大切な人を『大切にできない人』の特徴とは?どうしてできなくなってしまったの?

自分では大切にしたいと思っているはずなのに、なぜか嫌味を言ったり相手が傷つくだろう言葉を言ったり、思ってもいない言動をしていませんか?

目次

自分を『雑』に扱う人は周りを大切にできない

手を繋ぐ写真

自分の気持ちを押し隠したり、周りを優先しようとするあまりに自分を蔑ろにしたりしてしまっている人は、そんなつもりはないのに大切な人を雑に扱ってしまいます。

なぜなら、心の奥には不安と不満が渦巻いているから。

「自分が我慢すれば良い」を第一の解決策として、周りを気遣ってきた人ほど、無意識に自分自身を追い詰めています。
「自分はこれほど我慢した。そうした結果、周りは助かっている。だから自分が我慢した辛さと同じ辛さを周りは味わわなければいけないのでは?」と、考えるようになります。

それは、相手も同じ辛さを味わってくれないと、自分がやったことが軽んじられてしまうのではないか?自分の価値が安く見られてしまうのではないか?と不安になるからです。

相手の行動の何かに自分の不安を刺激する要素があれば、思わず攻撃的な言動をしてしまうでしょう。
そんな自分の行動を止めようとしても、本音の部分が変わらなければ同じことの繰り返しです。

大切な人を感情に任せて傷つけてしまわないために、まずは自分を大切にしてみませんか?

1.幸せの土台は『自分自身』

自分や周りにいる大切な人たち。誰から幸せにしていけば良いと考えますか?
答えはどんな状況でも変わりません。幸せの土台は、いつだって『自分自身』から始まります。

幸せは、コップに満ちた水のようなものです。水は少しずつしか注がれませんが、いつしかコップから溢れるほどの量となります。
まずは自分自身というコップを満たし、そこから溢れる分を大切な人に分け与えていくのが、理想的です。

例えば、自分のコップが空の状態で他の人にその水を分け与えれば、その人は潤いますが、自分自身は乾いたままです。
そうなると、こんなことを考えてしまいませんか?

「気を利かせて順番を譲ったのだから、コップを満たし切る前に交代すべきじゃないか?」
「自分のコップが空なのは気が付いているはずだから、きっとすごくお礼をしてくれるだろう」

こんな風に見返りを求めてしまえば、お互いが幸せにはなれませんよね。幸せの奪い合いになる未来へと向かってしまうでしょう。
だから、最初にコップを満たすのは自分自身でなければならないのです。

幸せの順番については、こちらの記事でご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
間違えやすい『満たす順番』!幸せになれないのは順番を間違えているから?

2.自分の本音をすくい上げてみよう

では、自分自身を幸せにするために『何から始めたら良い』のか?
自分がどんな時に幸せを感じたか、これまでの経験を思い返してみましょう。どんな時に幸せを感じ、どんな時に心が満たされましたか?

欲しかったものを手に入れた時?
美味しいものを食べられた時?
好きな人たちと一緒にいられた時?
きっとそれは、自分の気持ちを受け止めてもらえた時ではないでしょうか。

気持ちは、千差万別です。一人一人の個性の結晶です。だから、簡単に本音を話せる人は見つからないし、信頼している相手にも簡単に打ち明けられません。
けれど、誰にも本音が言えない状況は、不満を溜めてしまいやすいです。

まずは、自分自身がその本音を受け止めてあげましょう。
受け止めるために、心の奥に隠してきた本音を吐き出しましょう。

声に出しても紙に書いても、どちらでも大丈夫です。形にして心の外側に出してください。
少しずつ、本音を表現できる言葉を見つけ、形にする練習をしてみましょう。いつか信頼する誰かに話せるように。

自分を大切にできれば周りも大切にできる

ハートを持つ手の写真

我慢ばかりしてしまう人は、『それが良いこと』と思い込んでいますが、自分を犠牲にし続けることが本当に良いことでしょうか?誰も犠牲にならない道を探した方が、自分のためにも周りのためにも良いのではないでしょうか?

人は、自分の経験で得たものしか知りません。
知らないものは表現しようがありません。

我慢ばかりをしていると、周りにも我慢を強いてしまいます。
それは本当に幸せかを考えてみてください。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
心のケアや不調の整え方、楽に生きる方法などをご紹介しています。ぜひそちらも読んで、辛さや苦しさを手放せますように。

WEBお問い合わせはこちら WEBお問い合わせはこちら
\この記事がよかったらシェアをお願いします!/

SNSやってます!

ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!