漠然とした生き辛さや苦しさ、解けない悩みに頭を抱えて生きるのは、ゆっくりと心が締め付けられていくようですよね。
そんな苦しさや辛さを脱して、心穏やかに暮らせる自分に変わってみませんか?
目次
穏やかに暮らすことを目標にしてみよう
今、あなたはどんな暮らし、人生の中にいますか?あなたの周りにあるものを見渡してみてください。近くにないものは、想像してみてください。
その中にいるあなたは、どう感じていますか?幸福ですか?苦しいですか?
生き辛さを感じる理由には、人それぞれあります。
目標がなく、張りがない。
人付き合いが苦手で、険悪な関係になってしまう。
自分の意見を言えずに、周りに流される。
何の才能もなく、楽しいことがひとつも思い浮かばない。など。
生きていることそのものに、苦しさや辛さを強く感じてしまえば、生きる気力は失われていくばかりです。
けれど、そこには高い理想や思い込みが隠れていませんか?
「~じゃなければ幸せじゃない」という思い込みや、「このレベルで成功しなければ全て意味がない」という高い理想が、問題のハードルを上げ、何度も壁にぶつかる原因をつくる一因となっています。
その思い込みや高い理想を持ち続けている限り、強いストレスに晒されやすい環境の中から抜け出すことはできません。
問題を解決して先へ進みたいのに、『出来ない』や『~じゃなければ』という思い込みから、自分で進める道を塞いでいる状態です。
これでは、生き辛さを感じるのも当然です。
難しいことに挑戦するのもいいですよね。自分の力の限界まで攻めてみるのも、人生の楽しみ方のひとつです。
けれど、その結果に「生き辛くて苦しい」としか感じられなくなるようなら、その生き方を変えてみませんか?心穏やかに暮らし、再び気力が充填するまで、ゆっくりと自分を癒してみませんか?
1.自分の生き方を肯定する
心を穏やかな状態に保つには、ストレスに晒されにくい状態になることが大切です。
全ての外部刺激から離れるのは、現実的ではありませんよね。人は、人と一緒にいてもストレスを感じますが、孤独でいてもストレスを感じる生き物です。
だから、自分で自分を守れるようになりましょう。
自分の生き方、意見、意思。あなたの中にある感情を肯定し、誰に何を言われても、少しくらいなら平気という状態に変わっていくのです。
自分で自分を肯定していれば、周りの悪口にもちょっとやそっとではびくともしません。どんな攻撃にも傷つかない人間になるのではなく、ある程度の攻撃にもぐらつかない人間を目指すのです。
自分を肯定し、認め、信じていれば、不思議と心は安定します。
どうやって自信が持てるようになるのかは、こちらの記事を参考にしてみてください。
【あなたの自信の元を見つけよう。あなたの強みの探し方】
【自信が持てない人の5つの理由。自信が持てる4つのサイクル】
【『自信』は待っても得られない。自分でつくり上げるもの】
2.人に敬意を持って接する
穏やかに暮らすには、人との関係は重要です。ギスギスした対人関係に囲まれていては、心穏やかとはいえませんからね。
対人関係は、人生の中でも最大の悩みです。悩みはいくつもあって複雑に絡み合い、簡単に解決できるものばかりではありません。
そんな対人関係において最も大切なことは、人に敬意を持って接することです。
個人的な色眼鏡やおかしな思い込みで、相手を見てはいませんか?
感情をぶつけるように接してはいませんか?
自分の力を見せつけようとしていませんか?
人と接する時の態度には、自分の気持ちが反映しています。相手にとってみれば、自分をどういう風に見ているのか、どういう風に扱おうとしているのか、態度からわかってしまうのです。
悪意を持って接してくる人と、誰だって関係を持ちたくはありたくありません。
思い込みを捨て、相手の話にちゃんと聴く姿勢さえあれば、その気持ちは態度に反映され、相手に伝わります。
「あなたと良い関係を築きたい」と思って接してみましょう。
3.誰かの力になれる喜び
穏やかな暮らしの中には、喜びも必要です。
そこで必要とする喜びは、自分を満たす為の行動ではなく、誰かの力になれる喜びです。
自分を満たすことも大切ですが、自分を満たした時以上に深い喜びと自信をもたらしてくれるのが、誰かの力になれた瞬間にはあります。
途方もなく大きなことでなくても、些細な手助けでいいのです。困っている誰かの力に、助けを必要としている誰かの力になってみてください。
そこで得られた経験、感謝の気持ちが、あなたの心をじんわりと満たし、自分にも何かを成す力があるという自信を育んでくれます。
穏やかに暮らそう
穏やかと聞くと、刺激も何もない平凡な暮らしをイメージするかと思いますが、現実の人生ではそんな穏やかな暮らしの方が夢物語だと思いませんか?
何かといえば問題が持ち上がり、対人関係では解決の目途が立たない問題が複雑化し、やらなければならない事は待ってはくれません。
自分では「何もない平凡な人生」と思っていても、振り返ってみれば波乱万丈ではないでしょうか。
穏やかな暮らしは、理想的な暮らしのひとつです。
心に過度なストレスはかからず、自分を成長させる課題に向き合い、ひとつずつ一歩ずつ成長していく。それ以外の時間は穏やかでゆっくりとした流れに身を置いて、息をついて休むことができる。
情報や刺激に過敏だという人ほど、穏やかな暮らしを目標にしてみてください。
生き急ぐように、物事に押し流されるように生きていると、大切にしたかったものを見失っていきます。
あなたらしく、穏やかに暮らしてみませんか?
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