つい言ってしまう言葉、口癖になっている言葉はありませんか？
そんなつもりはないのに、その口癖によって自分自身の行動を抑制しているかもしれません。
自分自身を行動不能に陥らせてしまう口癖、直してみませんか？
目次
行動不能に陥る口癖
ある口癖は、自分自身への呪いのような効果を持っていることを知っていますか？
それは、自分の行動を抑制し、前向きな思考を停止させてしまうのです。
もしその口癖があったら、楽しい人生とは真逆の道へと突き進んでしまいかねません。心当たりはありますか？
例えば、このような口癖がある人は、自分を行動不能へと陥らせ、前向きな思考を停止させています。
だって
どうせ
でも
けど
これらの言葉は、言い訳を口にする時に最初に出てくる言葉です。つまり言い訳をしようとしている瞬間なのですが、重要なのは言い訳をしようとしている部分ではありません。この言葉を口にしたことそのものです。
どうしてこれらの言葉を使うと、自分自身を行動不能に陥らせてしまうのか、わかりますか？
これらの言葉を使った過去を思い出してみてください。そして、考えてみてください。
だって・どうせ・でも・けどの言葉を使った時の気持ちには、『失敗した時のために予防線を張っておきたい』が隠れていませんか？
何かに挑戦する前に、「どうせダメだろうけど」と言ってやり始めて、そして失敗してしまったら、「やっぱりダメだったね」と、大したダメージを受けずに済みますね。
あらかじめ出来ない未来を想定しておけば、失敗するはずのものだから、失敗しても仕方がないと思えるのです。
その為、何かある度に「でも」や「だって」などの言葉を使って、出来ない言い訳や行動しなくていい理由を付けてしまう癖が生まれてしまいます。
癖が習慣となれば、それがあなた自身になってしまうのです。何もしない、何も出来ない、楽しくもない人生にしているのは、そういう道を選んできた自分自身なのかもしれません。
口癖を言い換えてみよう
口癖ひとつで人生が変わるなんて、と思いますか？
言葉は思考から生まれます。そして、思考から生まれた言葉は行動となり、行動はやがて習慣に。習慣が身につけば性格になり、それはあなたそのものと、運命となっていくのです。
マザーテレサの有名な格言ですね。
たった一言。それだけでも、遠い未来へは大きな影響を与えている一言なのかもしれませんよ。
たった一言でも、その一言を毎日続ければ口癖になるもの。口癖はもはや習慣です。悪い習慣を続けていけば、良い未来は待っていませんよね。
だからこそ、口癖を変えてみませんか？
口癖で未来が変わるなら、良い未来へと変えていけばいいのです。
言葉は言霊。まじないのように毎日自分に暗示をかけていけば、いつかは変われる日がやってくると信じてみませんか？
でも、だって、どうせの口癖を変えましょう。
「でも～だから出来ない」は、「～を出来るようにする。そのためには、何をすればいい？」と。
「どうせ上手くいかない」は、「どうせ失敗する確率が高いなら、全力で取り組んでみよう」と。
自分を行動不能にしていた口癖は、未来に起きるであろう失敗のダメージを最小限に抑える為の予防線でした。
けれど、本心では、行動したいと願っている部分を持っています。行動して、全力でやってみて、少ない成功の可能性を掴みたいと思っている部分もあるのです。
口癖を言い換える時、その本心をすくい取ってあげてください。
あなたの中にある『行動したい気持ち』を選んでみてください。
発端となる気持ちを変えれば、口癖も変えていけます。
未来の可能性を消さないで
日頃の口癖は、未来の自分を暗示していますね。物事をどう捉えているか、それに対してどう反応しようとしているか。口癖で全てがわかります。
口癖なんて、言ってしまえばただの言葉ですが、それも毎日言い続けることで、確実に自分自身に影響を与えています。自分を縛る口癖、使っていませんか？
面白くもない不遇の人生と感じているならば、そんな現在を作ったのは過去のあなたの口癖かもしれません。
けれど、今からそれを変えることはできますね。
口癖を見直してみましょう。
自分の行動を抑制しているとわかったら、その口癖を言い換えてみてください。
変えた言葉が口癖になるほど毎日使っていけば、いつかそれは口癖になり、行動になり、習慣になって、あなたをつくっていきます。
言葉という小さな部分から、人生を変えてみませんか？
小さなエネルギーで本当に小さな部分から、自分自身を変えてみませんか？
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