生きることが辛い!『辛さ』を和らげて生きやすくしよう!

辛さを抱えたまま生きるのは、逃げ出したくなるほどの苦しみです。
もし、その『辛さ』が自分の力で和らげることができるとしたら、試してみませんか?

目次

生き辛さの理由とは?

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生き辛さの理由の多くは、自分に合わないルールを課していることです。
例えば、次のような思い込みを持っていませんか?

  1. 「普通は〜」
  2. 「〜するのが当たり前」
  3. 「をしないのは非常識」
  4. 「〜は〜でなければならない」

こんな風に唯一絶対の正解しかないルールを自分に課していると、少しのズレも許せなくなってしまいます。自分の中のルールなのに、まるで世界の正義かのように刷り込まれ、違反すれば世界中から断罪される恐怖に絡め取られているでしょう。

けれど、それはあなたの『思い込み』で作られたルールです。
小さな頃から幾度も体験してきた出来事、周りにいる信頼する人達から教えてもらってきた出来事が自分の中で蓄積し、それらが物事を考える基準となっています。

ただ、それは自分という一つの視点から見た考え方でしかありません。世の中には、もっとたくさんの考え方があり、生き方があります。
もし、自由奔放な人を見てイライラするとしたら、あなたは心の中で「自分勝手に自由に生きるなんていけない」という思い込みを持っているでしょう。そのルールに違反する人を見たから、「自分は我慢しているのにルールを破る人がいる」と憤っているのです。

その怒りは、自分自身に向くことも多々あります。「どうして自分はうまく出来ないのか」と、周りと比べて自分を批判してしまえば、生きているのは楽しいはずがありません。

生き辛さは、自分自身が抱え込んでいる『思い込み』によって作られています。
思い込みを手放し、心を自由に解き放ちませんか?

1.あなたの心を縛るものを知る

思い込みは、とても自然に自分の中に収まっています。そうであるのが当然のように居座っているため、何が生き辛さをもたらしているのか、意識して考えてもなかなか見つからないでしょう。
そんな時は、自分の考えや心を深掘りするために、紙に書き出していくのがおすすめです。

日常の出来事で、心に引っかかっていることを書き出してみてください。そこからどんな『思い込み』を持っているのか、探っていくことができます。

例えば、イライラした出来事を思い出してみましょう。
「電車で若い人が優先席に座っているのが腹立たしいと感じた」としたら、それはどうしてなのかを一段深く考えてみます。

優先席に座った若い人がうるさかった?
→静かに座っていた。何をしていた?
→特に何もしていない。
→では、どこにイライラした?
→優先席に座ったから。
→若い人が優先席に座るとイライラした。それはどうして?
→優先席は病気やケガをしている人など、特定の人が座るところだから。

つまり、「優先席は必要とする人が座れるように、健康な人は満席でも立っていなくてはいけない」という思い込みを持っていることがわかります。

「〜でなければならない」や「〜をするべき」という思い込みは、誰かの犠牲がなくては成り立たないことが多いと思いませんか?
そのルールが、赤の他人ならば痛みや苦しさを共感しにくいかもしれませんが、もしそれがあなた自身やあなたの大切な人に向けられたら、生き辛いなぁと感じませんか?

あなたの心を縛っているのは、こうした常識や当たり前と思い込んでいるルールやマナーにあります。けれど、全てのルールやマナーの撤廃を推奨するものではありません。自分を苦しめている思い込みを知り、それを緩和したり手放したりすることで、あなたが生きやすくなるように考えてみましょう。

2.本当の気持ちを知る

無理やり自分に押し付けていた思い込みに気が付くと同時に、自分は本当はどう感じていたのか、これまで隠していた本音が見えてきます。

本音は、時には目を背けたくなるほど自分勝手でワガママなことを言っているように思えますよね。
けれど、それは間違いないあなたの本当の気持ちです。

紙に書き出した内容を、もう一度読み返してみましょう。
そこには、あなたの本音が書き連ねられているはずです。もし、まだ書き足りない部分があれば、書き足していきましょう。
ここでは、心にしまい込んだ気持ちを、ありのまま表現して大丈夫です。自分が何をどう感じているのかに気が付けば、辛さを回避することができるはずだから。

3.ルールを緩める

厳しいルールを自分に無理やり課していたことに気が付きましたか?では、今度はそのルールを意識して緩めていきましょう。

これまで生き辛さを感じる厳しいルールを自分に課してきたことで、辛い状態が継続していました。今は、そのルールが思い込みによって作り上げられていたことに気が付きましたね。あとは意識して、そのルールを緩めていくだけです。

どんな風にルールを緩めるか、具体的に考えてみましょう。
例えば、電車の優先席には決められた人しか座ってはいけないというルールは、少々厳しすぎましたね。では、どんな風に緩められるか、考えてみてください。

新しいルールは、すぐには身に付きません。生き辛さを感じる場面ごとに緩めたルールを思い出して、新しいルールを身に付けていきましょう。

本当の自分で生きていこう

向日葵の写真

生き辛さを解消し、生きやすい生き方や思考へと変えていくのは、一朝一夕では難しいです。けれど、今日がその一歩目だとしたら、何度も何度も練習していくことで、いつか生き辛さがだいぶ和らいでいるかもしれません。

始めなければ、今のままです。
変わりましょう。自分のままで楽に生きられるように、生きやすくなるように。

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