自分を変えたい時は、『自分を変えやすい環境』にいるだけで、サクサクと行動できるようになります。
目次
『環境』は自分の思考・行動に影響を与えている
自分が今いる『環境』を意識したことはありますか?
環境と聞くと、住みやすい家や整理整頓された部屋などから、快適な暮らしを連想されるかもしれません。しかし、今回の『環境』はそういった類のものではありませんよ。
もし、自分を変えたいと思い立って行動を起こしたのに、挫折を繰り返してしまうようならば、様々な原因の中の一つに『環境』があるかもしれません。
環境とは、自分を取り巻く世界のことを指します。環境による影響は、無意識のうちに自分に到達します。良くない影響だと気が付いても、それに抗うのは簡単ではありません。
その『環境』とは、『自分の周りにいる人』を意味しています。
あなたの周りには、どんな人がいますか?
お節介焼きな人、親切な人、周りに興味がない人などタイプも思想も様々な人たちがたくさんいるでしょう。その中で、直接言葉を交わし、接する機会が多い人はどんな人ですか?
あなたは、その人たちから無意識に、自分の行動や思考に影響を受けています。
このままではいけないと一念発起して、自分を変えるための行動を起こしたのに、気が付いたらいつもの日常に戻っているケースでは、周りに変化を阻止しようとする人が多い傾向があります。
自分を変えるために避けるべき『環境』とは何か、『良い環境』とは何かを知っておきませんか?
1.こんな特徴を持つ人が身近にいると良くない
こんな特徴を持つ人が身近にいたら、自分一人がどんなに頑張っても自分を変えるのは困難です。
- 否定してくる
- 人に意地悪するのが好き
- 挫折した状態に慣れている
否定してくる人は、特に危険です。何でもかんでも否定する癖がついているだけなのか、意図して否定してくるのか、どちらでも与える影響は同じです。
勇気を持って行動に踏み出そうとしている瞬間に、その行動を否定されたら不安になってしまいます。
不安を乗り越えることも大切ですし、不安に飲み込まれなければ良いだけではありますが、それが行動するたびに否定されたり会うたびに否定されたりしたら、嫌になりませんか?
意地悪をしてくる人は、言語道断です。意地悪をされて喜ぶ人はいませんし、自分を変えたいともがいている最中に、横槍を入れてくるような人が身近にいると、意欲もエネルギーも削り取られてしまいます。
無意識にこちらの意欲を低下させてくるのは、挫折した状態に慣れた人です。
「自分には無理だったけど」と前置きしながら、変化することがどれだけ困難で挫折しやすいかを混々と語る人です。
一見すると邪魔をしているようには見えませんが、変化のマイナス面ばかりを意識させてくるので、そのネガティブな思考がじわじわと心を蝕みます。
これらの特徴を持つ人は、異常ではありません。その人なりに辛さを噛み締めて、その思考に落ち着くことを選んでいるだけです。誰にでも、ネガティブな気持ちになることはあるし、そこからなかなか抜け出せないこともありますよね。とても普通で、意識して周りを見てみると、よくいるタイプの人なのです。
2.『良い環境』とは変化を求めている人の中
では、自分を変えるために『良い環境』とはどんな環境でしょうか?
それは、同じように変化を求めているコミュニティです。
目的が違っていても大丈夫です。できるだけ同じ熱量で変化を求めているコミュニティが、おすすめです。
なぜなら、同じように変化を求めているからこそ、自分が挫けそうになった時に、周りの頑張りに引き上げてもらえるからです。
成果が自分では実感できない時でも、周りから見れば変化を捉えられることがあります。
「今日はこれだけ進められた」
「先月は〜だったから、今はそれより前進している」
というように、お互いがお互いの変化を認識して指摘し合うようになれば、挫折しやすい行動を継続させやすくなるでしょう。
また、無理に励まし合わなくても、お互いの存在があるだけで励みになります。
「もう辞めてしまいたい」や「自分には限界なのかもしれない」とネガティブな気持ちに囚われてしまう時でさえ、同じく変化を求めている人の頑張る姿は、昨日の自分であり、明日の自分です。
真摯に行動し続ける様子を見るだけで、低下した意欲に再び火がつくでしょう。
環境は『人』
環境は、自分を取り巻く『人』です。変わろう・変わりたいと思う自分がいる環境が、それを引き止めようとするのであれば、変化はうまくいきません。
環境を、自分一人の力だけで変えるのは、自分を変えるよりも難しいからです。
あなたの周りには、どんな人がいますか?
あなたと同じような夢、理想、目的を掲げる人はいますか?
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