つい、自分の言いたいことを飲み込んでしまったのに、何でもない風を装ってしまうことありますか?
言いたいことを我慢ばかりしていると、どんどん周りに流されていってしまいます。
「私は、こうしたい」と、言えるように変わってみませんか?
目次
言いたいことが言えない理由
ちょっとした好みや自分がどう考えているかという意見、そういったことの多くを胸の内にしまい込んで、言葉にできなくなっていませんか?
言いたいことが言えない人は、過去に自分の意見を言って拒否されてしまった経験から言いづらくなってしまったり、周りの人との衝突を避けたいと強く思っていることで言えなくなったりしています。
あえて言わないでいることで、余計に傷つくことや衝突が起きることを回避しようとしているのです。
けれど、言いたいことは本当はあるのに、それを言わないでいる状態はストレスを感じてしまいますよね。
本当はちゃんと気持ちや意見を伝えて、自分がどうしたいのかと周りに言いたいと思う気持ちはあるのに、どうしても言葉がうまく出てこないということもあるでしょう。
言いたいけれど、今更なんて言えばいいのかわからないと思っている人は、次の三つを試してみてください。
自分の気持ちを、意見を、言いたいことを言えるように変えていきましょう。
1.受け入れてもらえないこともある
言いたいことが言えるようになれば、なんでも思い通りになることばかりではありませんよね。受け入れてもらえない時もあることを、最初から覚悟しておきましょう。
その場の空気を深読みして、「どうせ言っても、意見は通らない」と思って、言いたいことを飲み込んでしまったことはありませんか?
大切なことは、意見を通すことではなく、意思表示をすることではないでしょうか。
自分の意見が通らなそうだと予測した場合、言っても言わなくても同じなら、言わないでいいとしてしまってはいけません。それが癖になっていけば、言いたくても言葉が出てこなくなってしまったり、周りから意見を求められもしなくなってしまいます。
意見が通ろうと通らなかろうと関係はありません。まずは、自分の気持ちや意見を表現することを大切にしてください。
その為に、意見が必ずしも受け入れてもらえるわけではないことを覚悟しておきましょう。
2.気持ちを書き出す
その場で反射的に言いたいことが言えるようになることが、最終的な目標ですが、そこまで一気に辿り着けない場合もありますね。
そんな時は、まずは自分の気持ちを書き出して、整理してみてください。
咄嗟に言葉にできなくても、後になってから紙に書き出して、自分が何を感じて、なんて言おうとしていたのかを整理すると、次に同じ状況がやってきた時には、前よりも言葉がうまく出やすくなります。
つまり、同じことがあった時の為にシミュレーションしておくということです。
自分の中にある気持ちや意見を言葉として整理しておくと、なんて言えばいいのかと迷うことが少なくなります。言葉を選ぶストレスが減れば、うまく言えるようになっていきます。
3.声に出してみる
言いたいことを言えるようになる為に。最後は、言う練習をすることです。
整理した気持ちを、自分の声で言葉として表現してみてください。
紙に書き出したまではいいものの、結局その場になると口が固く閉ざされてしまう緊張状態となってしまう人は多いです。
そこで、声に出すことも練習してみてください。
心や頭の中で思っていても、実際に体を動かしてみるのとでは感じ方は違いますよね。思っていたよりも厳しい言葉のように感じたり、回りくどい言い方になってしまっていたりと、声に出してみることで相手からどう聞こえるかを確認することもできます。
何よりも、体に対しても癖をつけることができ、反射的に言えるようになっていけるでしょう。
言える方が気持ちが良い
言いたい事を飲み込んでしまっていると、気持ちはどんどん心の中に積み重なって、何も言えないダメな自分を強く意識してしまうようになっていきます。
自分自身をダメだなんて意識してしまうのは、よくありませんよね。
初めの内こそ、気持ちや意見を言うことに慣れず、言い方や相手の顔色などを気にしてしまうこともあるでしょう。
けれど、何度も続けていけば、いつか自然と言葉で表現する習慣が身につけられていきます。
今、出来ないことは、練習することで、いつか出来ることに変えていけるのです。
最初は言いづらさのあまりに、間が空きすぎでしまうかもしれません。何と言えばいいのかわからなくなってしまうかもしれません。
それでも、気持ちを整理し、声に出すことを練習してみてください。
意見を通す為に言うのではなく、自分を表現する為に言ってみてください。
気持ちは、自分から外に出すことで発散されていくことを体感してください。
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