心に悪影響を与えてしまう『良くない習慣』とは?

日常のちょっとした行動。習慣化された行動。それらが心に与える影響は、思っている以上に見過ごせない影響力があります。

目次

 

寝る前に『嫌なことを思い出す』と心が弱くなる

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心が弱る原因は様々ありますが、大きなショックがあったわけでもないのに、心はいつも弱々しいと感じていたら、それは習慣化された行動による影響を受けているかもしれません。
あなたの日頃の行動を振り返ってみましょう。

人の心がネガティブに陥りやすくなるのは、実はとても簡単です。
寝る前に、過去やその日にあった『嫌なことを思い出す』だけで、簡単に心は弱っていきます。

寝る直前に思い出した内容は記憶に強く刻まれるため、何度も思い出しやすくなります。そして、何度も思い出す行為によって短期間で忘れてしまう記憶ではなく、長く忘れることのできない記憶へと刷り込まれていくのです。

こうなると、実に厄介です。思い出したくもない嫌なことを、ふとした瞬間に何度も何度も思い出してしまうのですから。その度に、心は小さくダメージを受けます。
人は、大きなダメージやストレスに対しては逃げるか立ち向かうかの選択を決断するのに躊躇はあまりありませんが、じわりじわりと小さくダメージやストレスを受けていると、そのまま受け取ってしまいやすいのです。
あなたにも、そんな経験はありませんか?

また、ネガティブ思考が癖になりやすいことも、心をさらに弱めていく要因となります。
例えば、嫌なことを思い出す→自分や誰かを嫌いに思う→明日また同じことが起きたら?と考える→悪い結果になるだろうと予想する。このような思考を繰り返していれば、心にかかるストレスは途方もなく大きいでしょう。

逆に、寝る前の行動を『心を安定させる』ようなものに変えたら、どうなると思いますか?
今夜から、寝る前の行動を見直して試してみましょう。

 

1.寝る前には『良いこと』を思い出す

寝る前に嫌なことを思い出すと、心はネガティブになり、どんどん落ち込んでいきます。
逆に、寝る前に『良いことを思い出す』と、心は幸福や安心を感じて穏やかでいられるのです。

布団に入って寝るまでの短い時間に試してみましょう。
目を閉じてから、その日にあった出来事の中で『嬉しい』と感じたこと、『良かった』と思ったことを思い出してみてください。具体的なシーンがあれば、そのシーンも思い浮かべてみましょう。

そうすると、心はホッと温かくなり、穏やかな状態のまま眠りにつくことができます。その心の状態は翌朝にも影響を与えるので、翌日も心地よい気持ちで目覚めやすくなるでしょう。

 

2.寝る前に短い日記をつける

頭の中で考えているだけだと、どうにも良くないことも思い出してしまうという人は、日記をつけるのがおすすめです。

日記は、自分の頭の中にある出来事や心の中にある気持ちを言語化するので、思い出したくないことを省くことができます。
長文を書く必要はなく、出来事を箇条書きにしたような短い日記で十分です。

日記帳でもノートでも、なんでも大丈夫です。素敵な出来事を書くものですので、自分が気に入った色や柄のものを使うのが良いですよ。

書く内容は、1〜3行ほどの短い文章にまとめましょう。
例えば、「〜さんに助けてもらえて本当に助かった!助けてくれたのがすごく嬉しかった!」や「私がやったことが〜さんの助けになったみたい。偶然だったけど助けになれて良かった」などです。

また、短い日記には感謝する習慣を身につけたり、自分を客観的に見つめ直したりするにも最適の方法です。
それらの方法は以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ読んでみてください。
感謝する習慣を身につけよう!感謝は人にも自分にも優しくなれる最高の方法!】
客観的に自分を知る方法。短い日記が客観視に役立つ

 

3.寝る前にSNSを見ない

嫌なことを思い出すキッカケとはなんでしょうか?人によって様々ですよね。
しかし、SNSはあらゆることを思い出させる刺激的な情報媒体です。スマホを寝る前に見ているだけで、心の中は嵐のように荒れているかもしれませんよ。

嫌な情報を見ないようにしていても、フォローする誰かが嫌なことを思い出させる内容を投稿していれば、思わず見てしまうものです。
SNSを見ている限り、完全に嫌な情報を遮断することはできません。

だから、寝る前にはSNSと言わず、スマホを見るのをやめましょう。
あらゆる広告・情報・通知は、寝る前には刺激的すぎます。これから睡眠をとろうというタイミングだからこそ、脳も心も休ませる必要があります。

 

良くない習慣を良い習慣に変えよう

木と影の写真

習慣は、何気ない行動の繰り返しによって形になります。子供の頃を思い出してみてください。毎食後に歯を磨くのも、親が「歯磨きをしようね」と教え、毎食後に歯磨きするように促し続けたから今も習慣になっていますよね。

今、無意識に行動できることは、以前は意識して行動を繰り返し、習慣化させてきたことばかりです。
自分に悪影響のある習慣は、それを変えることができます。

良くない習慣を、良い習慣へ。
自分の行動を見直して、良くない部分を変えていきましょう。その小さな変化が、未来のあなたを楽にさせます。

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