失敗すると、人生はそこで終了し、何もかもを失ってしまうと思っていませんか？それはただの思い込みです。『失敗』の認識を変えて、踏み出す勇気を手に入れましょう。
目次
- 失敗は結果の一つ。恐れる理由は別にある
- １．成功で得られるもの・失敗で失うものを比べる
- ２．行動には最善を尽くす
- ３．誰だって失敗していることを思い出す
- 失敗しない人生なんてない！失敗の数だけ挑戦してきた証！
失敗は結果の一つ。恐れる理由は別にある
誰だって失敗は怖いものですよね。けれど、成功している多くの人はそんな怖い失敗をいくつも経験して、その先にある成功を手に入れています。
誰にだって怖い失敗、どうしてその恐怖を乗り越えられるのだと思いますか？
それには、人が失敗そのものを恐れているのではなく、失敗することで失ってしまうものがあると思っているから、挑戦を諦めてしまいたくなるほどの恐怖を感じるのです。
もし、何かに挑戦して、その時に失敗という結果となりました。
そこであなたは何を失うか、想像してみてください。
もしかして、『これまでの自分のやってきたことや、積み重ねてきた全てを失う』と思いませんでしたか？
それは、これまで失敗してきた時に周りから責められたり、プライドを傷つけられたり、失敗する行為がとても悪いことだと教え込まれてきたからです。
実は、小さな子供だった頃を含めて、これまでに挑戦してきた環境によって、失敗を恐怖と捉えるかまたは経験の一つと捉えるかに分かれます。
失敗するたびに怒られて、挑戦しようとすると遮られてきた人は、挑戦＝成功でないと踏み出せなくなります。
一方、失敗しても危険な行為がある時だけ叱られて、何がいけなかったのかを一緒に考えてくれる人がいた人は、失敗をそれほど恐れません。
なぜなら、失敗は『経験の一つ』だと認識しているからです。
人との関係でも仕事でも、それら以外のすべてにおいて、最初から成功できる人はほとんどいません。稀にうまくいくケースもありますが、本当に稀です。
失敗は、よくあることなのです。それに恐怖して挑戦自体を諦めてしまう方が、人生で大きな損失を作り出してしまいます。
自分の意見を伝えること、やりたいと思ったことをやってみること。それは挑戦ではありませんか？もしそれの挑戦がなくなってしまったら、人生から輝きが失われてひどく退屈になってしまうのではないでしょうか？
失敗の恐怖を乗り越えるのは難しいです。だからまず、失敗の認識を改め、失敗を恐れない心構えを実践してみませんか？
１．成功で得られるもの・失敗で失うものを比べる
失敗すると全てを失う。そう思うから、踏み出せなくなってしまいますよね。
そこで、失敗によって何を失う可能性があるのか、成功によって何を得られる可能性があるのかを見える形で比較していましょう。
比較する際は、頭の中で考えているだけではいけません。言語化して視覚化して、はっきりと認識するとより正確に比較できます。
成功と失敗の比較をする際は、紙に書き出しましょう。
成功によって何が得られそうですか？
失敗によって何が失う可能性がありますか？
恐怖は、形が明らかになっていないものに対して増大します。失敗を恐れていると、自分が失敗したせいで天変地異が起きたらどうしようというような恐怖を感じることもあります。
だから、言葉にしてみてください。
失敗したら、あなたの命は失われるのでしょうか？
失敗したら、あなたのこれまでの経験はゼロに戻されるのでしょうか？
失敗したら、周りからの信頼を失うのでしょうか？
言葉にして書き出してみると、恐れていたことがほとんど起きる可能性がない、または低いことが明らかになります。ただ恐怖していただけなのです。それを自覚しましょう。
２．行動には最善を尽くす
手を抜いてしまえば、それに対して後ろめたい気持ちを持ちませんか？
もしそれが、人生をかけた目標に対する挑戦だったら、最善を尽くしていない状況では失敗してしまうことへの恐怖で胸がいっぱいになってしまうでしょう。
失敗を恐れないためには、最善を尽くしたと自分が言える状況まで頑張ることです。もちろん、自分が出来る範囲を超えてではありません。今の自分に出来る最善を尽くせば、あとは何もすることがないと納得するからです。
たとえ失敗の結果が出ても、今の自分に出来る最善の行動の結果だと納得していれば、自分がこれまでに積み重ねてきた何もかもを失うような恐怖は湧きません。逆に、その失敗を糧に次への行動を考えられるほど、踏み出す勇気を持てるでしょう。
最善を尽くしたか否か、結果ではなく自分自身に力を与えてくれます。
３．誰だって失敗していることを思い出す
そもそも、誰だって失敗を積み重ねて失敗したケースから、成功への道を手探りして選んでいるだけです。
歴史に名を残す偉人や現代の成功者など、一つの失敗もなくその成功を得られたわけではありません。成功の影に隠れているだけで、数えきれないほどの失敗を繰り返して、今やっと周りに見える形の成功を納めただけなのです。
誰だって失敗する。それは子供も大人も同じです。
子供の頃を思い出してください。自転車に最初から乗れましたか？初めてプールに入った日から泳げていましたか？
誰だって最初からうまく出来ません。体の動かし方も理屈もよくわかっていないのですから。
それを失敗しながら、少しずつ学んでいくのです。体で学び、知識で学び、それを実践してその結果から自分が望みをどうやって実現させられるか試行錯誤しています。
それが普通ですよね。
誰だって失敗していることに、どうして大人になった今は恐れているのでしょうか？
恐れることなんてないくらい、失敗することは当たり前のことですよね。
失敗しない人生なんてない！失敗の数だけ挑戦してきた証！
歳を重ねて、死が間近に迫ってきた人の多くが言います。「あの時〜をやっておけば良かった」と。
挑戦しない後悔は、挑戦して失敗した後悔よりも深いのです。
今が人生で一番若い時間です。
この時間を精一杯使って、後悔のない生き方をしませんか？
人生は、たった一度きりなのですから。
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