人の欲求には段階があると知っていますか？
下の段階が満たされると、その次にくる段階の欲求を欲するようになります。あなたは今、どの段階の欲求を満たそうとしているのでしょうか？
目次
基本的な欲求段階
人の欲求は、生きていく為の安全と安心が必ず最初にあります。それなしに、上の段階の欲求が現れることはほぼありません。
心理学でいう欲求の段階は5つとされています。
生きる本能の欲求『生理的欲求』
安心できる居場所を求める『安全欲求』
人との繋がりを感じ、所属する欲求『所属と愛情の欲求』
認められたい、受け入れられたいという『承認の欲求』
自らを高めたいと願う『自己成長の欲求』
本能に近い生理的欲求から、人に認められ受け入れられたいという承認の欲求までは基本的欲求とよび、動物にも表れる欲求です。
この中で、唯一人だけが感じる欲求が5つ目の欲求である『自己成長の欲求』です。
満たしたい欲求は？
私達は、生きていく上で安心と安全が守られ、心許せる人達との繋がりと愛情を感じられたら、その中で自分の存在意義を問います。「自分はここに居ていい」「居る意味が、必要性がある」と思うための確固たる証拠として、周囲からの承認を求めます。
それらが満たされて初めて、自分自身を成長させよう、より高い次元を知ろうと自己の成長を促すようになります。
さて、あなたは今はどの段階にいると思いますか？
より安全で安心できる居場所を探す為に、自分を成長させなくてはならないと思う人もいます。純粋に愛情を向けてくれる人を探す為に、認められる自分になりたいと思う人もいます。
今、満たされていない段階の欲求があるなら、まずはそれを満たしてから次へ行っても遅くはありません。あなたの満たされていない欲求を無視していると、空っぽになっている心があることに気が付かず、無理をしすぎてしまうかもしれません。
満たされている段階を知る
5つの段階分けにされている欲求の内、今の自分はどの段階まで満たされていると感じているかを知りましょう。そうすることで、自分が何を欲しいと願っているか、本当の欲求を明確にすることができます。
欲求の段階は5つ。ピラミッドをイメージしてみると、わかりやすくなります。
今、あなたは何が欲しいと感じますか？何に満たされていないと感じますか？
自分の心を偽らず、素直な気持ちで向き合ってみてください。
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