成功する性格はポジティブでもネガティブでもない。成功者の性格とは?

よく性格は2タイプに分けられますよね。ポジティブとネガティブに。
人付き合いが上手く、いつでも輪の中心にいて、人生で成功を手にしているのがポジティブな性格の人。人付き合いが苦手で、友達が少なく、何事にも消極的なのがネガティブな性格の人。という風に見られがちですが、実はネガティブな性格の人ほど成功しやすいという話を知っていますか?

目次

 

ネガティブな性格の成功者

青空と飛行機雲の写真

よくポジティブな性格は人間関係が良好で、成功者に多いと噂されていましたが、実はネガティブな人でも成功している人はたくさんいます。
全国にある100円ショップのダイソーの創業者である矢野博丈さんは、まさにネガティブ思考な人でした。自分の能力は信じない。会社は潰れるかもしれない。そんなことばかりを考えている人だったそうです。けれど、ネガティブな性格をしているというのに、ダイソーは今や知らない人がいないほどの大成功を収め、たくさんの人が集まっていますよね。

このようにネガティブ、ポジティブというのは、その人の性格のひとつというだけであって、物事の成功と失敗、人間関係の良し悪しを決める要因にはならないということが証明されています。
心の底からネガティブな人でも、その性格のメリットとデメリットを利用して行動していけば、会社を興して成功させることもできるし、人との深い繋がりを築くこともできます。

 

性格に勝ち負けは無い

白黒背景のコインの写真

私達は、小さな頃から競争社会の中で育ってきたことを覚えているでしょうか?
クラスの中で一番の成績、クラスの中で一番足が速い、学年で誰よりも友達が多いなど、大人が『良い』と判断した理想の子供像に当てはめて評価され続けてきました。

けれど、大人から見た理想の子供像は、決して子供本人にとって喜ばしいものとは限りません。
誰よりも優れているという評価は嬉しいものです。しかし、その為に周りの子供は低い評価を受けなければなりません。誰かの犠牲の上に成り立っている高評価だということを、本人は無意識に感じています。
「成績はクラスで一番でも、他のことでは低評価になってしまうかもしれない。そしたら親はガッカリするし、みんなからバカにされる。そんなの嫌だ」と、こんな恐怖が植え付けられてしまいます。

性格に勝ち負けがあると認識してしまうと、一度手にした高評価を手放さない為に、人の足を引っ張るような行為をはじめてしまう場合もあります。

本来、性格は個性があって当たり前のものです。そこに良し悪しや勝ち負けなんていう概念は、必要のないものなんです。良し悪しがあるとするなら、本人にとって活用できるかできないか、それだけのこと。活用できないとしても、それを悪だと判断する必要さえもないんです。ただそういう性格を持っているというだけなんです。

性格の違いで人生は決まりません。よく「人生というゲームの最初に配られた手札が悪いから、何をしても上手くいくわけがない」という人がいますが、それはその手札の活用方法を探していないだけです。
どんな手札でも活用方法を知っていれば、誰でも目標を達成し、成功を納めることは可能です。

では、本題に戻り、どうやってネガティブな性格で成功するのかをご紹介します。気を付ける点は、たったの2つです。この2つに気を付ければ、ネガティブな性格を上手く活用し、人生を切り拓けるかもしれません。

 

1.ネガティブを利用する

ネガティブな性格は、人にも好かれないし、誰からも受け入れてもらえないと、昔からよく言われていましたが、そんな事はありません。ネガティブな性格な人ほど、危機を見つけるのが上手です。何かしらの事業を立ち上げたのなら、危機に陥る前にそれを察知する能力は高い方が有利だと思いませんか?
ネガティブな性格は、ただの性格です。それを利用できると思えば、たとえネガティブだったとしても何の問題にも感じません。

最悪な事態をよく想像するなら、最悪の事態になる方向性や条件を見定め、そうならないように舵取りをしていきましょう。失敗するかもしれないと不安になるなら、どうしたらその失敗を回避できるのかを考えましょう。
危機を想像できるなら、そこへ至る道も想像できています。けれど、不安に押し流されると、その道が見えづらくなります。気持ちを落ち着け、行動する為の思考を巡らせましょう。
(気持ちを落ち着ける為の参考記事はこちら【「逃げ出したい」その気持ちから離れられない原因】)

ネガティブな性格でも成功を納めている人達は、ネガティブな性格を利用して、あらゆる危機に対処する方法を考え、ひとつずつ行動して積み重ねています。その積み重ねが、誰が見てもわかる大きな成功へと繋がったんです。

 

2.継続と見切りは違う

よく「諦めなければ必ず成功する」といった成功者の名言を聞くと思いますが、これは決して『ひとつの方法にこだわらない』という柔軟性があってのことです。

例えば、運動が本当に苦手で、素早く動く・何時間も運動するといったことが辛いとしか思えない人が、自転車に乗ってウーバーイーツの配達員をやって成功するかといえば、難しいと思います。
この人の本来の目的が、ウーバーイーツの配達員で成功することではなく、何かしらの事業で成功したいのなら、ウーバーイーツの配達員というやり方に執着してはいけません。

継続すべき事は、『事業を成功させる為の行動』であって、『自分に合わない・成功の芽にならない行動』を続けることではありません。この線引きができていないと、「周りがやっているから」という理由から、自分には合わない方法を続け、時間を消費してしまうだけに終わってしまいます。

目的地へ辿り着く為の努力は必ず必要ですが、その為の道や方法はたくさんあります。方法に執着してしまっては、目的地に辿り着けなくなることもあるので気を付けてくださいね。

 

自分のままで人生を歩む

森の中のツツジの写真

人生百年時代と言われるようになり、先々への不安がとても大きくなってきましたね。ネガティブな性格をしていると、その不安もより大きく感じてしまうと思います。
実は私もネガティブです。色々と悪い想像ばかりするし、できるかどうかを不安に思います。

けれど、自分は自分以外にはなれません。
他の誰かの人生を羨むことがあってもいいです。それが羨ましいということは、目指したい目標を見つけたんですから。目標が見つかったなら、迷子だった人生に目的地をつくり出せたということ。あとは、目的地へどう向かうか、どう進むかを考えていけばいい。

あなたの人生を、そのままのあなたで歩んでいけますように。

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