「疲れた。でも休めない」はナゼ?休めない・休まない人の心理

疲れているのに、休めないと感じていませんか?
それは、休めないのでしょうか?『休まない』選択をしているのでしょうか?

あなたの心に隠れている本音を、見てみませんか?

目次

 

疲れているのに休まないのはナゼ?

ノートパソコンを操作する人の写真

疲れたら休んで心身を回復させる。その方がミスが少なく、結果的に効率が良い。と誰もがわかっています。
けれど、それでも休めない・休まないのはどうしてだと思いますか?

人が動く理由は、効率の良さを求めているわけではありません。何らかの目的、目標があって行動を起こしています。
その行動の邪魔になるようであれば、人は簡単に休む選択肢を手放してしまうのです。

あなたの心の奥底に、次の三つのような思考はありませんか?
もしあれば、あなたは『休む=悪』という考えが根付いています。その思考を変える前に、自分がどうしてそう考えてしまうのか、その根本にある気持ちを確認してみましょう。

 

1.周りの人に悪い

休むということが、周りへの迷惑と転換してしまう人は、休むことに罪悪感を得てしまうので、「休みなさい」と命令されても、なかなか休むことができず、こっそりと働き続けてしまっています。

周りへの迷惑にどうしてなると想像してしまうのか。
それは、『人の為に働くことは素晴らしい』という間違ったイメージの定着によって引き起こされています。

人の為に働くことは、間違いなく素晴らしいことですね。人の役に立ち、喜んでもらえるのは、自分自身にとっても喜びになります。
しかし、そこにはある間違いが潜んでいると思い込んでいます。その思い込みとは「人の喜びの為に自分を犠牲にしなさい」です。

確かにひと昔前までは、命の限り頑張る、身を粉にして働くことが美徳として奨励されていました。その名残が今も強く根付いており、休むことが悪いことだと認識してしまうのです。

 

2.『うさぎとカメ』の思い込み

昔話の『うさぎとカメ』を知っていますか?または、『アリとキリギリス』も同じ話で有名ですね。
その昔話は、幼少期からよく言い聞かされていると、無意識に刷り込まれて「休んではいけない」や「休むのは悪い人のすること」というイメージが離れません。
あなたは、『休む』ことにそんなイメージを持っていませんか?

休めない人の中には、休むことが悪いことの象徴として根付いていて、その固定観念を変えるのは簡単ではありません。
昔話の中で、カメが「休憩した」という明記がない為、「休まずに頑張り続けたから良い結果を手に入れた」という風に描かれているように見えます。

そして、その昔話を教えた大人達も「休まないで頑張ったから、うさぎに勝てたんだよ」と教えてきたのであれば、ますます「休むことって悪いことなんだ」と思い込んでしまいますね。

 

3.動いていないと価値がない

自分の価値を決めるのは、自分自身だけ。と言いたいところですが、やはり人との繋がりの中で得られる感覚によってのみ、自分の価値の有無を決めてしまう場合があります。

人の役にたつ、人を喜ばせる、人に楽をしてもらう。その結果が得られないと自分には価値がない。そう判断してしまった人は、人の役に立つように動き続けていないと、自分の生存が脅かされているのと同じ恐怖を感じます。
その為、休むことができません。休むことは、つまり息の根を止めるに等しい行為だからです。

 

休んだ方が良い事がいっぱい

草原と山の写真

本当は気が付いているはずです。きちんと休息を取ってからの方が、頭の回転も速いし、動きもスムーズで、ミスが減ると。効率の面でも心身の面でも、『休む』のは正しいと。

それでも休めない理由は、上記の三つにありましたか?
もし、当てはまる答えがあったら、その思考を変えて『休む』という選択肢を自分の手に取り戻しましょう。

自分だけでは思考を変えるのが難しいという場合は、オンラインカウンセリングをぜひ活用してください。
固定観念や思い込み思考を変えていくステップ、心にある気持ちを吐き出して自分を見つめ直すキッカケに。
その他、溜まった気持ちを吐き出し、心を楽にする場としての活用もおすすめです。
ぜひ、日常の心ケアにお役立てください。

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