「生きやすくなりたい!生き辛さを和らげたい!」そんな思いから、自己肯定感を高めているはずなのに、ちょっとした良くない習慣行動で自己肯定感を下げてしまっていませんか?
目次
自己肯定感を下げる悪習慣!
これまで自己肯定感を高める方法をご紹介してきましたが、自己肯定感を高めることよりも『下げてしまわないこと』の方に気を付けた方が良いのではないかと思い、今回は自己肯定感を下げてしまう行動をご紹介します。
自己肯定感とは、あるがままの自分自身に価値を置き、その価値を疑わない気持ちに支えられています。何ができるできないではなく、自分自身という存在そのものが尊いと感じられる心のことです。
これを高めるには様々な方法がありますが、自己肯定感を高めた端から下げる行動をしていたら、いつまで経っても自己肯定感を高めることはできません。
けれど、自己肯定感を下げる行動は習慣化されているので、自分では自己肯定感を下げていることに気が付いていない可能性があります。
今回は、良くない習慣の中でも最も避けてほしい三つの行動をご紹介します。
日常生活のふとした瞬間、自分の思考と行動を振り返ってみてください。その中にこの良くない習慣を見つけたら、すぐにそれをやめましょう。
1.無理して作った笑顔
笑顔でいることは良いことだ。という思い込みはありませんか?
確かに、怒った顔でいるよりも人とのコミュニケーションは取りやすいし、不機嫌な顔でいるよりも精神衛生上良いとされるケースもあります。
しかし、いつでも無理をして笑顔でいることは、大きなストレスです。
無理をして作った笑顔は、辛い時に辛いと言えないことと同じくらい悲しくて苦しいです。自分の気持ちを偽ることは、まさに自己を肯定することとは逆の行動です。
2.何が何でもポジティブ思考
「ネガティブよりもポジティブの方が良い」と、どうして物事に善悪の判断を下してしまうのでしょうか?感情に良いも悪いもないように、ネガティブ思考が悪だということは本来ありません。
ネガティブ思考は、危険をいち早く察する能力でもあるのです。それを否定することは、生物の生存本能を無視するのと同じです。
ネガティブもポジティブも、ただの思考です。どちらに偏りすぎても良くないのです。
少しでもネガティブになると、「ポジティブにならなきゃ!前向きにならなきゃ!」と自分を奮い立たせようとしていたら、それは逆効果です。
自分の気持ちを偽る行動は、大きなストレス。心を裏切る行為そのものです。
3.どんな時も他者を最優先
好き嫌いの判断など、自分の心が感じているものとは矛盾した行動を選ぶと、自己肯定感はどんどん下がります。
例えば、「本当は〜だけど」という言葉で始まる思考を、行動に移した時に心が痛みませんか?それは、心が本当はそうじゃないと訴えているからです。
こういう時ほど、『周りの空気を読んだ行動』を選んでいます。それは、自分の心に従った行動ではなく、周りの顔色を窺った行動ですよね。
どんな時でも他者を最優先にすることは、自分の気持ちを蔑ろにし続けることになってしまいます。
最初は小さな偽りの選択だったかもしれませんが、それが常態化してしまえば、心はどうなってしまうと思いますか?
自分の気持ちを置き去りにすれば、自己肯定感はどんどん下がっていってしまいます。
『自分の今の気持ち』を大切にしよう
自己肯定感とは、自分をそのまま丸ごとのまま認めて受け入れることです。ありのままの自分、良いところも悪いところも認めて『自分自身』という存在を受け入れることが大切なのです。
その自分から発せられた気持ちを偽れば、それは言葉にしていなくとも自己否定に他なりません。
自己否定を繰り返せば、心がボロボロに傷ついていくのも当然ですよね。
自分を優先しましょう。自分の心に素直に従って、気持ちを偽らずに行動しましょう。
自分に素直でいる方が、自己肯定感を高めやすくなります。
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