気持ちを吐き出す習慣をつけよう!心のケアはいつやるのが効果的?

辛い時?苦しい時?ストレスが限界の時?心のケアは、いつやるのが効果的なのか、おすすめの3つのタイミングをご紹介します。

目次

心のケアっていつやるべき?

葉の写真

特に何があったわけでもない日常でも、小さなストレスはいくつもあります。ストレスに晒されることにどれだけ慣れても、心には確実に蓄積していることを忘れてはいけません。

心のケアは、こうした小さなストレスを早めに解消し、心を癒し、エネルギーを補充し、健やかな状態を保てるように自分で意識してケアすることを指します。
しかし、体のケアは行う人が多いものの、心のケアはなかなか習慣にはなりません。どうしてだと思いますか?

それは、体のように目に見てわかる・感覚でわかるといった状態がないからです。

心はそもそも形あるものではないので、状態が目に見えません。感覚もぼんやりとしていて、「体が辛いのか?」と勘違いしてしまうこともあります。
心の状態は、意外と正しく認識されていないことが多いのです。

だからこそ、意識するようになった辛さやストレスは、思っている以上に蓄積されているのだと思ってください。

では、どんな時に心のケアを行えば良いのか、おすすめのタイミングを三つご紹介します。
日頃の生活で気になった時に、行ってみましょう。

1.辛くなる前に気持ちを吐き出す

「何だか辛いことが多い…」と感じたり、頭を抱える・膝を抱えるといった行動をとることが増えたりしたら、気持ちをだいぶ溜め込んでいます。
限界まで我慢し続けるよりも、自分の言動に不調を感じた時に、気持ちを吐き出してみましょう。

気持ちを吐き出す時は、一人の場合は紙に書き出したり、誰かに向けて話すように声に出したりします。あとから整理しやすいように、紙に書き出す方がおすすめです。

紙に書き出す際は、順序よくなど考えず、思いついた部分から書き始めてください。
気持ちは数珠繋ぎになっているので、少しずつ吐き出していくとどんどん言いたいことが溢れてきます。順序を考えていると、うまく言語化できない部分が沈み込んで隠れてしまうため、何も考えずに気持ちを書き出してみましょう。

普段は言葉にできないことや、人前では決して口に出せない気持ちなど、思っている以上に鬱憤が溜まっていたのだと気付きます。
それだけ周りに気を遣っているのです。その優しさは決して無駄にはなりませんが、我慢を続けることだけはしないように気を付けてくださいね。

2.気持ちを整理したい時に行う

モヤモヤした気持ちを抱えていると、日常生活を送るのが苦しくなってきますよね。けれど、そのモヤモヤの正体は考えてもハッキリしないことが多いです。
なぜなら、それは『小さな我慢の蓄積』だからです。

「そうじゃない」と言いたいけれど、言わなくても結果的にどうにかなるような場面。
間違いを指摘したいけれど、相手を不機嫌にさせてしまいそう・相手に悪いような気がして言えない場面。
そうした小さな我慢が蓄積され、いくつものモヤモヤが心を雲のように覆っています。

一つ一つは小さな出来事で、「それくらいで」と自分自身でも思ってしまうため、つい我慢をしてしまうのですよね。
けれど、そうした小さな我慢の蓄積が、結果的に自分自身を苦しめているのだとしたら、その気持ちにケリをつけなければ、スッキリできません。

こちらでも、紙に書き出して何にモヤモヤしているのか、自分が当時にどんな気持ちを持って、相手にどんな忖度をしていたかを書き出すと、気持ちや物事が整理できます。

不思議なことに、書き出して整理するだけでも気持ちはスッキリしています。あとは、その先に同じことを起こさないために言うべき内容をまとめておく、同じ場面があれば今度こそ言うセリフを決めておくなどすると、今後のためにもなるでしょう。

3.リフレッシュは毎日でOK

1と2は、心にストレスがかかるというわかりやすいタイミングをご紹介しました。しかし、意識できる範囲だけでは、常に心を穏やかに保つことは難しいです。
さらに日常的に、スキンケアをするように毎日リフレッシュさせれば、より心を健やかに保ちやすくなります。

例えば、散歩をしてリフレッシュする、瞑想をして思考をリセットするなどを毎日一回行うだけで、心にかかるストレスの解消にひと役買ってくれるでしょう。

こうしたリフレッシュは、毎日行っても構いません。ただし、マンネリ化して飽きてしまわないように、リフレッシュ方法に変化を与えるのがポイントです。
毎日散歩ではなく、時には高負荷の運動を行ってみたり、瞑想ではなくハイキングで森林浴と運動を兼ねてみたりして、心に良い刺激を与えてあげましょう。

心を健やかに保とう

山頂からの風景写真

心を健やかに保つには、日々のケアが大切です。
お肌を綺麗に整えるように、髪をセットするように、心にもちょっと手をかけてあげるだけで、穏やかな状態を維持しやすくなりますよ。

最初から色々と行うのは負担になります。まずは一つ、心をケアする方法を日常生活に取り入れて、習慣化させるところから初めてみましょう。

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