良好な対人関係を築くためのたくさんのコツや注意点、全てを意識して人と接するのは難しいですよね。
もし、たった3つだけ意識すれば良いとなったら、試してみたいと思いませんか?
目次
対人関係で重要な3つのポイントとは?
良好な関係を築くには、様々なことに気を配らなければなりませんよね。相手の立場に立って考えたり、物事を様々な面から捉えて考えたり、その全てを完璧に行うのは非常に困難です。
疲れている時や苦手な相手に対してなど、どうしても理想通りに関係を築こうとするのは無理があります。
けれど、対人関係で問題が起きると大問題です。平穏な生活が脅かされて、毎日顔を合わせる相手だとしたら、朝から憂鬱な気分になってしまうでしょう。
と、こんな風に対人関係を難しく考えていませんか?
対人関係を良くする方法はたくさんありますが、全部を行うのは確かに無謀でしょう。肝心の自分自身が疲れ果ててしまいますから。
けれど、対人関係を良好にするために意識するポイントが三つだけなら、出来そうだと思いませんか?
1.されて嫌なことをしない
人に個性があるように、人によって快不快の判断基準は異なります。特に「良い」と感じることは、その人の生まれ育った環境や価値観などが影響し、千差万別とも言えるでしょう。
しかし、「嫌い」と感じることは大体似ています。
意識するのは、『相手の嫌い』です。
相手を知らなければ、何に喜んでもらえるかわかりませんよね。そこで、まずは『自分がされたら嫌なこと』を、相手にしないように意識しましょう。
人はネガティブな情報ほど、記憶の定着が早いです。次に同じような場面に遭遇したらいち早く逃げるために、いつまでも覚えています。
相手の嫌がることをそうだと知った上で行うと、相手からの信頼を失ってしまいます。
喜ばせようとするよりも、まずは信頼の土台を築くために『相手の嫌い』を避けるように意識しましょう。
2.相手の価値観を尊重する
何かしらの類似点があるから、人は「この人と仲良くなれそうだ」と思うものですが、そうした相手であっても相違点はあるものです。
特に物事の判断基準である価値観は、似ている部分があっても違っている部分はそれ以上にあります。
「この人は自分と同じだ!」と喜ぶと、相違点を見つけた時に受け入れられなくなるケースがあります。相違点が受け入れられないと、最悪の場合は相手の価値観を無理に変えさせようとして、強硬手段に出てしまうことです。
相手の価値観に自分が染まらなければならないわけではありません。
相手には相手の、自分には自分の価値観があるのだと理解し、違う点があっても良いのだと受け入れましょう。
尊重とは、相手の存在や意見をそのまま認めることです。
3.相手の存在に感謝する
新しく手に入ったものや長年望んでいたものが手に入ると、その瞬間は大きな喜びに満たされますね。大事にしようと思うのは手に入ってしばらくの間だけ、ということは多いのではありませんか?
いつも仲良くしてくれる。ずっと一緒にいてくれる。そんな相手を『空気』のように感じていないでしょうか?
声をかければ応えてくれるし、誘えばいつでも来てくれる。本来は大切な相手のことを都合が良い人間のように軽く扱ってしまえば、信頼の土台は簡単に崩れていきます。
いつまで経っても一緒にいてくれる、仲良くしてくれる相手は、自分にとってどれだけ大きな存在かを思い返してみてください。
「もし、今いなくなってしまったら?」そう考えると、より相手の存在に感謝したい思いが溢れてきますよ。
いつも一緒は、いつまでも一緒なのではありません。自分と相手が同じように思い合っているからこそ、一緒にいられるのです。
人との関係は些細なことで決まる
対人関係を築くには様々な注意点やコツがありますが、良好な対人関係を築くためのポイントを絞り込むと、この三つが重要です。
いつも一緒にいてくれる人との出会いを振り返ってみてください。
そこからどれだけの長い時間を共有してきたでしょうか。どれだけの経験を一緒に体験してきたでしょうか。
そして、今も一緒にいてくれる相手の存在が、どれだけ自分にとって大きな存在かを改めて認識し直してみましょう。
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