心のケアには色々な方法がありますが、実行へのハードルが最も低いのは『散歩』です。
心理カウンセラーがこぞって『散歩』をおすすめするのは、どうしてか知っていますか?
目次
どうして『散歩』が心のケアになるの?

イライラやモヤモヤ、不安などの気持ちの解消から心の病気の治療にも用いられる『散歩』。ただ歩くだけなのに、どうして精神科医や心理カウンセラーは『散歩』を勧めるのか知っていますか?
心に負担をかける問題や心の病気の原因など、原因が違うからこそ、人によって心をケアするために何をすれば良いか違います。
原因とその人に合った方法を実行することで、心の傷を癒したり、認知の歪みを整えたり、正しく心をケアしていくことができるのです。
ただし、心をケアするのは『ケアするだけの元気がある』状態に限られます。心を癒す元気もないほど憔悴しきっているのに、ケアなんて頑張れません。例えば、複雑骨折した人が健康のために運動をするようなものです。これでは、治りは遅くなってしまいますよね。
散歩は、その最初のステップアップにちょうど良いのです。心や体にかかる負荷はとても小さいのに、高い効果が見込めます。
治療や心のケアと意識する行為でもないので、『ただ歩いているだけ』の本人にとってストレスもかかりにくいのが特徴です。
では、ただ歩くだけの散歩でどんな効果が得られるのか、代表的な三つをご紹介しましょう。効果を知れば、負担の小ささから思わず歩きに行きたくなるかもしれませんよ。
1.体内時計のリセットになる
人の体は、約24時間で1サイクルとなるよう全ての機能が働いています。しかし、体内時計は食事や睡眠・起床のタイミング、ストレスなどによって簡単に狂ってしまいやすい特徴も併せ持っています。
体内時計は日々リセットされるタイミングは、朝です。一日の始まりの朝に、しっかりと太陽光を浴びることで体内時計はリセットされ、その日の夜の入眠へのサイクルが始まります。
ただし、一瞬だけ太陽を浴びても意味はありません。15〜20分ほどの時間をかけて太陽光を浴びるのが最も良いとされています。
けれど、目覚めてから15分間もじっと太陽光を浴び続けるのは退屈ですよね。そこで『散歩』です。
15〜20分ほどの距離を散歩に出かければ、自然と太陽光を浴び続け、さらに血流を促すこともできて一石二鳥です。
2.ビタミンDの生成できる
現代人は慢性的に栄養不足と言われていますね。食べるものに困らない時代がやってきても、簡単に食べられるものやカロリーの低いものばかりを選んでしまい、体の再生や心の安定に必要な栄養素が足りない状態が維持されているようです。
中でもビタミンDは不足しがちな栄養素の代表格でもあり、不足すると骨が脆くなったり免疫力が低下したり、うつにかかりやすくなるなどの症状を引き起こします。
ビタミンDは食事からも摂取できますが、太陽光を浴びることで体内で生成されます。『散歩』で歩いているだけで、積極的に摂取しなければならない栄養素が体内で生成されるなんて、お得ですよね。
一日15〜20分散歩に出かければ、摂取しなければならない栄養が簡単に手に入ります。
3.気持ちが落ち着く
ただ歩くだけなので、脳は暇を持て余して色々と考えなくて良いことを思い浮かべやすくなってしまいますが、『歩く』ことに集中していれば、心に良い効果が得られますよ。
「1、2、1、2」と一定のリズムで足を動かそうとすれば、自然と意識は『歩く』動作に集中します。その状態は、考えなくても良い思考を停止させ、一時ストレスから解放される時間をもたらしてくれます。
人は常に物事を考えて、時に考えすぎています。考えてすぎている時ほど、ネガティブ思考になっていきますよね。その思考から解放されると、気持ちは驚くほどに落ち着いて穏やかです。まるで風のない湖面のような穏やかさに包まれるでしょう。
『歩いて』心を楽にしよう

心のケアにはたくさんの方法があります。根本を見直したり治療したりは重要ですが、心の準備が整っていない状態ではケアすること自体が苦痛になってしまいかねません。
まずは「歩いて』みましょう。
外に出る。足を動かす。体を前へ進ませる。ただその動きを繰り返して15〜20分ほど散歩をして、心が軽くなるのを感じてみてください。
全てのケアは、心にかかる重みをほんの少し軽くしてからでも遅くはありません。
自分のペースでゆっくりと心を癒していきましょう。
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