「将来どうなるのか?」を考えると、不安が強くなりませんか?もしかしたら、脳も心も疲れすぎているのでは?疲れた脳と心では、ネガティブな妄想ばかり捗ります。フラットに客観的に自分の将来を考えるためには、何が必要でしょうか?
目次
じっくり考えるには『思考する余裕』が必須!
誰もが自分の将来に不安を覚えます。それは今現在がどんな状態であっても、この先どうなるかは約束されていないからです。
今に集中して生きることは大切ですが、将来を見据えずに生きていると、自分がどこへ向かえば良いかわからなくなってしまいます。だから『自分の将来を考える』ことは大切なのです。
けれど、仕事に家庭に交友関係に趣味など、今は時間が1日24時間では足りないほど忙しい人も多いですよね。時間には余裕があっても、考える心の余裕がない人もたくさん見かけます。
大切な自分の将来のことですから、じっくりと腰を据えて考えたいものです。
では、じっくり自分の将来を考えるために、まず必要なことは何だと思いますか?
理想のロールモデル?明確な目的?違います。『休養』です。
じっくり考えるためには、脳が問題なく働ける環境を整えないと、うまく働けません。思考は想像以上にエネルギーを消耗するので、疲れ切った体と心のままでは考えもまとまらなくなってしまいますよね。
だから、脳だけじゃなく心も最初にしっかり休養させ、思考できる状態に整えることが大切です。
もし、疲れ切った脳と心で自分の将来を考えたら、どんな思考が頭の中を駆け巡るか想像してみましょう。
例えば、とんでもなく仕事が忙しい時期に、あれこれ将来のことを考えている時間はあるでしょうか?
本当に忙しい時は、「仕事量が多いから、仕事のやり方を見直して時間短縮を成功させよう」とか、「周りとの連携がうまくいっていないのは、どうしてだろう?」などを考える隙間時間さえも惜しいですよね。
目の前の仕事に関して考えるだけでも無理なのに、そこへ自分の将来や生き方について全体を見直して、考える余地はありません。たとえ考えられたとしても、不安に飲まれた最悪な結末しか考えられなくなってしまう可能性も考えられます。
不安を掻き立てるような将来像ばかりを想像していたら、今を生きるのにも不安が生じます。不安はさらに不安を呼んで増殖するので、自分でも抱えきれない不安が心の中に重く積み重なっていくでしょう。強くなりすぎた不安は、生きる楽しさを奪い、苦痛を与えます。
だから、まずは休みましょう。しっかりと疲れを取り去って、エネルギーを心身に満たして、じっくり考えられる状態に自分を整えましょう。
1.瞑想で思考・感情をリセット!
脳が疲労する主な原因は、働きすぎです。脳を働かせる、つまり常に思考している状態が脳の過度な疲労となります。
脳を休めようとするならば、頭の中で常に駆け巡っている思考を止めなければなりません。
思考、そして感情さえもリセットできる方法は、瞑想です。
落ち着いて深い呼吸に集中することで、頭の中を駆け巡る思考を止めることができます。ついでに荒れ狂う感情を落ち着ける効果もあるから、一石二鳥ですね。
瞑想を行うには、静かな場所が欠かせません。周りの音が気にならない人でも、できるだけ静かな場所で行うのをおすすめします。
背を伸ばして椅子に座り、ゆっくりと体の中にある息を吐き出します。
吐き出し切ったら、今度は肺を膨らませるようにして新鮮な空気をゆっくりと吸います。
何も考えません。
何も意識しません。
ただ深く呼吸することだけに集中します。
事前にタイマーをかけておけば、時間も気にせずに瞑想に集中できます。ぜひ試してみてくださいね。
2.自然の中でリラックス!
自然には人にリラックス効果を与える不思議な力があります。壮大な風景でなくても、小さな草花からでもリラックス効果は得られますが、できれば人工物が見えないような森の中などがおすすめです。
森林浴は、木々が放つ空気や香り、風で揺れる葉の音などが五感を心地よく刺激してくれます。ゆっくりと散策して、働かせすぎた脳と心を癒してあげてください。
アウトドア用の折り畳み椅子が置ける場所ならば、好きな場所でチェアリングができます。素敵な風景を見ながら、好きな飲み物をじっくり時間をかけて飲む贅沢は、最高のリラックスタイムとなるでしょう。
3.歩いて気分転換!
忙しい毎日を過ごしていると、「まだ休んでいられない」という思いが、体を緊張させます。気が付けば常に気を張った状態となっていたら、せっかく休養しようにも休んだ気になれないこともありますよね。
そんな時は、瞑想のような効果もありつつ、思考に集中することもできる『歩く』動作で、緊張をほぐすのはどうですか?
歩くのは簡単にできる運動で、負荷も小さいです。距離や時間を変えれば、自分に合った運動量に調節するのも簡単です。
何も考えずに歩いて気分転換にするも良し、一つの考え事に集中するために歩くも良しですが、考えるための休養ならば何も考えずに歩いてみましょう。
将来を考えるために『思考しやすい状態』を整えよう
将来どうなりたいかを考えるために、まずは思考しやすい状態に自分を整えてみてください。
疲れが取れれば、不安に駆られることもなく、客観的に自分を見直し、考えることができるでしょう。
将来は必ずやってきます。年齢を重ねた自分が楽しく生きられるか、充実感や満足感を得られているか、『今の自分』の延長線にある将来を考えてみてください。
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