「これがしたい!」と明確な夢や目標が定まっていないと、どう生きたら良いかわからなくなりますよね。そんな時は、人生の宝探しを楽しんでみませんか?
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夢・目標がないと生き方は定まらない
生きる目標や人生を賭けた夢。そんな壮大なゴールが早くに見つけられれば、生き方や進むべき方向で迷うことは少ないですよね。
けれど、多くの人がそうではありません。何をしたいのかわからず、周りの流れに身を任せるように生きて、「何だかすごく生き辛い…」と感じながらも、どうすれば良いかわからないまま生きています。
目標や夢がないのがいけないことではありませんし、生き方を自分で決められないのが悪いことでもありません。『どうしたいのか』の指針がないだけで、人は簡単に迷ってしまいやすいというだけのことです。
現代では、生存するだけならば難しくはありません。仕事は豊富にあり、食べるものも住む場所もたくさんあります。高望みをしなければ、それらはいつでも手に入るところにありますね。
だからこそ、自分の欲望に気が付かないのかもしれません。
遥か古代では、日々生き残ることこそが目標でした。すぐそこに捕食者がいて、安心して暮らせる場所などない環境では、生きることが人生を賭けた目標です。
科学が発展した現代では、そこまでの命の危機はそうそう訪れません。事故や事件に巻き込まれる可能性はありますが、古代の生存競争ほどの確率ではないでしょう。
そうなると、自分が何のために生きているのか、何のために命を使うのか、選べるようになりました。しかしそれが、人を迷わせる選択肢でもあったのです。
何でもして良いと言われると、逆に何をすれば良いのかわからなくなった経験はありませんか?多すぎる選択肢は、逆に迷いを生みやすいのです。
今や、成長して大人になって結婚して、子供を産み育てて、家族に囲まれる老後を過ごすなんてロールモデルは形骸化しています。
では、そんな時代に何を目的に生きれば良いのか、わからなくなっているのではありませんか?
自分一人からでも、何でも出来る。そんな自由な時代になったからこそ、今を楽しむ生き方をしてみませんか?
1.目の前の「面白そう!」を手に取ってみよう!
「ある業界を覆すような偉業を成し遂げたい!」というような明確な望みがあるならば、それに突き進むのが良いでしょう。けれど、そうした望みが自分にはないという人もたくさんいます。そうした人は、まず『目の前』にあるものに目を向けてみましょう。
料理、散歩、サイクリングなど身近な趣味から、骨董品や絵画を観るなどの芸術に触れる趣味もありますね。それらは誰かが熱中するほどの面白さがあります。
もしかしたら、あなたにもその面白さが刺さるかもしれませんよ。
「面白い!」は人生で素敵な刺激となり、行動力を生み出す源となります。人生で明確な夢や目標が見つかっていないなら、まずは目の前の「面白そう!」というものを手に取ってみましょう。
その中にはもしかしたら熱中するものがあるかもしれないし、人との出会いを作ってくれるかもしれません。
2.興味の連鎖を起こしてみよう!
熱中できるものが見つからなくても、大丈夫ですよ。興味が長続きしない人もいますし、しばらくしたら再び興味を持つこともあるものです。趣味を生き甲斐にしている人のように熱中できるものが見つからなくても、それはそれで問題ありません。そこから連鎖を起こしていけば良いだけのこと。
例えば、ハイキングをしてみて「楽しい」と思ったのは最初だけで、長時間歩き続けるのは辛いとなれば、続けていくのは難しいですよね。
けれど、ハイキングの中で「自然を見るのは楽しかったな」との思いがあれば、それを別のことで満たせるか探してみましょう。
例えば、写真撮影や絵を描いたり、植物そのものに興味があれば、草花の種類や生態を調べてみたりすると、新たな方向で熱中できるものが見つかるかもしれません。
一つのことに熱中できなくても、そこから派生する何かがあなたの心に刺さる可能性は十分にあります。自分の心が感じたことを素直に聞き、「楽しい!」を見つけましょう。
正しい人生なんてない!生きたいように生きよう!
人生をかけた目的があれば、生き方に迷うことはほとんどありません。けれど、必ずしも目的を持たなければ生きていけないわけでもありませんよ。
目の前の楽しいことを、まずは一つ拾い上げてみましょう。その一つが楽しかったら、また一つ目の前にあるものを。
そうやって一歩一歩、目の前にあることにだけ集中して生きていくのも、生き方の一つです。
他の人がどうやって生きているかなんて、自分には関係ありません。自分が生きたいように生きて良いのです。
それが自分らしさではないでしょうか?
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