普段から疲れやすい・ストレスを感じやすいとの自覚がある人は、こんな行動をとっていませんか?
目次
この行動・思考がストレスになる!
世の中にはたくさんのストレスがありますが、どのストレスも受け取る側によってその度合いは様々です。同じストレスでも強く感じやすい人もいれば、ほとんど気にならない人もいるくらい違いがあります。
明らかな嫌悪を感じるような行動は、誰もが避けるでしょう。例えば、嫌いな人と二人だけで食事に行くような行為は、誘いがあっても断りますよね。
けれど、もしその相手が会社の上司のように断りにくい関係であったら、我慢して一緒に食事に行く人が多いのではないでしょうか。
人は常に、「それは自分にとって損か?得か?」を考えて行動を選んでいます。単純に自分の利益だけを選択できるならば、高ストレスになる行動はしないでしょう。
実際には、自分の損得や周りの顔色、状況や空気など様々なものを総合的に考えて、「自分にとって良い選択とは?」を考えています。
その多くが、人を不機嫌にさせたくない・人から嫌われたくないなど、自分以外の周りを意識した選択です。
この選択では、周りの人たちのご機嫌をとることはできますが、自分にはとてつもない負担がかかることが多いです。
例えば、次のような行動・思考は、高ストレスを受けやすいと言われています。
普段の自分の行動・思考を振り返り、このような行動をしていないか見返してみませんか?
1.どんなことも引き受ける
ひと昔前で言えば、YESマンと呼ばれていたタイプですね。誰のどんなお願いやお誘いも断らず、必ず「はい」と行って付き従ってくれる人です。
相手にとってみれば、絶対に断らないとわかっているので、困っている時にこそ優先的に声をかけたくなるのでしょう。頼りにしていると言えば、その通りでもあります。しかし、都合よく利用されているとも言い換えられます。
何でも断らずに引き受けていれば、もちろん自分のための時間が犠牲になりますね。自分を癒すための時間も、自分を成長させるための時間も、全てが誰かのお願いで消費されてしまうのです。
もし、立つのもやっとという状態になるほど具合が悪いのに、誘いを断らなかったらどうなると思いますか?
それを考えれば、自分の状況次第で断るは当然の判断と言えるのではないでしょうか。
2.短期間で良い結果を求める
何かに挑戦をしたり、目標を掲げたりすると、最終的なゴール地点へいち早く辿り着きたいという思いから、「すぐに結果を出したい!」と躍起になりますよね。前へ進もうとするその意思は大切ですが、過程を飛ばしてでも結果を出そうと焦ってしまうのは違います。
例えば、ダイエットです。体重を今より10kgは落としたい、腹筋を割りたいと思ったら、初めたて数週間では結果は出せませんよね。
そう頭ではわかっているのに、体重計に乗るたびに「まだ体重が落ちない」と焦ったり、筋トレをして「腹筋がまだ割れない」と焦ったりするのは高ストレスです。
結果は、地道な過程の積み重ねによって、いつか自然と現れるものです。例に挙げたダイエットのように、気が付いたら目標に届いているものです。
目の前の一歩にだけ集中して、行動している時は結果を意識しない心構えが必要なのではないでしょうか。
3.他者に期待する
対人関係において、確執を生みやすい思考が『他者に期待する』ことです。
しかし、多くの人が「人に期待なんてしていない」と口では言いますが、無意識に期待していることに気が付いていますか?
例えば、同僚が忙しそうだったから仕事を手伝った、電車で松葉杖をついた人に席を譲ったなど、人に親切にするシーンではよく他者に期待をしています。「こんなに親切にしたのだから、きちんと(自分が満足するレベルで)感謝してくれるだろう」と。
自分が行動したお返し(見返り)に、相手は〜をするだろうという考えは、無意識に相手に期待を寄せています。
人は、見た目は似ていても中身は全く異なっています。同じ国でも地域が違えば風習が違い、そこから培われる価値観も人それぞれです。自分が思うように人が動かないのは、こうした価値観の違いからも生まるのです。
自分が何か行動を起こしても、それに対して相手がどう反応するかは相手に選択権があります。それを支配しようなどとは、誰にもできません。
自分らしく生きる選択をしよう
人は、無意識に周りの人を気にして生きています。絶対気にしないというのは無謀ですが、周りを気にするのではなく、自分に意識を向けるようにするだけでも、ストレスの度合いは変わるでしょう。
周りの顔色を窺う選択よりも、自分らしく生きる選択をしませんか?
それが、ストレスの小さい生き方になるかもしれません。
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