夫婦仲は会話の時間にも表れます。
あなたの家庭では、夫婦で会話をする時間はどれくらいありますか?一方的に話しているだけではなく、お互いに話している時間ですよ?
目次
会話が減ると離婚に向かっていく
年中一緒。いつでも一緒。家に帰れば必ず顔を合わせていれば、だんだんと遠慮がなくなっていくこともありますね。あなたの家庭では、夫婦間でどれくらいの時間会話していますか?会話が少なくなっていくと、離婚を考え出すようになってくるんです。
どうして離婚を考えるようになってしまうかというと、相手の考えていることがわからなくなってしまう恐怖を感じたり、家庭というコミュニティで必要とされていないと感じてしまったり、運命共同体である夫婦なのに孤独感を感じてしまったりすることで、「こんな状態が続くくらいなら…」と考えるようになっていきます。
ケンカなんて一度もせず、ずっと仲良し夫婦という人達を、私は今までに一度も見たことがありません。どんなに温厚な人でも夫婦ケンカは一度はするし、言い合いになることだってあります。
それでも離婚しないのは、その度にお互いが納得する結論を出す為に話し合えるからです。会話が少ない夫婦には、まずこの話し合いという段階が持てないことが多いですよね。
会話が少なくなる理由は?
付き合いたての頃や、結婚当初はよく話していたのに、だんだんと会話している時間が減っていくことは、よくあることです。そうなった時に会話をする努力があるかないかで、夫婦仲は大きく変わっていきます。
では、そもそもどうして会話が少なくなっていくのでしょうか?
それは、話をしても相手に否定されたり、遠慮のない言葉をぶつけられたりした経験が、夫婦の会話を減らしていく理由のひとつにあります。
いつも一緒にいることで、遠慮していた部分は徐々に減っていくものです。その中で、会話をするという行為自体を面倒に思う時期があります。仕事で忙しい時期、肉体的に疲れている時など。そんな時に、夫婦で会話をしようという気は起きないですよね。
けれど、相手にそれを伝えていないことの方が多いんです。
相手にとっては大切な夫婦の時間です。ゆっくり会話をしたいし、あなたの気持ちを聞きたいと思っています。そんな相手に対して、ちゃんと理由を説明せずに会話拒否の姿勢を示してしまうと、相手は会話をすること自体を遠慮してしまいます。
あなたは、自分の状態を相手に伝えていますか?会話をする時間をちゃんととっていますか?
夫婦の会話を持つ為に
ひどく疲れている時に、ちゃんと向き合って会話をしようとするのは確かに大変辛いですよね。けれど、そっけない態度でやり過ごす方が、相手にとっても自分にとっても、もっと辛い未来を引き寄せてしまいます。
会話はコミュニケーションのひとつです。他愛のない会話でも、それを楽しむ時間を共有することで夫婦仲は深まり、愛情を確認することができます。
ただし、自分に無理をしてまでは会話する必要はありません。
非常に疲れているなら、疲れをとることを優先させたいと、ちゃんと相手に伝えていいんです。相手だって、緊急でなければ別の日に話したって構いません。それよりも、疲れているあなたを労わりたいとさえ思ってくれます。
夫婦のすれ違いは、自分の気持ちや状況を伝えなかったことで起こります。
一度、拒否の姿勢を示してしまうと、時間が経つほどに相手から会話を振られることがなくなっていきます。それに甘えてしまえば、だんだんと夫婦仲は冷めていき、気が付いた時には回復不能な状態にまでなっている場合もあるでしょう。
夫婦の会話をちゃんと持つ為には、自分の気持ちや状況を相手に伝え、いつ会話するかを調整していくことから始まります。仕事でも、予定が合わなければ調整しますよね。それと同じです。
夫婦の時間と一人の時間を大切に
夫婦の時間も大切ですが、それと同じだけ一人の時間も大切です。話のネタを探す為というわけではありませんが、いつも一緒の夫婦だと、同じものを見ているので、会話のネタに困ることもあります。沈黙が気にならないという夫婦もいますが、話すことが無いというのも寂しいものです。
一人の時間を大切にすることで、相手の存在の重さを再確認出来たり、話したい出来事を見つけたりもします。
いつも一緒という仲良し夫婦も素敵ですが、たまには一人の時間をつくり、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか?新しい自分を発見できたり、夫婦の良さを発見できたりするかもしれません。
SNSやってます!
ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!