安定した心の状態を手に入れる7つの思考

不安や不満で心を満たしていませんか?満たされない状態が続けば、不幸を感じずにはいられませんよね。
そんな不安定な心を、安定した状態にする為の七つの思考を試してみませんか?

目次

 

心を安定させる7つの思考

紫陽花の写真

穏やかな人生を、楽に生きる時間を増やしていく為には、安定した状態の心を手に入れることが重要です。心が常に何かに追われ、焦りや不安を感じれば、途端に生き辛さを感じてしまうでしょう。それは、悩みを増やしてしまうということにもつながります。

そんな状態から、抜け出してみませんか?

幸せも不幸も、半々だと言われています。けれど、実際には「自分ばかり損をしている」や「自分だけが不幸なんだ」と感じている人は多いのではないでしょうか。
幸せな人と不幸な人の大きな違いは、物事の捉え方にあります。

自分を不幸だと思っている人は、物事の悪い面を最初に捉え、そして悪い面しかないと思い込んでいます。それによって、自分の不遇を嘆いているのです。
悩むことで悩み事を増やしているのと同じですね。
(悩みを増やす習慣については、こちらの記事をご覧ください。【悩みやすい人は『悩むことを習慣化』させている】)

悩みを減らし、固執する問題を減らせば、心は自然と安定した状態へと向かっていきます。そのための七つの思考を、ぜひ試してみてください。
特別難しい思考ではありません。ほんの少し、今の考え方に変化をつけるだけでいいのです。

まずは、やってみる。そして変化を感じてみてください。

 

1.楽観的に考える

人は、思った通りの人間になります。自分が想像した自分自身、それが未来のあなたになっていくのです。
つまらない、退屈、面白くない、惨めだと悪く考えれば、未来に希望なんて持てませんよね。けれど、そうなる未来に、自分自身が向かっていこうとしていることに、気が付いてください。

どんな物事も、悪く考えればとことん救いがない悲劇に見えてしまいます。
そこで、どんな物事も楽観してみてください。

なんとかなる、ステップアップの機会だ、今まで経験したことがない未体験を楽しめるなど、良い面を捉えていくと、自然と心は前向きになり、落ち込みはしません。たとえ落ち込んでも、すぐに気持ちを切り替えていけるようになるでしょう。

 

2.憎しみや対抗意識に囚われない

人に負けたくないと、自分を奮い立たせる材料とするのはいいかもしれませんが、意識しすぎた対抗意識は、もはや成長と心の平穏の妨げにしかなりません。
なぜなら、それはもう『相手を支配しなければ気が済まない』という気持ちに至ってしまっているからです。

勝ちたいという欲求は厄介なもので、すぐに相手を支配・屈服しようと目的を歪めてしまいます。
相手が自分よりも優位に立っていると知れば、心穏やかではいられませんね。相手をどうやったら引きずり落とせるかと考え始めてしまったら、もう自分が成長しようとする気持ちではなくなっている証拠。

自分が不利になると、相手に憎しみを抱くことも少なくありません。
嫌いな人のことを常に考え続ける状態は、心にとって非常によくないストレスを与えます。

 

3.感謝を期待しない

何かをしてもらったら、感謝を示すのは当たり前ですよね。けれど、その程度は人によって様々だということを理解し、受け入れていない人は多いでしょう。
だから、「~してあげたのに、お礼も言われなかった」とイライラしてしまうのです。

感謝は、相手がする行為で自分から求めるものではありません。感謝されないからといって、怒る必要も本来はないのです。
人に感謝する・しないは相手の問題であって、あなた自身は『人に良い事をした』という充足感を得るだけで十分なはず。

感謝や見返りを期待しての行動は、不満を生み出す種でしかありません。
人の為に良い事をする充足感、それが本当の幸せです。

 

4.悪いことを数えず、良いことを数える

不幸の中にいると、いくつの不幸が自分に集まっているのかと不幸を数えてしまいます。これは不満をより強めてしまうだけの行為です。

足りないものや不幸の数など、星の数ほど存在します。終わりない不幸を数えていては、不幸から抜け出すことはできません。

『足る』を知りましょう。今あるものの存在を知り、「こんなにも自分は満たされている」と幸せに浸ってみてください。
無いものばかりを見つめていても、手に入りはしません。それよりも、今満たされているものがあることを知れば、人生そのものの見え方が変わります。
当たり前と思っている中にこそ、幸せは存在していることを知ってください。

 

5.自分自身のままでいようとする

「あの人みたいになりたい」と、つい願ってしまいますよね。けれど、自分は自分でしかありません。人と同じようになろうとしても、出来るはずがないのです。

それを理解せず、「あの人のようになれなきゃ、幸せにはなれない」と決めつけてしまえば、あなたの幸せはそこで止まってしまいます。それから先は、不幸の中を歩き続ける道となるでしょう。

誰にでも、良いところと悪いところがあります。人の中にこそ、自分にはない良いところを見つけ、羨ましいと思ってしまいますよね。
けれど、あなたも周りの人達からそう思われている部分があるのです。

自分を意識し、そのままの自分を受け入れてみてください。良いところも悪いところもあって、それ全部で自分自身を形作っているのだと、納得してみてください。
人の真似をしようとして、うまく出来ない自分に怒りを向けるのではなく、自分自身のままで成長していけばいいと。

自分を否定する行為は、自分を殺す行為です。
自分を否定せず、そのままの自分自身を愛してください。

 

6.失敗や不運に見舞われたら嘆くよりも学ぶ

成功し続ける人生なんてありえません。多かれ少なかれ、失敗を繰り返して成功へと辿り着くものです。大切なことは、失敗や不運に見舞われた時に、どう捉えるかです。

成功する人は、挑戦に失敗したり、不運に見舞われた時にも心の安定をそこまで崩しません。なぜなら、どんな物事も楽観的に捉え、そこから学んで次に活かそうと考えるからです。

失敗してしまった時に、「もうダメだ」と投げ出したり、不運に見舞われた時に、「自分には運がない」と嘆いたりすれば、何ひとつ達成することはできないでしょう。

「失敗も不運な状況も、過程のひとつでしかない。次に活かせばいい」と考えてみてください。
そこで終わりではなくなりましたね。

 

7.人に関心を向ける

人が一番イライラする状況は、どんな状況だと思いますか?
それは、自分が損をしていると思っている時です。

他の人と同じかそれ以上に満たされないと不満を持ち、得になる情報はひとつも見逃したくないと躍起になっているのは、自分にしか関心がない状態です。
常に自分の利益ばかりを考えて、口に出して行動する人の心は、平穏ではありませんよね。

安定した心になるには、人との適切な関わり合いが必要です。
人に何かをしてあげたいという欲求も、何かをしてあげられる喜びも、自分以外の人がいるからこそ成立します。

本当に自分を満たそうとするなら、自分自身ではなく、周りにいる人達にこそ関心を向けてみてください。本当の利益も喜びも、幸せと呼べるものは、人との関わりの中で生み出されています。

 

自分を変える一歩を

線路沿いの紫陽花の写真

安定した心を手に入れる七つの思考は、難しく感じられたでしょうか?
やり始める前は、どんな小さな挑戦でも高い高い壁を乗り越えるに等しく感じます。けれど、真剣に向き合い、立ち向かおうとすれば、不安と恐怖が壁を大きく見せていただけだとわかるでしょう。

常に不安と戦い続けている人は、心を安定させるなんて出来るはずがないと思い込んでいます。世界は理不尽で、誰も自分に優しくしてくれないと感じています。

けれど、それらは全て自分自身の思い込みであったり、自分がそうなるように行動した結果であったりするのです。つまりは、自分を苦しめているのは自分自身ということですね。

生きることを辛いことにしてしまわないでください。
今を変えることは、誰にだってできること。
その為に、自分自身を変えていきましょう。

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