思えば思うほど幸せから遠ざかる3つ思考・行動!

幸せになりたいのに、なぜか幸せになれない。そんな不思議を感じていませんか?
多くの人が間違った思考と行動で、自らを幸せから遠ざけています。よくある3つの思考・行動は、自分に当てはまりますか?

目次

自ら幸せを遠ざけていないか?

白詰草の写真

「不安が常にある、欲求はいつまで経っても満たされない、つまり自分は不幸」このような連想ゲームのように、自分を幸せから遠ざけていませんか?その思考や行動が、幸せから遠ざかる本当の原因です。

どうしてこんなにも幸せになれないのだろうか、と悩む人がたくさんいる中で、誰もが「〜が無いから」と、自分の心に空いた穴を見つけては埋めようと必死にもがいています。
しかし、幸せとは物質的に満たされることでは得られません。

物質的に満たされた幸せは、買い物などによって得られる一時的な快楽です。欲しかった物を手に入れた満足感が幸せを感じさせます。ただし、この快楽は買った瞬間から数日程度しか持続しません。
新しい商品は毎日のように発売され、欲しかった商品はあっという間に古びていきます。使うほどにくたびれていく商品を見れば、「自分は欲しい物も満足に買えない」と誤った認識をしてしまうこともあります。

けれど、物質的に満たされることはとてもわかりやすい指針なので、誰もが物質的に満たされることだけが幸せの条件かのように思い込んでいます。有名ブランドの腕時計、オートクチュールの服、最新の車というように、誰もが憧れを抱きやすいものを持つことが、幸せの象徴なのだと。

人生における幸せは、心身の健康・対人関係・成功や自己成長によって得られます。けれど、健康が当たり前になると、健康を損なわないと自分が幸せを得ていたことに気付けません。
思い込みによって幸せを遠ざけていないか、間違いやすい三つのポイントをチェックしてみましょう。

1.自分に無いものばかりを数える

自分が持っていないものの数や種類を、数えていませんか?その思考は不幸に一直線ですよ。
現代では、誰もが一定の生活を送ることができます。しかし、その中でも裕福な人とそうではない人との差はありますね。

自分が裕福ではない側だと、裕福な人を羨ましく思うのは自然な気持ちです。ですが、そこで「私には〜が無い。あの人は持っているのに」と恨めしく思うのは、自分を不幸にしています。

一度欲求の穴を見つけると、どうにかして埋めたいという気持ちが湧きあがります。そこで欲求を満たせるように努力する方向に動くのは良い傾向ですが、何もせずに他の人を恨めしく思っていると、「自分ばかりが不幸だ!」と思わずにはいられなくなります。

欲求を満たせないのが自分のせいだとは思いたくないので、代わりに周りが自分が得る幸せを奪っているんだと思い込んで、自分を慰めようとしているのです。
けれど、この思考を持てば幸せからはどんどん遠ざかりますよね。

2.持て余すほどの交友関係

携帯電話に登録している友達の人数が多いほど、人気者で人生の成功者だと思っていませんか?交友関係が広いと、たくさんの人に愛されていそうだなという印象を抱きやすいです。
しかし、自分が持て余してしまうほどの広い交友関係は、不幸のもとです。

一人の人間が対応できる交友関係を人数で表すと、100〜150人程度だという研究結果が出ています。ただ、この人数は脳が適切に管理できるであろう上限なので、人によってはもっと少ない人数でないと持て余してしまうでしょう。

ひっきりなしに誰かから連絡が入り、予定はいつも埋まっているなんて聞くと、「人気者は楽しそうだな」と思えるでしょう。
しかし、裏返せば自分だけの自由な時間や大切な人との時間を、別の誰かのために割かなければいけない状況だったり、いちいち誘いを断らなければならないストレスだったりに晒されています。この状態は幸せでしょうか?

人付き合いは大切ですが、自分や大切な人との時間を粗末にしてしまうほどの広い交友関係は、不幸をもたらすだけです。

3.人に与えることをしない

最も不幸を感じるのは、人から貰うばかりで自分だけを満たそうとすることです。

自分に無いものを数えていると、人に与えることが難しくなります。「何も持っていない自分が誰かに分け与えられるわけがない!」と憤慨するからです。

物は与えることで、その量は減少します。この物理の法則を目の当たりにしていれば、どんな物でも誰かに分け与えてしまえば、自分の取り分が少なくなってしまうと考えるのも当然かもしれませんね。
しかし、愛情や幸福は、人に分け与えるほど増えていくことを知っていますか?

物理の法則とは全く逆なのです。誰かを愛することや自分の幸せを分け与えることは、喜びや充足感を共有し、自分一人の時よりも大きな愛情や幸福感を得ます。
この事実を理解している人ほど、人に与えることを惜しみません。そうすることで、自分が幸せを感じられると知っているからです。

分け与えた喜びは、自分一人だけが満たされた時以上の幸福感が得られます。それをぜひ体感してみてください。

幸せとは満たされている状態のこと

山と街を照らす朝日の写真

幸せとは、何かを手に入れた状態のことではありません。目に見えないもの、形のないものに心が満たされている状態のことをいうのです。
だから、物理的に満たそうとしても、いつまで経っても埋まらない穴を埋めようとして、虚しくなるだけ。

心を幸せで満たそうとするなら、心身の健康に気を遣い、大切な人との繋がりを深め、自分に出来ることを惜しみなく行うことです。そうしていく内に、人生は幸せに満たされていきます。

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