因のように思えてしまいますよね。一人で生きていければ、無人島で暮らせれば、誰かと一緒じゃなければこんな思いはしなくて済んだ?と考えていたら、もう人間関係の悩みの深さにはまっています。

目次

 

退職・転職の原因第一位

ビル群の夜景の写真

不名誉な称号ですが、人間関係の悪化は退職・転職の原因第一位です。ほぼ不動の第一位ですよね。何年経っても、人との間の問題を解決し終わることがないようです。

会社という場では、上司、同僚、部下などとの関係に行き詰り、どうしようもならなくなって退職・転職の道を選ぶ人が後を絶ちません。どうしてこんなにも人間関係が働く場で大きな影響を与えてしまうのでしょうか。
できれば、穏やかに働き、給与を得て、楽しい休日を過ごし、働くこと自体にも喜びを感じられたら最高に幸せですよね。

 

こんな職場は注意したい

会議風景の写真

職場での人間関係が荒れる原因は、荒れさせている台風の目となる人物がいることが、大きなポイントになります。そのような人がいなければ、ある程度は安定した人間関係を築きやすくはなるんですが、なぜかどこの職場にも困った人が現れますよね。

あなたの職場に、こんな特徴はありませんか?もしある場合、穏やかに過ごすというのは難しくなってしまうかもしれません。今は火の粉が降りかかっていなくても、いずれは火の粉をかけにくることは想像に難くないからです。
周囲の人達をよく観察してみましょう。

 

1.悪口を言う集団ができている

一人、二人と集まって悪口を言い始める人が現れます。それはほんのひと時の気晴らし行為だったのかもしれません。けれど、一度出た悪口は広がり続けます。やがては大きな集団となるほどに。
(参考記事はこちら【悪口を言う人の心理状態は?悪口を言う人から逃げる方法は?】)

悪口は一種の快感です。集団でそれを言い合えば、話に共感してもらえたという快感も重なり、歯止めが利かない状態になっていきます。一度習慣化してしまった悪口は、なかなか止めることはできません。休憩時間ごとに訪れる悪口大会に参加するかしないかを迫られるでしょう。

 

2.発言力のある人が率先して虐めをしている

子供の頃にいませんでしたか?グループ内で発言力の強い子。その子が言うことは絶対で、従わない子は虐められるという形にすぐなってしまうものです。これは大人の世界でも同じことが起きています。
リーダー格の人や発言力のある人が、率先して社内虐めをしていた場合、どんな対処をしても巻き込まれます。人数の少ない職場であれば、遠巻きに見ていることは許されず、賛同しないと今度は自分が虐められる立場に落とされます。

もし、職場で発言力のある人が率先して虐めをしているとわかったら、その職場は長続きできないことを覚悟しておいた方がいいでしょう。虐めるか虐められるか。どちらにしても気分の良いものではありませんよね。

 

3.好き嫌いを隠さない

好き嫌いがあるのは人として当然ですが、問題はそれを隠さずに表現してしまうこと。
2番目で書いた発言力のある人とも繋がりますが、リーダー格や発言力のある人が、その気はないのに「私は、あの人の○○ってところが嫌いだな」と言ったら、すぐにその情報は回され、虐めるつもりはなくても虐めが発生する原因になってしまうことがあります。

 

退職・転職は選択肢のひとつ

青空と山の写真

初めて就職したばかりの人は、こんな言葉を聞かされたことはありませんか?
「石の上にも三年。まずは三年は耐えなさい」
確かに良い言葉ではあるんですが、時には問題しか起こさない言葉だと私は思っています。

どうしようもなく自分に合わない、事前情報と全く異なっているということは、悲しいですが現実によく起こることです。会社説明会や面接の段階では、社内の本来の雰囲気を知ることはできません。実際に一緒に働くことになる部署の人達と顔を合わせることもなく入社するのですから、合う合わないが後になってから気付くことになるのは当然です。

また、面接で聞いていた仕事内容や契約内容と全く違うことを、入社してから指示されることもあります。特に、『ブラック企業』と評される会社ではよくあることですが、ブラック企業でなくても担当のいない雑務を指示されて、本来の業務を圧迫することはあります。

「入社してから、最低でも三年は耐えてみないと自分に合うかわからないでしょう」と言われた日々を私も思い出しますが、すでに話が違う・明確に自分とは合わないという段階に至っては、そんな言葉は無意味です。最初からそのような体制、会社であることを知っていれば、面接に応募していないはずです。

判断が難しいのは『自分に合うか合わないか』の部分ですが、こんな風に考えてみてください。
今、その会社で勤務し続けることは、5年先、10年先の自分に役に立ちますか?
この質問に「はい」と答えられれば、耐える選択肢も残していいと思います。けれど、どんなに良い面を考えても「いいえ」しか思いつかなかったら、それはもう退職・転職を考えていい段階にきているのかもしれません。

 

いつでも動ける準備はしていい

提案資料を見せる人の写真

お金を稼ぐことは、すなわち現代社会で豊かに生きることです。私達はどうにかしてお金を稼ぎ、日々の糧を得なければなりません。その為の労働は、できる限り自分にとっても周りの人にとっても役に立つものであって欲しいと願います。

退職・転職する人は根性がない、会社へを裏切っているなどと言う人もいますが、その人達にとって居心地の良い場所であるだけで、誰にとっても居心地が良いわけではありません。
無理をする、我慢をすることが美徳という考えに縛られて、本当の自分の気持ちを抑圧しては、苦しいのはあなたです。

いつでもどんな風にでも働き方を選べる準備はしていいし、その選択肢を選ぶことは悪いことではありません。働き方を選べる自由が、私達にはあります。その為に、今の会社を退職し、他の会社に転職することは、自由に生きる為の選択肢のひとつにすぎません。
あなたの人生を楽しむ為に、選択肢をひとつでも多くできるように。

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