こんな思考に陥っていたら要注意!自分を追い詰める思考は、心が疲労困憊だからでは?自分を癒して、思考を正して、自分らしく生きていきませんか?
目次
こんな思考はもうやめにしよう
自分のことを、つい否定してしまったり批判してしまったりを繰り返していませんか?
起きている事実以上に自分を否定するその思考、実は歪んでいます。
自分で自分を否定する理由には、さまざまな出来事が関わっているでしょう。親から愛された体験が少なかったり、人とうまく関係を築けなかったり、さまざまな場面でミスや失敗と思う出来事が続いたりすると、思わず「なんて自分はダメ人間なんだ」と思ってしまいますよね。
けれど、人は本能的に「自分が一番大好き!」です。それなのに自分を否定する思考が癖になっているとしたら、それほどまでに強いストレスで心が限界を迎えていると思いませんか?
例えば、こんな思考に取り憑かれていたら、思考の見直しをおすすめします。
- 周りに助けてと言えない
- 周りを頼ってはいけないと思っている
- 自分なんか…と思う
- 自分は何も出来ていないと思う
- 苦しくても辛くても笑顔でいないと、と思う
- 満点を目指すから満点の結果でないとダメだと思う
- 嫌いなもの、嫌いな人も好きに変えなきゃと思う
上記のような思考は、素のままの自分に価値を感じられず、目に見える結果や価値を手に入れなければ、自分という存在は生きていてはいけないと無意識に思い込んでいます。だから、ミスや失敗が続いたり、対人関係がうまく築けなかったりすると、自分を強く否定してしまうのです。
ただ、その思考には何かしらの出来事がキッカケだったはずです。何かしらのキッカケがあるから、自分を否定しているだけで、何もしていない自分を最初から否定なんてしていなかったのではありませんか?
歪んでしまった思考を、正しい状態に戻しましょう。思考の歪みが直せれば、今のように自分を強く否定したり批判したりする行動は必要なくなります。
自分で自分を攻撃するのは、辛いですよね。その行動自体が意味を持たなくなれば、今より楽に生きられるのではないでしょうか?
思考を正しい状態に戻すために、三つのステップで自分と向き合っていきましょう。
1.まずは休養しよう
休養は何よりも優先するべき重要事項です。疲れている脳では、ミスを連発しますよね。「ミスしないように」といくら気を付けていても、疲労がミスを素通りさせてしまうのですから、ある意味避けようがありません。
では、ミスを減らすにはどうすれば良いか?
疲れを癒してエネルギーを回復させれば、ミスする前に気付き、ミスを回避することができますね。
脳と心の疲労には、寝るのが一番です。睡眠中は記憶の整理に脳の容量を使うため、余計なことを考えずに済みます。頭の中がクリアになると、心も楽になりますよ。
夜22時までには布団に入り、眠る準備をしましょう。眠くなくても、布団に入る習慣を続けていると、自然と眠気がやってきます。
そして、朝は決まった時間に起きて体内時計のリセットを行いましょう。朝日を15分以上浴びると、体内時計のリセットに効果的です。
色々と対策を講じて実行するのは、しっかり休養をとってから。それからで大丈夫です。
困難な道こそ、焦らずに一歩一歩をしっかり踏み締めて進んでいきましょう。
2.気持ちを受け入れよう
しっかり休んでエネルギーを回復したら、次は気持ちの整理を行います。
気持ちの整理は、自分がどんな気持ちを抱いているのかを明確にし、その気持ちを心の中でしっかりと受け止める大切な行為です。
気持ちを受け入れるために、まずは心に引っかかっている出来事を思い出して、当時の気持ちを思い起こしてみてください。
その時の気持ちは、どんな言葉で表せますか?
できるだけ細かく表現してみましょう。
声に出したり、紙に書いたりして、自分がどんな気持ちを抱えているのかを、改めて自覚してみてください。
頭の中で考えているだけでは、考えはまとまりにくいです。声にして聞いて、紙に書いたものを読んで、そうしてやっと自分の気持ちを知ることができます。
自分がどんな気持ちを抱えていたかを知ることができたら、それをしっかりと受け止めましょう。
受け止め方は簡単です。「(自分の名前)は、あの時に〜と思って、〜だったんだね」と声に出してみてください。ポイントは、目の前に大切な友達がいるかのように声に出すことです。
声に出してそれを聞くことは、誰かとの対話を疑似的に行なっているので、自分自身への語りかけは、自分と向き合うには有効な方法です。
何度も何度も、気持ちが心の中に収まるまで声をかけてあげてください。きっと、スッと心の中に収まって楽になる瞬間が訪れます。
3.固定観念はないか思考を見直そう
最終ステップは、自分の思考の中にへばりついている固定観念を手放しましょう。
「〜でなければならない」や「〜するのが当然」といった常識やルールなどの固定観念は、自分の生きる道を狭め、生き辛さを生み出す要因となります。
これらの固定観念の怖いところは、それが当たり前(常識)だと思い込んでいるため、何が辛さの原因か見つけにくいことです。
自分の思考の基準を、紙に書き出してみてください。その中に「〜すべき」というような固定観念は、いくつありますか?その個数が多ければ多いほど、生き辛さを感じやすくなります。
身分制度があり、生き方に制限を設けられていた時代からの固定観念を、令和の時代となった今でも適用させようというのは無理がありますよね。
自分らしく生きていい。自分自身にそれを許しましょう。
素の自分を受け入れると楽に生きられる
生き方は、自分自身が自由に決めるものです。誰かに言われたから変えなければならなかったり、制限を設けなければならなかったりするものではありません。
「〜でないといけない」という固定観念を手放してみてください。
あなたはもっと自由に生きられるし、自由になったあなたは、もっと自分らしく生きられます。
辛さを楽に変えましょう。
その一歩は、自分と向き合うことから始まります。
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