何のために生きるのか?生き辛さの原因と生きる楽しさを考えてみよう

何のために生きているのか。不安を伴った疑問を抱いたことはありませんか?
ただ生きているだけなのに、どうしてこんなに不安なのか、その原因と生きる楽しさを考えてみましょう。

目次

何のために生きているのか?

人形と家の写真

あなたは、何のために生きていますか?
人に迷惑をかけないように。自立して生きていけるように。将来困らないように。幸せになれるように。だから、今は色んなことを我慢して生きているとしたら、その『将来』はいつなのでしょうか?

人は生まれたら、周りと比べられるようにして育てられ、同年代で誰が一番早く何が出来るようになったかなどの競争社会に取り込まれていきます。
仕事をすれば周りの人達と比べられ、家庭を持てば周りの家庭を幸せ度合いを比較し、いつでも誰かの何かとの比較です。

それは、誰かが作り上げたロールモデルとも言い換えられます。
「このくらいの年齢になったら、こうなっているのが当たり前」とされるロールモデルは、一種の地図です。人生で迷子にならないよう、一般的な目的地を定めています。
けれど、それが万人に合うとは限りませんよね。

将来なりたい理想像がある人は、それを目的地と定めて歩き出します。そのために『今』は我慢をしなければならない場面がたくさんあるでしょう。
しかし、自分で辿り着くと決めた目的地のために、その我慢は苦痛ではありません。

それが、ただロールモデルに従っているだけだとどうなると思いますか?
常に将来を見据えて行動して、『先』のために『今』を我慢して生きることになってしまいます。

将来が悪いものにならないように我慢に我慢を重ねても、必ず良い結果が得られるわけではありませんよね。何よりも、その『将来』とはいつのことなのでしょうか?
成人したら?人生の中盤になったら?もっと年老いてから?

『先』ばかりを見ていると、『今』を生きられなくなってしまうのです。
その生き方は、とても虚しいものになるのではないでしょうか。

何のために生きるのかを考えてみましょう。歴史に残るような偉業なんてなくていい、ただ自分が「楽しい」と思える人生に、ほんの些細な楽しみや喜びを噛み締められる生き方ができたら良いと思いませんか?

1.定型の『生きる意味』はどこにもない

ロールモデルは、人が構築した社会で「こうしたらこの社会で生きやすいよ」と言われる生き方の一つです。
現代で言えば、企業に勤めて定年まで働き、適齢期に結婚して子供を産み育てて、定年退職した後には成人した子供やその孫と触れ合いながら、年金で暮らしていくような人生でしょうか。

しかし、その生き方が幸せと感じる人もいれば、何一つ楽しくないと感じる人など様々です。また、国の制度にもよるため、制度が変化すれば古いロールモデルは役に立たなくなります。

定型の生きる意味なんて、実際にはどこにも存在しないのです。
ただ、社会にとって人が組み込まれやすい形があるだけなのです。

2.生きやすくする『技術』はある

人と人が関わり合って支え合っている社会では、何かと衝突が起きますよね。対人関係の課題は、生きていくうえで避けられません。そんな社会で生き辛さを感じずにはいられない人もたくさんいます。

けれど、人と違うことや周りのように上手く人付き合いができないことに、悩まなくて良いですよ。
誰にでも得意不得意な分野があり、自分にとって対人関係の構築が不得意だっただけなのですから。

不得意だからと、辛さや苦しさを我慢し続けなければならないとは限りませんよ。我慢しなくても、自分の思考や行動を変えて、生き辛さを生きやすさへと変える技術があるからです。

人を変えることはできませんが、人に反応する自分自身を変えれば、自然と人付き合いの形は変わります。
例えば、自分の物事の捉え方を変えて、人に対する反応(行動や発言)を変えてみれば、相手から返ってくる反応も変わるでしょう。それが、生きやすくする技術です。

3.『何をしたいか』が生きる意味を生む

自分に当てはまらないロールモデルを手放して、生き辛さを和らげる技術を習得したとしても、まだ生きる意味はわかりません。
生きる意味は、『やりたいことに向かっている時』に生まれるからです。

将来なりたい理想像を決めている人は、生き生きとしています。それは、自分の気持ちに素直に従い、目指したい方向に向かって進み続けているからです。時に迷い、乗り越えるのが難しい問題に直面することがあっても、目的地が明確になっているから進み続けられます。

『何をしたいか』こればかりは、自分で見つけるしかないものです。見つけるには、色んなものに触れて、見て、経験するしかありません。自分で体験しなければ、やりたい気持ちが湧き上がるかわからないからです。

あなたは『どう生きたい』ですか?

山から見える朝日の写真

嫌な仕事や対人関係に悩みながらも生きるために仕事をして、給与の大半は税金が差し引かれ、楽しみが見出せない人生だと感じていませんか?
もし、「今から生き方を変えても良い」となったら、あなたはどう生きたいですか?

ロールモデルは、必ず守らなければならないものではありません。自分の自由意志で、自分がやりたいように生きて良いのです。
何のために生きるのか?
どう生きていきたいのか?
自分に問いかけてみてください。

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