自分に合うストレスケア法を見つけられていますか?何がストレスになるか、その程度も種類も人それぞれであるように、ケアする方法も効果の良し悪しは人それぞれです。
自分に合うケア方法を見つけるならば、この3ステップを試してみてください。
目次
間違ったストレスケアにご注意!
あなたは、どのようなストレスケア法を持っていますか?
ストレスの状態やその人自身によって、ストレスを効率よく解消できる方法は異なります。人と同じ方法でスッキリする人もいれば、一風変わった方法でないとストレスを解消できないという人も。
自分だけのストレスケア法を見つけなければならないのではなく、気を付けてほしいのは、間違ったストレスケアをやり続けてしまっているケースです。
間違った方法ならば、すぐに気が付くだろうと思いますよね。それが意外と難しいのは、成功体験として記憶しているからなのです。
ある程度の大人になると、人は自分がこれまでにやってきた過去の成功体験を思い出して、ストレス発散方法を実行します。危険なのは、心身に良くないストレス発散方法でも「あれはスッキリしたな」と成功体験として記憶してしまったケースです。
これは多くの人に見られるでしょう。それは、例えば好きなものを際限なく食べ続けるとか…潰れるまでお酒を飲み続けるとか…
ストレス解消で暴飲暴食に走りやすい理由は、食べることでアドレナリンが分泌されて快感を得るからです。快楽を得たことによってストレスが解消されたと思い込んでいますが、一時的な快楽でストレスを一時的に忘れただけであって、実は溜まったストレスが解消されたわけではないのです。
この間違いに気が付かないと、その先も間違ったストレス発散方法で自分の心身を痛めつけてしまいます。
本当に自分に合うストレスケア法とは何か?今回は、それを見つけてほしいと思います。
様々な方法がある中から、文字で読んだだけでは見つけられません。次の三つのステップに沿って、自分に合うストレスケア法を探してみましょう。
この先は、ノートを用意して書き残していきます。スマホのメモ機能でも大丈夫です。後から簡単に読み返せる媒体で書き残してください。
では、始めていきましょう。
1.自分はどんな状態?
あなたは、今どんな状態ですか?
体で調子の良くないところはありますか?
心の調子はどう感じますか?
ストレスを受けた自分が、どんな状態になっているかを書き出してみましょう。
例えば、「考えることの全部がネガティブ」や「0か100かでしか考えられなくなっている」など、思考に偏りが感じられることがあるでしょう。
他には、「趣味が心から楽しめない」や「物事に集中しにくくなった・集中できる時間が短い」など、自分がいつもと違う状態にあると気が付くこともあるでしょう。
自分が感じたままに、自分の状態を書き出していってください。言葉を選ぶ必要はありません。ありのままに感じたままに書いて大丈夫です。
2.ストレス解消法を試す→その後どうなった?
次は、あなたが思い付いたストレスケア法やこれまでにやっていたストレスケア法を試してみましょう。自分で効果があったと記憶している方法でも構いませんし、新しく見つけた方法から試してみても構いません。
代表的なストレスケア法には、瞑想、散歩、軽度の運動、ストレッチ、サウナ、入浴、十分な睡眠、趣味に没頭するなどがあります。これら以外にも効果がありそうなことは試してみましょう。
ただし、試すのは一度に一回。一度にいくつもの方法を試してしまうと、どれが効果があったのかわからなくなってしまうので気を付けてください。
ストレスケア法を試したら、ノートに実行した内容を詳細に書き残し、直後の感想も感じたままを文字として残しましょう。
20分のウォーキングをして、モヤモヤした気分がスッキリした、悩んでいた堂々巡りが止められたなど、そのストレスケア法でどのような効果を感じたかを書いてください。
中には、直後は爽快感があったけれど、しばらくすると違和感や気分の落ち込みがあったという場合も。感想が時間経過で変わった時は、その感想も書き残しておきましょう。
3.効果のあったストレス解消法をリスト化
これまでの二つのステップで、ストレス状態や自分に合うストレスケア法がいくつか発見できましたね。では、最後はいつでもストレスケアできるように、効果のあった方法をリスト化してまとめておきましょう。
覚えておけば良いと思うでしょう。しかし、人は思い出したい時にこそ思い出せませんよね。特にストレスを感じている時は、脳の働きが鈍いので効果のあったストレスケア法がなんだったかわからなくなってしまいやすいです。
そこでリスト化して、ひと目でわかる状態にしておけば、そのノートを見るだけで自分に合ったストレスケア法を思い出すことができるのです。
いくつもケア法があれば、気分やストレス状態によって実行する方法を変えても良いですし、また新たにストレスケア法を探しても良いですね。
自分の状態を把握して、いつでもケアできるとわかっていると、心に余裕を持てます。ぜひ試してください。
自分に合ったストレス解消法を見つけよう!
ストレスは溜め込んでも良いことはありません。けれど、毎日ちょっとしたストレスが心身に積もっていき、気が付けば背中を丸めて歩かなければならないほどの重さとなっていることもあります。
だから、一日の終わりや一週間の終わりに自分をケアしてあげてください。
ストレスケアは、ほんのちょっとした運動や気分転換で十分な場合もあります。ストレスが小さいうちなら解消するのも、あっという間です。
自分の心が、いつでも軽くいられるように、楽でいられるように。
自分に合ったストレスケア法を試してみてください。
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