普段から何気なく発している『言葉』には、あらゆるものへ影響を及ぼす力があります。それは自分自身にも、そして周りにいる人たちにも伝わる力です。『言葉』の力を使って、なりたい自分に変わりませんか?
目次
「自分を変えたい!」何から変える?
自分を変えたい。そして人生を良くしたい。そんな思いを胸に抱きつつも、何から始めたら良いか分からず、時間を過ごしていませんか?
自分を変えるために、どんなことから始め用としていますか?
人生をかけた大きな目標を立てたり、普段の行動を振り返ったり、思考パターンを分析したり。どれもこれも簡単ではないからこそ、続けにくいですよね。
変わるためには、何かしらの変化を続けなければなりません。その変化が定着し、習慣となる頃にようやく『自分が変わっていく』のを感じられるのです。
わかっていても、変化を継続することがまずは大変です。
何かに挑戦したり、変化することに慣れている人は、なりたい理想に向けて一気に動き出せます。けれど、そうした行動に慣れていない人ほど、スタート地点で足踏みして進めなくなってしまうのではないでしょうか?
挑戦や変化に慣れていなくても、自分を変えることができる簡単な方法があります。
大きな変化に比べると効果は小さいですが、着実に自分の内面を変え、周りからの反応をも変えていけるでしょう。
それは、『言葉』です。
口から出る言葉には、その人の本性が表れています。物事の見方や感じ方、相手に対してどのような感情を抱いているかなど、そういったものが簡単に表現できてしまうのが言葉です。
その言葉から、自分の生き方、そして人生を変えてみませんか?
1.感謝を言葉にしてみよう
変化を求めているということは、今の人生や生き方には不満があるということです。
であれば、まずは『周りへの感謝』を言葉にすることをおすすめします。
普段から何気なく親切にしてくれる人たちが、たくさんいます。しかし、切迫した時間の中で生きていると、どうにも感謝を伝える機会を逸してしまいがちです。
ほんのひと呼吸、落ち着いて感謝を言葉にしてみましょう。
「ありがとう」と、ただひと言でも良いです。
「〜をしてくれて助かりました」と、喜びの言葉を添えても良いです。
あなたがされて嬉しかったこと助かったことを、言葉にして相手に伝えてみてください。
言葉はコミュニケーションの一つ。普段から感謝をしない人が、改めて感謝の言葉を口に出すようになると、周りからの反応が変わります。
最初は驚き、次は気持ちが伝わっていたことへの喜び。感謝を言葉にして表現するだけで、誰かを喜ばせることができるのです。
これって、幸せだと思いませんか?
そして、その幸せは巡り巡ってあなたに返ってきます。
周りから声をかけられるようになり、何となく距離感が縮まったりしていると、自分の中での自己評価も少しずつ上向いてくるのです。
感謝をすると、周りにそれが伝わり、その影響が再び自分に戻るサイクルが生まれます。この変化が、あなたの生き方、そして人生を変えていきます。
2.人の長所を見つけて言葉にしてみよう
感謝をすることは、『人から何かをしてもらった瞬間』とタイミングが計りやすい出来事です。まずは感謝を言葉にすることに慣れていきましょう。
そして、慣れてきたら次のステップに挑戦です。
次は、『人の長所を見つけて言葉にする』ことに挑戦してみましょう。
人の長所を改めて考えてみると、どこだかそもそも見つけられなかったり、何となくはわかるけれど適切な言葉で言い表せなかったりして、言語化が難しいと感じます。
大丈夫です。それは単に慣れていないだけですから。
まずは長所を見つけるところから、初めてみてください。
相手の行動や発言をよく観察してみると、色々なことに配慮しているのが見えてきます。例えば、相手を気遣って発言する言葉を選んでいたり、誰が相手でも自分の意見をはっきり伝える勇気があったり。長所は人によってさまざまです。
人の長所に気が付けたら、それを本人に伝えてみましょう。本人に直接伝えるのが難しい場合は、身近な人に「あの人はこんな良いところがあるんだ」と伝えてみましょう。
良い話も悪い話も、いつかは本人の耳に届きます。悪い話は敵を増やし、良い話は味方を増やします。
言葉から人生を変えていこう
変化を起こすならば、なるべく抵抗を感じない小さい変化がおすすめです。抵抗を感じなければ、続けることが容易になるからです。
どんな変化も続けていけば習慣となり、その習慣はいつか自分の生き方になります。
そうやって自分を今の形から少しずつ変化させていけば、数年後にはなりたい自分になれているかもしれません。
そのために、まずは言葉を変えてみましょう。
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