対人関係も生き方も『口癖』を変えると劇的に変わる!

言葉は誰もが使えるコミュニケーションの手段です。
何を口に出すかで、人との関係も自分の行動も大きく変えてしまう影響力があると知っていますか?

目次

口癖が現実になる?

人形の写真

「これでいいか」
「何でもいい」
「でも…」
これらのような口癖はありませんか?
口癖は、隠れた本音が見える言葉です。そして、その口癖の通りになるように自分に無意識に暗示をかける言葉にもなります。

どうにも人との関係が良くならない、普通に生きているのに生きるのが辛いと感じることが多いなど、悩みを抱えている人は、自分の口癖を見直してみることをおすすめします。

口癖とは、たびたび使う言葉や発言を意味しますが、実は自分にも周りにも大きな影響を与えているのです。特に自分自身には人生にも影響を及ぼすほどの大きな影響です。

人は、自分の物差しでしか物事を測ることができません。生きているうちに獲得できるのは、自分の視点から見た世界だけです。そこへ「相手の立場になって考えてみよう」と意識して、初めて他の視点を垣間見ることができます。

しかし、自分視点の物差しは後から獲得した視点よりも強い影響力を持っています。それは、たびたび使う口癖が自分をそうあるように刷り込み続けているからです。

例えば、「〜があったら良かったのに」と、あらゆる出来事に不満を言うのが口癖になっている人は、自分の人生における全ての出来事にその口癖を使うでしょう。とすれば、いつまで経っても満たされることはなく、満たされている部分ではなく、不足している部分にだけ常に意識が向けられた状態と言えます。

どれだけの幸せを手に入れても、「自分に〜があれば、人生はもっと良かったのに」といつまでも言うでしょう。まさに重箱の隅をつつくようなものですね。

使う言葉は無意識かもしれませんが、口癖には本音が含まれています。
「あいつが悪いんだ!」と人に責任を押し付けるような口癖があれば、他責思考になりやすいでしょう。「自分には運がないから」との口癖があれば、いつまでも幸運な出来事は起きないでしょう。
なぜなら、『自分がそうなるように行動しているから』です。

口癖をただの口癖を思ってはいけません。口癖は、自分にもそれを聞く周りの人にも影響を及ぼす力があるのですから。

主体性のない言葉や人に責任を押し付ける言葉、でも・だってなどの否定語の口癖が自分にあったら、それを別の言葉に置き換えらえられるよう考えてみませんか?
口癖の影響力は絶大です。無意識に自分に働きかけているのですから、逆にそれを活用した方が、人生はもっと生きやすくなると思いませんか?

1.主体的な言葉を使おう

「仕方がない」や「〜があったら良かったのに」という口癖は、普段から受け身な人ほど口にする傾向にあります。
主体的に行動するのではなく、周りに言われてから行動するため、行動そのものやその結果に責任を持たないのが特徴です。何か問題が起きたり良くない結果になったりすると、「自分は悪くない!」と強く主張し、他責思考になりやすいでしょう。

人ごとならばそれでも構いませんが、自分の人生まで受け身になってしまうと、何もかもが自分ではコントロールできない不安に駆られてしまいます。

主体的な言葉を口癖にして、自分の人生を自分で切り拓いていくイメージを持てるようにしていきましょう。

行動の結果が良くなかったなら、責任がどこにあるかを自分以外の場所に探すのではなく、「次に良い結果を手にいれるためには、どうしたら良かったか?」と考えてみるのです。

自分がどう動けば良いか、どう考えれば良いかという言葉は、自分の意思によって自分の思考・行動が決断されていることを意味しています。
その言葉どおりとなれるよう、主体的な言葉を使って自らが考え、行動できるよう自分を動かしていきましょう。

2.自分を否定する言葉は使わない

謙遜する文化が根付いている日本では、異常な謙遜をする様子がよく見られます。
例えば、「自分は人付き合いが苦手で…」や「人の上に立つなんて無理です」など、自分の力を否定するような謙遜は、もはや謙遜の域を超えていることに気が付いていますか?

口癖は、自分にかける自己暗示です。面倒な役割から逃げようとする言い訳に使ったのだとしても、その言い訳が真実となるよう、無意識に行動してしまいます。

もしかしたら、人付き合いが苦手ではないかもしれないし、人の上に立つ力があったかもしれないのに、その可能性の目を自ら潰してしまうのです。
そんな生き方は、勿体無いですよね。

自分を否定する口癖をしていると、それを言うたびに自分がそうなるのだと思い出してください。そうしたら、発する言葉を選ぼうという意識が湧いてきます。

受け身から自発的な生き方へ

緑の葉の写真

「自分を変えるのは難しい」と呟いていると、本当に乗り越えられないくらい困難な壁となって立ちはだかるでしょう。
その壁を少しでも低くするには、口癖の自己暗示をやめることです。

「もしかしたら、思ったより簡単かもしれない」
「とりあえず、やるだけやってみよう」
「これまでの経験が活かせるかもしれない」
上記のような踏み出す勇気をくれる言葉を、口癖にしましょう。それがあなたの人生を大きく変える転機となるかもしれませんよ。

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