物質的に満たされれば幸せか?人の役に立てば幸せか?自分の幸せを考える時、誰から幸せにしていくか『順番』が最も重要です。
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幸せになり損なっている?順番間違いに注意しよう!
粉骨砕身の思いで仕事を頑張れば幸せになれるのか?お金をたくさん稼げば幸せなのか?それとも、幸せの絶対数は決まっていて、周りと奪い合いをしなければ幸せにはなれないのか?など、幸せについては様々な議論がありますよね。
幸せとは、周りと奪い合うものではないし、お金があるだけでも幸せとは限りません。
あなたは、どういう時に幸せを感じるか、自分のこれまでを振り返って一番幸せだった瞬間を思い出してみてください。
きっとそれは、不自由や窮屈さがなく、伸び伸びと自分らしくいられて、自分の周りにも笑顔がたくさんあった瞬間ではありませんか?
幸せには、満たす順番があります。その順番を間違うだけで人は簡単に「自分は不幸だ」と断定してしまうのです。
あなたも、幸せを満たす順番を間違えていませんか?
1.最優先はいつでも『自分』
幸せを分け与える順番の一番目は、いつだって『自分自身』です。この順番は決して変わりません。
例えば、蝋燭の火をイメージしてください。人の優しさは、蝋燭に灯した火だとします。誰かに優しくしたいなら、自分が持つ蝋燭から火の付いていない誰かの蝋燭へ、火を移してあげることができます。それにはまず、自分の蝋燭に火が灯っていなければ出来ませんよね。
自分が幸せではないのに、分け与えるものが何一つないのに、誰かに分け与えようとすると、自分が生きるために必要な最低限の分を切り崩さなくてはなりません。時間であったりお金であったり気遣いであったり、その時々で分け与えるものは様々ですが、自分が生きる分まで分け与えてしまったら、自分が生きていけなくなります。
一番最初はいつだって『自分自身』です。自分を満たせずに、周りの人を満たすことはできません。自分を最優先することを恥じないでください。火のない蝋燭を傾けても、誰の蝋燭にも火を灯せないのだから。
2.身近な人から幸せを分けよう
自分を幸せにすることができて、初めて人に分け与える準備が整います。まずは身近な大切な人達に、幸せを分け与えることから始めていきましょう。
幸せを分け与えることは、そう難しくはありませんが、幸せの形は人それぞれ違いますよね。自分にとっては嬉しいことでも、誰かにとってはあまり嬉しくないことは多々あります。
もし、親切心から誰かを助けても、それが必ずしも相手の喜びになるとは限らないのです。
それがわかりやすいのは、身近な相手です。
親しい仲、気兼ねなく意見を言える仲だからこそ、自分の行動で相手がどう感じたかを直接知ることができます。
やりすぎてしまわないように、その加減を知るには身近な人はちょうど良い練習相手となるでしょう。
また、自分にとって身近な人達に幸せを分け与えることで、自分の周りが幸せに満ちていきます。所属するコミュニティー全体が幸せになれば、自分が生きる環境自体が幸せそのものとなりますよ。
3.不特定多数に与えない
誰にでも親切にしている人を見ると、「きっと本人は分け与えられるほど満たされているんだろう」と思いますよね。けれど、実際にはそうでもない人が無理をしているケースもあります。幸せになり損なっている人は、誰彼構わず分け与えようとする人です。
世の中には、たくさんの人がいます。自分と似た価値観を持っている人、お互いに尊敬し合っている人、相手を利用しようとする人など。
自分の行動で誰かが幸せになってくれたら嬉しいですが、寄りかかってこられてばかりいると、大変ですよね。
誰彼構わず幸せを分け与えようとすると、搾取しようとする人達が寄ってきます。こういう人達はよく鼻が効くのです。
一度は分け与えたとしても、その人たちの本心に気が付いたら、分け与えるのは止めましょう。不自然でも良いので距離を置き、自分を守る行動を優先してください。そうしないと、どんどん搾り取られてしまいます。
人に分け与えることで幸せは得られますが、自分が満たされていない時にまで人に分け与えることはできませんよね。最優先はいつでも自分自身であることを忘れないでください。
自分から幸せを起こそう!
幸せは、自分を満たして次に周りを満たすこの順番が大切です。分け与えられるのを待っているだけでは、幸せにはなれませんよ。
まずは自分で自分を幸せにしてみてください。
自分にとっての幸せを、自分自身に与えてあげましょう。
そうして満たされたら、周りの人達に分け与えてあげましょう。それが連鎖して繋がって、いつか誰かの手からあなたへと幸せが分け与えられます。
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