『自分を変える=苦手克服』ではない。思考を変えて得意を伸ばそう

「成長したい」と思った時、あなたは自分の苦手な部分、得意な部分、どちらに目を向けますか?
苦手を克服することだけが、成長ではありません。

目次

 

成長=苦手克服という思い込み

新芽の写真

『成長』という言葉を聞いて、どんなイメージを持っていますか?
今、出来ないことが出来るようになるのが、成長でしょうか?
今の自分とは全く違う自分になることが、成長でしょうか?

あなたにとって、『自分の成長』はどんな形ですか?

多くの人が『成長』に重ねるイメージは、『苦手の克服』です。つまり、出来ないことが出来るようになることですね。
確かに、出来ないことが出来るようになるのは成長といえるでしょう。
しかし、本当にそれだけが『成長』だと思いますか?

苦手なことというのは、自分ではうまく出来なかったり、全く出来なかったり、人よりも劣っていると思っている部分です。それを克服し、人並みに、もしくは人よりもうまく出来るようになるのが成長と思っていると、人生の中で得られる成長体験は、ほとんど無くなってしまいます。苦手を克服するということは、それほど難しいのです。

無理をして苦手を克服しようとしても、多くの場合は良い結果には繋がりません。それは、無理をしているから。
人は無理をし続けることはできません。嫌いなことはやりたくないし、苦手なことには拒否反応さえ出てしまいます。それと無理やり向き合い続けて、どうにか克服しようと躍起になっても、辛く苦しい時間を長く過ごすことになってしまいますよね。

「自分を変えよう」
「成長しよう」
そう思うと、人は自分の中にある苦手な部分に着目します。人よりも劣っている部分、うまく出来ない部分、そういった凹みを埋めれば、成長できるのだと。

確かに、苦手を克服するのは悪いことではありません。出来なかった部分が出来るようになれば、たくさんの可能性は広がっていきます。
けれど、苦手克服に全力を尽くすよりも、今ある得意な部分を伸ばした方が、はるかに楽しく簡単だと思いませんか?

 

苦手克服よりも得意を伸ばそう

桜にとまるメジロの写真

人は、自分の得意なことをあまり認識できていません。多くの人が「自分には何にも得意なことはない」と感じています。どうしてそう悲観してしまうのかというと、得意な部分が『当たり前に出来てしまう』ことだからです。

例えば、水泳で「息づきが上手いね」と言われても、難なく息づきができた人、津mり元から得意な人にとっては「水面から顔を出せばいいだけでは?」と思ってしまうように、自分の得意な部分は、思っている以上に認識できていない場合が多いのです。

得意な部分は、当たり前にできていて、既に人よりもうまく出来る場合もあるので、それ以上の成長を望む気持ちは湧きづらいですね。
けれど、あえてその得意な部分をさらに伸ばしていったら、今よりももっと凄いことが出来るようになると思いませんか?

全体を、平均よりやや上になるように自分を成長させるのではなく、どこか一点でも突き抜けて得意な部分がある方が、自信にも繋がります。「これは誰にも負けない」という気持ちが、自分を信じる力を後押ししてくれるのです。

 

あなたの得意なことを見つけよう

桜の写真

あなたの得意なことは何でしょうか?
自分で見つけられない人は、身近にいる人に聞いてみてください。あなたが簡単にできること、得意なことを、周りの人はあなた以上に知っています。

得意なことを見つけたら、それを次のステップにレベルアップできないかを考えてみてください。
今よりもできる範囲が広がれば、そこから新しい可能性が見つけ出せるかもしれません。
もっともっと得意を磨けば、人生が楽しくなっていくかもしれません。

人生は楽しく、楽に生きてみませんか?
辛いことにばかり意識を向けず、あなたの可能性を広げる方向へと意識を向けてみてください。
あなたの人生を創造するのは、あなたです。

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