自分の疲れを軽視していませんか?疲れを放置すると、回復が長期化するだけでなく、様々な不調が連鎖的に現れてしまいます。
目次
こんな『疲れ』が出ていたら注意!
最初に、こんな『疲れ』を感じているかをチェックしてみてください。
- 休日に十分休めていないと感じる
- 物事を先送りするようになった
- 風邪をひきやすくなった
- 肌トラブルが起きやすくなった
- 目覚めてもすぐに布団から出られない
- 肩・首がこる
- 集中力が続かない
- 些細なことでイライラするようになった
- 興味が湧かない
- 何かに焦っている
重い物を持てば、その瞬間には疲れを感じますよね。けれど、蓄積した疲れが少なければ回復はあっという間です。ただし、蓄積した疲れがたくさんあると回復には長い時間がかかります。
上記のチェックで疲れはいくつ当てはまったでしょうか?全く当てはまらない人もいれば、すごく当てはまる人もいるでしょう。中にはここ数日、数週間以上はずっとそんな調子だという人もいます。
その『疲れ』を放置するのは、とっても危険です。
疲れは軽視されやすいです。ただの疲れだから。
けれど、疲れはケガや事故の要因にもなり得ますし、集中力を欠いてミスを連発させ、心にもダメージを負ってしまいます。
たかが疲れ。されど疲れです。疲れを軽視して放っておかず、正しく癒してあげませんか?
1.リラックス
ひどく疲れを感じている時には、最優先するべきは休養です。心と体をしっかりと休ませて、疲労回復に努めましょう。
最も良い方法は睡眠ですが、眠くもないのに日中から眠るのは難しいですよね。そんな時は、ゆったりと座れるソファーなどに体を預けたり、ごろりと寝転がってみたりして、まずは体の緊張をほぐしてみてください。
体の緊張がほどけてくると、徐々に心の緊張もほどけていきます。もし、心の緊張がほどけにくかったら、好きな香りのアロマを焚いたり、太陽の光を浴びたり、逆に部屋の照明を暗くしたりして、自分がリラックスしやすい環境を整えてあげると良いですよ。
2.良い食事
食事は体を作り、感情を左右するホルモンを生成する大切な栄養分を補給します。いつも同じメニューで栄養を偏らせたり、ファストフードを食べ過ぎたりすると、疲れを回復させるどころか余計に疲れを溜め込んでしまいます。
良い食事とは、栄養を補えること、食事の時間を楽しめることの二つが重要です。
栄養で言えば、心身を回復させるのに必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどやエネルギーとなる炭水化物や脂質などのバランスを考え、偏りすぎないように意識しましょう。
食事の時間を楽しむには、心を開ける相手と一緒に食事したり、一人で食事をじっくりと味わったり、食事の行為や時間そのものを楽しみましょう。
楽しい時間は心を癒してくれます。
3.体を動かす
疲労回復が休養だけとは限りません。デスクワークのように一日中ほとんど動かない人の場合には、体を動かすことが回復に繋がります。
心地よいと感じる程度の負荷をかけた運動は、血流を促し、疲労物質を体外に排出する助けとなってくれます。また、体を動かすことでセロトニンが分泌され、幸せを感じられることもわかっています。
運動と聞くと、面倒・辛い・きついとの先入観がありませんか?自分の調子や体に合わせた運動は、本当は心地よいものです。ぜひ自分の状態を把握して、心地よい運動を体験してみてください。
心の疲れには会話もおすすめ
疲れた時は、脳も体も心も休養させるのが一番です。自分に無理をさせず、疲れが溜まる前に少しずつ回復に努めていると、楽しみたい時に全力で楽しむことができますよ。
また、心の疲れには信頼できる相手との会話が効果的です。心の中にある気持ちをうまく吐き出せなくても、吐き出そうとすることが大切です。何度も言語化に挑戦していくと、だんだんと気持ちをうまく表現できる言葉を見つけられるようになります。
もし、友達や家族には話しにくいことがあれば、心理カウンセラーを頼ってください。
何を話しても大丈夫な相手です。人には言えない鬱々とした気持ちなども、とことん吐き出せば、きっと心が楽になります。
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