つい自分の口のチャックを閉めて、感じた気持ちも思った意見も言えなくなっていませんか？
そんなあなたに、気持ちを表現するおすすめの『趣味』をご紹介します。
目次
意見や気持ちを表に出すのが下手な人へ
あなたは、自分の意見や気持ちを表に出すのが苦手ですか？下手だという自覚がありますか？
人の気持ちを察しやすい人は、自分のことを伝えるのが苦手・下手だと感じている人が多く、感情を抑えることは得意でも、適切に表現することを難しいと感じています。
それは、いつも周りの人を優先させているせいで、自分を徹底的に後回しにしてしまっているせいです。
時と場合によっては、目の前にいる相手を優先するようなことも必要でしょう。しかし、それはマナーや礼儀という範疇の話で、人としての感情を抑圧してまで我慢するレベルの話ではありません。
相手に気を遣わせまいとするあまり、逆に相手に気を遣わせている可能性を考えるならば、適切な自己表現はできるようになった方が良いでしょう。
ただ、自己表現が苦手・下手だと自覚している人は、とにかく我慢が得意です。
自分でも知らず知らずのうちに、我慢を選択していることに気が付いていない人も多いので、自己表現しようにも我慢を先に選んでしまいます。
そこで、自己表現の練習におすすめな三つの趣味をご紹介します。
趣味を通じて、自分を外に表現することを練習してみましょう。
１．音楽
楽器を弾くのも、歌を歌うのもどちらも好きな方を選びましょう。音楽は、自分自身の内面や感情を表現するのに適しています。楽器を使うものならば、恥ずかしがり屋なあなたにもピッタリです。
音を出すことに慣れない内は、室内で音を出す練習を重ねると良いですよ。だんだんと音を出すことに慣れていくと、人に見られている環境でも音を出すことに抵抗がなくなっていきます。
それは、自分を表現する練習ともなるでしょう。
プロの楽団でなくても、地域の趣味サークルに入ったり、壇上で演奏する機会などがあれば、参加してみることをおすすめします。
人前で自分を表現することが出来るようになれば、自分の気持ちを伝えることに対するハードルは下がり、また同じサークルの人とも接することで人と意見を交わし合う練習にもなります。
２．絵画
絵を描くことも、音楽と同じように自己表現の練習には最適です。
自分の感じたままをキャンバスに描き、思った色を乗せていけば、言葉にはできないあなたの気持ちがそこに描かれていくでしょう。
しかし、上手くできないとやる気が減ってしまいますよね。綺麗に描くだけではなく、自分の気持ちや感じたものを表現するには、それなりの技術が必要となるものです。
そんな時は、塗り絵のような簡単なものから描き方を練習していくのがおすすめです。ある程度、練習を重ねていくと、どのような色合いが自分の好みか、どうしたら思い描いたように描けるのかがわかってきます。
最近は動画などでも絵の描き方を教えているものがあるので、参考にしてみるのもいいですよ。慣れてきたら、真っ白なキャンバスに描いてみましょう。
３．ものづくり
音楽や絵画などは苦手という人には、工作などのものづくりをおすすめします。
ものづくりと言っても、プラモデルのような簡単にできるものから陶芸のような正解がわからない芸術品まで様々ですね。そのどれでも最初は問題ありません。まずはやってみることが大切です。
ものを作るのは、最初こそ説明書どおりにしか作れませんが、徐々に自分なりに「こうしたい」という気持ちが生まれてくるでしょう。
そうしたら、自己表現のチャンスです。
自分がやりたいように、一般論の正解ではなく、その『もの』にどう自分を表現するかを考えてみましょう。
表現の仕方は人それぞれ。正解なんてあるものではない。それがわかるとすごい前進です。
パッチワークや刺繍、ビーズアクセサリー、レジンを使ってみるのも楽しそうですね。興味のあるものがあったら、試しに一つ完成させてみてください。
完成品を見たら、達成感の他に「もっとこうしたい」という欲求が生まれるかもしれません。それは、いつも心の奥に秘めているあなたの本音ではないでしょうか？
その本音をもっと引き出し、外に出す練習をものづくりを通して感じてみてください。
自分を表現していこう
自己表現なんて、する必要はないと思いますか？
それでは、人と接するのも良好な関係を築くのも難しくなるでしょう。自己表現は、対人関係でも人生を歩んでいく上でも必要不可欠な要素です。
言いたいことが言えなければ、自分のやりたいことはできません。
気持ちを伝えることができなければ、周りとの距離感を保てません。
自分が我慢をすることで、その全てをカバーしようとするならば、それは簡単に限界を迎え、心を壊してしまうだけです。
自分にも人にも、優しくしませんか？
自分だけが辛いのも、その辛さを人に押し付けるのも嫌ではありませんか？
お互いがお互いを表現し、相手の望むことがわかれば、理解しあえる第一歩を踏み出すことができます。
趣味を通して、自分の意見や気持ちを外に表現し、いつかは言葉で言えるようになりましょう。
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