視野が狭まっていると、歩きにくくありませんか?
物理的な視野もそうなら、心理的な視野も同様です。
視野を広げて、人生をもっと楽しみましょう。
目次
自分の視野が狭いとどうなる?
視野とは、自分を起点にした時に見える範囲のことを指す言葉です。物理的な意味もありますが、心理的な意味も持っています。心理的な意味では、自分から見える物事の一面を表します。
人は誰しも、自分の視点から物事を判断しています。物事が持つ意味や善悪、正誤などをよく考えているでしょう。この視野が狭いと、問題解決力が低くなったり、偏見や先入観に囚われやすくなったりして、人とのコミュニケーションがうまく取れないことが多くなります。
また、自分自身の行動にも無意識に制限をかけているようなものなので、自分の視野に執着しすぎると、挑戦や成長すること自体を恐れるようにもなります。
この状態では、生きているうちに出会う様々な出来事が、困難なハードルに見えて仕方がありません。
視野の広さは、これまでの経験から培われます。親からの教えや周りにいる友達の影響、影響を受けたたくさんの人たちの言動や成功・失敗体験から学び、自分に取り込んでいくのです。
成長するに従って、「自分以外の視点もある」と気付き、多角的に物事を見られるようになります。
しかし、この『成長』とは肉体的な成長のことではありません。自分から「新たな視点で物事を考えてみよう」と行動を起こし、多角的な視点で物事を考える練習を積まないと、自分の視点からでしか物事を判断できないままなのです。
もしかしたら、生き辛さや不自由さ、人との衝突が多いなどの悩みを抱えていたら、視野の狭さが原因となっている可能性が考えられるでしょう。
この記事に出会ったのをキッカケに、自分の視野を広げてみませんか?
生き辛さや悩みを解消して、自分の可能性をもっともっと広げてみたら、今より生きるのが楽しくなるかもしれませんよ。
1.いつもと違うコミュニティに参加する
視野を広げるには、自分のコンフォートゾーンを飛び出すのが最も効果的です。
コンフォートゾーンとは、自分の中で心地よい・安心できると感じられる範囲のことを意味します。例えば、気を休めることのできる自宅や家族、交友関係などはコンフォートゾーンです。
そこで、いつもと違うコミュニティに参加してみましょう。
新しいコミュニティでは、いつもと違う考え方や価値観を持つ人たちが多くなるはずです。会話をしているだけでも、自分にはない視点で物事を見ていることがわかります。
相手の思考パターンや視点を理解するために、物事をどういう風に見ているのか、どんなことを大事にしているのか、判断基準など色々と質問してみると良いですよ。
2.海外を旅行する
視野の広さは、これまで育ってきた環境に左右されやすいので、全く別の文化を持つ国に行くのも、視野を広げる良い方法です。
日本は島国で、他の文化との融合がほとんど起きていません。そのため「言わずとも察する」独特の文化などが花開きました。海外から来た人には、日本人の気質が不思議でならないようですね。
逆に、日本人が海外に行くと同じショックを受けます。「なんでこんな?」と思うような出来事の連続は、これまでの価値観を揺さぶられるかもしれませんね。そのショックが、視野を広げるのに良い刺激となるのです。
可能性を広げると人生は楽しい!
人はまず、目に見える情報を処理します。しかし、同じ光景を見ていても、同じ感想を抱くことはありません。自分の視点からだけでは、物事の一面しか見えないからです。
視野を広げると「こんな風に見えるのか?」と驚きがあるでしょう。
その驚きは、自分の可能性をあらゆる方向に広げてくれるはずです。
視野を広げて、人生をもっと楽しんでみませんか?
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