なぜ辛い?全体主義から個人主義への変化に伴う生き辛さ

現代社会の風潮が生き辛さの原因?
それとも、その風潮に無意識に抗ってしまっているせい?
全体主義から個人主義へと変わりつつある時代の流れの中で、変わらざるを得ない『生き方』を考えてみましょう。

目次

 

『個人主義』の現代は楽?辛い?

道路の写真

日本は未だ全体主義の考えが根付いていますが、どんどん個人主義の考えへと移行しつつあります。その狭間にある現代は、どちらを優先させるべきか頭と心を悩ませ、生き辛くなりやすい時代とも言えるでしょう。

個人ではなく組織やコミュニティ全体を優先する全体主義と、『私』という個人を優先する個人主義と、どちらが良い悪いではなく、抗うことの難しい時代の流れとともに変化はやってきています。
その中で、あなたは周りの変化、自分自身の変化をどう捉え、人生に活かせるかを考える岐路に立っているのです。

これからの人生をどう歩むか。それには必要な情報を手に入れないと、辿り着きたい目的地さえもわからないままです。
ここでは、全体主義と個人主義それぞれの良い面と悪い面をピックアップして、今後の生き方に役立つ情報をご紹介します。

生き方を考えてみるキッカケに、人生の目的地を考えるキッカケになりますように。

 

1.全体主義の良し悪し

全体主義は、組織やコミュニティなどの集団を優先して考えます。

全体の利益を求め、全員が一丸となって同じ目標に向かって突き進む力を発揮しやすい社会です。
集団の中では助け合いの精神が生まれやすく、同じ集団に属している者同士は仲間として認識され、いつでもどこでも情報共有を欠かしません。
個々が社会全体を捉えて行動している為、公共マナーが守られやすい社会が形成されます。

悪い点は、個人の意見が潰されやすいことや、集団から外れてしまうことを恥と考えて自分を抑圧しやすいことなどがあげられます。
集団に属していることこそが安心であり安定した暮らしに繋がるので、そこから排除されることは生命の危機に直結します。だからこそ、自分の意見は我慢するのが基本姿勢となってしまいます。

 

2.個人主義の良し悪し

個人主義は、『私』を何よりも優先し、自分の心に従って生きる考えです。

人の目を気にせず、自分が好きなように行動し、自分ひとりで決断する自由なライフスタイルを基本とします。常に自分の心を優先して行動するので、自分自身を何よりも理解し、やりたい事があれば、すぐに行動できる身軽さがあります。
人のことを気にしないので、人が何をしていても自分自身に被害がなければ何とも思いません。

悪い点は、良い時も悪い時も自分の力で解決しなければならない傾向があります。助けを求めることもできますが、周りがそれに応えてくれなければ、自分だけの力でどうにかしなければなりません。
自分の意見を我慢しないので、周囲と意見の衝突が頻繁に起こります。より強い主張が選ばれるか、更に上の意見を提示しなければ、いつも自分の意見が通らないと閉塞感を得てしまいやすいです。

 

全ては『自分』が選べる社会

桜並木の写真

時代の風潮の波に逆らうことはできませんが、その波に呑まれるか乗るかは、選べると思いませんか?
嫌々に個人主義を取り入れるのではなく、個人主義が自分の生き方にどう活かせるか考えてみてください。抗うよりも、生き方は楽になるはずです。

今や、上が指示した命令が絶対の時代ではなくなりました。自分の意見を言っただけで殴られることはありません。それが良いか悪いかではなく、そうなった時代をどう生きるか、どうやったら生きやすくなるかを考えてみましょう。

抗えないものを嘆くのではなく、活かす思考へ。
思考アップデートして、生きやすくしましょう。

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