生き辛さと思考の関係性。辛さは考え方で強くも弱くもなる

生き辛さは、どこから作り出されているのかを考えたことはありますか?あなたを苦しめるその生き辛さは、作り出される部分を変えれば、和らげることは容易くなります。

目次

生き辛さとは?

彼岸花の写真

生き辛さとは、何だと思いますか?
自分以外の誰かが、自分が幸せになろうとするのを邪魔しているような、世界中から意地悪をされているような、そんな感覚を抱いていませんか?

生き辛さとは、考え方の偏りによって引き起こされています。

例えば、自分は青色が好きで、青色を選びたいと思っているのに、周りは赤色が良いと言うので、周りから浮かないように赤色を選択するというような生き方のことです。

自分の意思は明確に「それではない」と訴えているのに、心を無視して周りに合わせた回答を選ぶ思考が、生き辛さの正体と言えるでしょう。

では、この『生き辛さ』は自分以外からもたらされたものでしょうか?
選択は自分の意思で行なっています。周りの顔色を窺ったのは、周りから疎外されてしまわないための手段だったとしても、圧力をかけられていたからだとしても、それを選ぶと決断したのは自分自身ですね。
つまり、生き辛さは自分自身が作り出しているのです。

心のままに生きれるわけがないと言う人はいますが、思考が他人軸だと自分の心を裏切るばかりではありませんか?
その思考のままで生きる未来に、何の希望も抱けないのではありませんか?

一つの希望があります。自分の判断、選択、決断で生き辛さが作り出されているならば、自分の判断、選択、決断を変えれば、その辛さは解消してしまえるということです。

これまでの辛さを、これから先の人生まで引きずってしまわないように、ここで辛さの鎖を断ち切ってみませんか?

まずは二つの考え方をご紹介します。物事を考える時に、何かを決断する時に、誰かと一緒にいる時でも一人でいる時でも、常に思い返して実践してみてください。

1.すぐに答えを出さずに立ち止まって考えてみよう

人の言動の大半は、これまでの経験などから身につけた習慣がパターン化しています。そのため、何も考えずに自分から生き辛くなる選択をしていることも結構多いのですよ。

これまでの思考では、生き辛さが解消していないのであれば、その思考を見直す必要があります。
しかし、思考の見直しは少々厄介なポイントがあって、無意識で行動している習慣には対応しきれません。習慣の行動をストップして、『立ち止まって考える』習慣を改めて身につけてみましょう。

その場で決断せずに翌日に持ち越す。
一人になって客観的に考えてから決断する。
この二つを守ることで、習慣化された思考によって、生き辛い選択をしてしまうのを防げるでしょう。

一日置くのは、一人になって心を落ち着けてからでないと、物事の見直しが難しいからです。
例えば、日中に断りにくい誘いがあっても、翌日に決断を持ち越すと決めていれば、夜に自宅で一人になってから、ゆっくりと状況を整理して考えることができますね。
客観的に物事を捉えるには、慣れていないと少々時間がかかります。ゆっくり考えられる環境を整えて、自分が辛くならない選択ができるように考えてみましょう。

2.辛いと思うことからは逃げても良い

辛い辛くないの判断基準は、人によって程度の差が大きいです。自分が辛いと感じたなら、それは誰に何を言われようとも『辛い出来事』なのです。それを誰かの言葉で覆さなくても大丈夫です。

そして、辛いと感じた出来事からは逃げましょう。
逃げることは悪いことではありません。人の本能は、逃げるか戦うかの二択です。戦って勝ち目がなければ、戦いを回避するか勝ち目がある状況を作り出せるまで逃げるしかありません。無理に戦おうとすれば、深く傷ついてしまいます。

逃げる時は、ほんの少しではなく『自分が辛くないところまで』逃げ切ってください。周りに配慮して逃げても、自分が辛さの只中にいるのでは、逃げた意味が半減してしまいます。
逃げる時は、自分の中にある辛さが和らぐところまでしっかり逃げて大丈夫です。

思考で生き辛さを和らげよう

花の写真

ある格言にはこうあります。
思考は言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣へ、習慣は性格となっていつか運命となる。と。

自分の人生を決める決断は、思考によって下された命令です。
けれど、それを突き動かすのはあなたの心です。

自分にとって良い選択ができれば、人生は幸福に満ちていくのではないでしょうか。

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