自分を無理やりカテゴリーに当てはめて、「自分は〜だから」と言い訳のように思い込んでいませんか?
それ、生き辛さの原因です。
目次
カテゴリーは一般的な枠組み
自分を知るために、簡単なのは今あるカテゴリーに当てはめることです。
例えば、血液型A型の人は几帳面だという話を聞いたことはあるでしょう。このようなカテゴリーに分類することで、自分にどんな特徴があるのかを簡単に知ることができます。
しかし、カテゴリーは『一般的な枠組み』だと理解していなければ、そのカテゴリーに当てはまる全てのことが『自分のこと』だと勘違いしてしまいます。
例えば、血液型B型は自由奔放だから、人の気持ちを察しない。というカテゴリーがあったとしたら、それに自分が完璧に自分に当てはまるでしょうか?どこか違う部分があると感じていても、一般的なカテゴリーなのだからこれが正解なのだろうと、自分を納得させていませんか?
血液型B型の人に自由奔放な気質があったとしても、誰にでもその気質が発揮されているとは限りませんよね。また、人の気持ちを察しないというのも、自由奔放な面が目立ったしまった結果でしかないでしょう。
「カテゴリーでは〜だから、自分は〜!」と決めつけるのは、自分の思考や生き方までも制限してしまう『思い込み』になります。
『思い込み』は一度そうだと信じてしまうと、なかなか変えられない厄介なものです。このような思い込みを、人はいくつも抱えて生きています。
そりゃ、重いし生き辛いですよね。
けれど、カテゴライズは自分への理解を深める役に立つものでもあります。
うまく利用して、自分への理解を深め、自分を生きやすくさせてみませんか?
1.カテゴライズは『理解を深める』のに役立つ
男は、女は。
血液型A型は、B型は。
都市部出身は、地方出身は。
若者は、老人は。
自分を知るために、一般的なカテゴリーに分けると理解を深めやすくなります。それは、たくさん散らばっている情報を種類ごとにまとめた方が、整理しやすいからです。
自分という一人の人間への理解を深めるには、様々に散らばっている情報を種類ごとにまとめ、自分がどういう人間なのかを深掘りしていくと理解しやすいですよね。
けれど、カテゴライズはあくまでも一般的な枠組みです。自分にどういう傾向があるかを知る一助にはなりますが、そのカテゴリーそのまま全てが自分に当てはまるわけではないことを、きちんと覚えておいてくださいね。
2.一般論とは『違う部分』を受け入れる
カテゴリーではそうでも、では『自分自身』はどうだろう?と追加で考えてみましょう。
例えば、「若者は将来を不安に思いやすい」とカテゴリーから悩みを分類できたとしても、将来の不安は若者だけのものでしょうか?何年経っても不安な人は不安だし、若者でもそこまで不安を感じていない人もいます。
カテゴライズでわかるのは、一般的な悩みや不安の原因です。その全てが自分に当てはまるものではないので、自分と違う点はあると前提して、カテゴライズを考えてみましょう。
「そのカテゴリーでは〜だけれど、自分自身はどうだろう?」
自分を知るために、カテゴリーだけに頼るのは危険です。カテゴリーはあくまでも一般論。調べてみたら、そういう人たちが多いという結果がわかっただけなのです。
そこからさらに、自分自身と違う点、違和感を持つ点を重点的に見直してみてください。もしかしたら、今まで見えてこなかった自分が見つかるかもしれませんよ。
生きやすい『自分』を見つけよう
生きやすさも生き辛さも、ほんのちょっとした違いだけなのかもしれませんね。周りを見れば、同じように今日を生きることに必死な人達しかいません。
ならば、きっと生きやすくなる術はあるはずです。
自分のために、生きやすい生き方を探してみましょう。
今ある辛さや苦しさを軽くする生き方がないか、探してみましょう。
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