寝る前の習慣はありますか？
もしかしたら、その習慣の中に心のケアには適さない習慣があるかもしれません。
あなたの寝る前の習慣を、見直してみませんか？
目次
夜になるとネガティブ感情が増える？
夜になると、途端にネガティブな感情が湧き起こること、ありませんか？
セロトニンの減少によりネガティブな感情が起こりやすかったり、ホルモンバランスの乱れがあったり、環境による要因や病気など、人によって様々な理由が考えられますが、一般的に夜は誰にとっても、心が沈み込みやすい時間帯です。
数ある原因のどれが自分に当てはまるのかを知ることも大切ですが、原因を探すことに時間ばかりが奪われてしまっては困りますよね。
原因を探すことよりも、少しでも居心地のいい夜を過ごせるように、した方が良い事、しない方がいい事を試してみませんか？
あなたの日常が、少しでも楽になれますように。
１．嫌なことを書き出す
ネガティブな感情や思い出は、できる限り頭に思い浮かべない方がいいというメンタルケアもありますが、生まれた感情を否定することの方が、心にとってはストレスです。
何度も思い返してイライラしてしまう出来事がある日は、思い切ってそのイライラな出来事を紙に書き出してみてください。
何が嫌だったのか、どんな気持ちを抱いたのか。あなたが感じたままを紙に書きなぐってください。
書き出していくと、不思議とひと息つく頃には気持ちが落ち着いていませんか？
紙に書くという行為は、ストレス発散のひとつになります。ネガティブな感情を胸の内にしまい込むよりも、吐き出してしまった方がいっそ楽になる場合が多いので、嫌な出来事があった日には、ぜひ試してみてください。
２．ひとり反省会は中止する
家に帰ってから、その日の出来事をひとり反省会してしまっていませんか？HSP気質の人なら、毎日開催しているかもしれませんね。
「あの時、あの返答で相手は嫌な気持ちにならなかったか？」
「あの時、おかしな態度になっていなかったか？」
「嫌われていないだろうか？」
こんなひとり反省会は、終わりがありません。解決する為には、相手の気持ちを聞いてみるしかないからです。
ひとり反省会を夜に行うと、余計にネガティブな感情が増えてしまい、ますます落ち込んでしまいます。行き過ぎてしまえば、自己否定になってしまうことも。
夜はただでさえネガティブに落ち込みやすくなります。終わりのない反省会を始めてしまったら、途中で中止してみてください。考えても終わらないであれば、それ以上考えなくてもいいと思いませんか？
３．寝る前には良い事を思い出す
記憶の定着において、寝る直前の記憶が一番記憶に残りやすいとされています。
あなたは寝る前に、ポジティブな出来事とネガティブな出来事、どちらを思い出していますか？どちらを思い出すかによって、あなたの心がどちらに傾きやすくなるかが決まります。
寝る前の段階、副交感神経が優位になり、人はリラックスした状態になっています。その状態は見聞きしたものを素直に受け取りやすい状態なんです。
つまり、ネガティブな事を思い出してしまうと、「嫌な一日だった」や「自分には価値がない」とか、日中なら跳ね返せるネガティブな感情まで素直に受け取ってしまいます。
逆に、ポジティブな感情も素直に受け取ることができるんです。
寝る前に思い出すことが、心を温めるような良いものであれば、睡眠の質も、明日のメンタルも良い状態にすることができます。
ひとつかふたつ、良かった事を思い出してから目を閉じてみてください。
夜はあなたを休める時間
夜という時間は、朝よりも余裕があるように感じられる為、やり残した仕事を片付けてしまう人も多いですよね。けれど、本当は夜こそ心も体も休めた方がいい時間です。
夜にあれこれと仕事を詰め込めば、その分寝る時間が遅くなります。睡眠は心に強い影響を与えるので、睡眠の質の低下や時間の減少は避けてほしいところ。
また、仕事をすることで脳が緊張状態に入り、落ち着けなくなってしまいます。
そうなると、ひとり反省会や嫌な出来事を何度も思い返しては、イライラしたり、落ち込んだりを繰り返してしまいます。そんな夜の時間では、あなたの心は休まりませんよね。
夜こそリラックスし、心も体も休めてください。好きな香り、音楽などに囲まれて、心をほぐせば、明日の活力になります。明日を元気に生きるには、前夜の過ごし方は重要です。遠足を前にした子供のように、高いテンションのままでは熱を出してしまいかねません。
自分と向き合い、自分を癒す時間をつくりましょう。
それが今夜のあなたを癒し、明日のあなたの心の健康をつくります。
この記事も読まれています
SNSやってます！
ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします！