願うだけでは何も叶わないことを、私達は知っています。
けれど、まずは願わなければ始まらないことも知っていますか?
目次
- アファメーションとは?
- 失敗するアファメーション
- 1.間違った言葉選び
- 2.感情やリアリティが伴わない
- 3.反射的に否定してしまう
- 成功するアファメーション
- 1.「私は」で始まる文章で考える
- 2.肯定する単語で言い切る
- 3.リアリティを付属する
- アファメーションには向き不向きがある
アファメーションとは?
言葉には力があるということを、多くの人が実感しながらも、今ひとつ信じ切れずにいますよね。本当は、心の底から信じて言い続けることで、自分や人に暗示をかけることができるほど、言葉には大きな影響力があります。
そんな言葉の力を上手く利用し、あなたの内側にある力を最大限に発揮させる方法を知っていますか?上手く利用することができれば、今のあなたから大きく成長することのできる【魔法の言葉】になるかもしれません。
アファメーションとは、「私は~だ」や「~になる」とリアリティを帯びて宣言することです。肯定的な自己説得、肯定的な自己宣言とも呼ばれています。
嘘偽りない言葉を自分に向けて言い続けることで、成功する未来を鮮明し、それに向かうモチベーションを維持し続ける力を持っています。これは思い込みの力を利用するプラシーボ効果に似ていますね。
失敗するアファメーション
ただし、アファメーションは正しく行わなければ効果を発揮するどころか、逆効果を植え付けてしまうことになりかねません。
まずは成功例の前に、失敗しやすいポイントや何に注意するべきかをご紹介します。
1.間違った言葉選び
アファメーションの重要なポイントは、肯定した言葉で言い切ることにあります。
次のような希望で終わる言葉、否定で終わる言葉、強制する言葉を使ってはいけません。
「~になりたい」
「~ができるかな」
「~しなければならない」
「~にはならない」
希望や否定、強制の言葉は、現在と未来の自分像とのギャップを鮮明にし、できなかった時に自分自身を追い詰めていきます。
前に進む為の言葉の力が、逆にあなたを傷つけるナイフになっては意味がありませんよね。
2.感情やリアリティが伴わない
アファメーションは、宣言している本人が「必ずそうなる!」という強い意志が必要です。「~になる!」と言いながらも、その未来を否定する想像をしていては、ただの宣言に終わってしまいます。
よくあるのが、「私は~なる」と言いながら、頭の中では「言った通りになれば簡単だけど、実際には難しそうだな」という思いやイメージがあると、アファメーションは失敗です。
3.反射的に否定してしまう
逆効果を発揮するのは、否定してしまうことです。未来を鮮明に思い浮かべ、「~になる!」と宣言した後に、無理だろうとほんの僅かでも思ってはいけません。その否定は未来の自分を否定することに繋がるからです。
言葉による力は、同じく言葉による力で打ち消されてしまいます。特に否定的な言葉はすんなりと心の内側まで浸透しやすく、また洗脳されやすいので注意しましょう。
成功するアファメーション
よくある失敗例を3つ解説しました。その注意点に気を付けながら、成功するアファメーションの3つのポイントを押さえていきましょう。
必ずできる。そう信じて言葉に出すだけで変われる自分を、体感してください。
1.「私は」で始まる文章で考える
誰が行うか、行ったかという主語を取り入れることで、よりリアリティのあるアファメーションができます。未来は自分の手で創るという事を意識する為に、必ず「私は」で始まる文章を作りましょう。
2.肯定する単語で言い切る
失敗例にあったように希望や否定、強制を意味する言葉で言い切ってはいけません。
良い例は、「私は歌で世界を魅了する!」というような肯定した文章です。
アファメーションは、恥ずかしげもなく言い切ることで効果を発揮します。遠慮なんてせず、言葉にしていってください。
3.リアリティを付属する
リアリティと言っても、現実的に成功できるものだけを考えるというわけではありません。あなただけのリアリティです。
自分は必ず、こうする!という強い意志の元に生まれたあなただけの未来を明確に脳に焼き付けます。その力が強いほど、アファメーションは威力を発揮します。
成功した自分の姿をリアルに思い浮かべてください。どんな服装で、どんな場所に、誰に囲まれ、誰と共にいますか?
成功した未来の姿を、昨日のことのように鮮明に思い浮かべることが大切です。
アファメーションには向き不向きがある
アファメーションは言葉から現実をつくっていくという簡単な手法なので、誰にでも向いていると思われそうですが、その言葉の力に押し潰されてしまう人もいます。
よく、ポジティブな思考になる為には、どんな時でもポジティブな言葉を口にした方がいいという考え方がありますよね。ある側面では確かにその通りなんですが、深く傷ついている人などが無理してポジティブな言葉を選び、自分の中のネガティブさを押し潰していると、その押し潰したネガティブが爆発したり、ポジティブな言葉で自分自身を傷つけたりしてしまう場合もあります。
無理に自分に合わない方法で、自分を変えようとしないでください。
自分によって付けられる傷が、何よりも一番苦しみをもたらします。
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