被害者って言葉は、自分に当てはまるのは嬉しくはないものですよね。事故や事件などの被害にあって、何かしらの損害を被っているという状況ですから。
けれど、人生の中ではそう簡単には割り切れるものではないようです。
人生の被害者。もしかしたら、その心地よい泥沼にはまってしまっていませんか?
目次
人生の被害者とは?

あなたは自分のことを、何かしらの被害に遭っていると思いますか?この質問に「はい」と答える人は多くはないでしょう。けれど、この質問には「はい」と答える人が続出するはず。
あなたは、誰かのせいで自分らしい人生を生きることを制限されている。または、やりたい事をやれない状況においやられていますか?
自分で選択し、切り拓いていく人生において、障害となるものが存在するのは当たり前のことですよね。けれど、その障害が自分ではどうにも壊せない、そして無視することもできないものだった場合、自分らしい人生を生きることが困難になります。
例えば、やりたい職種には就けたけれど、経営陣の考えと合わず、本来やりたかった事が果たせていないという場合で考えてみましょう。
やりたい職種に就けたということは、自分で選び、自分らしい人生を切り拓いているといえます。
では、問題は経営陣と考えが合わないという点ではどうでしょうか。会社を運営しているのは経営陣です。トップと考えが合わなければ、自分が本来やりたい事は実現することはできません。人生の目標を目の前にして、仲間であるはずの人間から邪魔をされている気持ちを抱いていますね。
この例えでは、経営陣が自分の邪魔をしている。その被害に遭っていると思い込んでいます。
そう、『思い込んでいる』んです。
実は、全く被害に遭わない状態になることも選択できるんです。それは転職すること。競合他社に転職するでも、自分で起業するでも。やりたい事が明確なら、その経営陣と関わらない道を選べばいいんです。
けれど、それを選ばない。その本音は何だと思いますか?
被害者が心地いいという心理状態

人生の被害者でいることは、実はとても心地がいいんです。被害に遭っているのに心地がいいってどういうこと?と不思議に思いますよね。
被害に遭っている人は、その状況に置かれている限り、自分の力では何事もどうしようもないと思い込んでいます。そして、周りからもそういう目で見られています。
困難な試練に立ち向かうことも、問題を改善することも、自分には全ての権限と権利が取り上げられている。だから、全ての面倒は加害者がやるべき事。だから、自分は何もしなくても許される、という風に考えています。
この被害者心理は、とても心地のいいぬるま湯みたいなものです。首まで浸かれば、抜け出すことは難しくなります。
恐ろしいことに、この被害者心理の状態に陥っている人は、たくさんいます。
自分には何もすることはできない。この人がいるから我慢しなきゃ。責任があるのは自分じゃないし。そういう考えを持っていたら、すでに自分は被害者だと思い込んでいます。
被害者から抜け出したい

被害者でいると人生は単純です。何が起きても他人のせい。何か起きなくても他人のせいでいいんです。自分にはそれを選ぶことができないようにされてしまっている被害者だから。
けれど、最後にあるのは苦痛と苦悩です。楽しみも喜びもない、何も得られない、自分の無力さを呪うようになる結末しかありません。他人を責め、自分を慰め、周りを見下しながら羨ましそうに見上げている人生です。
そんな被害者心理から抜け出しませんか?
被害者心理から抜け出せば、困難は自分で対処しなければならなくなるし、時には苦しみを味わい、絶望にぶつかることもあります。それでも、毎日を輝かしく生きられる人生を送れるのは、被害者でいたままでは叶いません。
自分らしい人生を。どんな形でも、自分で選び、喜びと楽しみのある人生をつくり上げる為に、被害者心理から抜け出してみましょう。
被害者心理に長く浸かっていた人ほど、抜け出すのは簡単ではないかもしれません。心は、今ある状態で安定しているので、そこからの変化を強く拒否します。それが不快感やイラ立ちといった感情に現れます。
それでも、頑張って試してみてください。今日があなたの人生の一歩目だと思って。
1.被害者ではない自分を想像する
まずは、自分に対して持っている被害者のイメージを変えましょう。
イメージは簡単には変えられませんが、想像するのは簡単です。
例えば、自分に自信があったら。どんな問題でも解決できる技術があったら。堂々と話せる話術があったら。何でもできる自分をイメージしてください。
そのイメージの中のあなたは、どんな表情をしていますか?どんな立ち振る舞いをしていますか?どんな気持ちでいますか?
自分自身のイメージが出来上がってきたら、その周りの状況にもイメージを広げていきます。
イメージした自分自身がいる場所、置いてある物、音や匂いなども具体的にイメージしていきます。
2.比べる
被害者ではない自分をイメージできたら、現在の被害者である自分と比べてみましょう。
比べる時は、とても辛い作業かもしれません。見たくないと思うかもしれません。けれど、安心してください。比べるのは行動という面だけです。あなた自身を否定するような比較ではありません。
イメージした自分と現在の自分の行動を比べると、違いがはっきりとします。その違いは、改善点です。今のあなたが変化する為の改善が、比べることで見えてきます。
3.改善した行動をとる
最後は、比べることで見つけた改善点を行動に移すだけです。
行動は何にも勝る力を持っています。失敗してもいいんです。何度も失敗して、そこからまた改善点を見つけ、行動を改善していけば、イメージしたあなたに近付いていきます。
改善して最初の行動は、ほぼ失敗になります。その覚悟をしておけば、「失敗か。想定通り」と思うだけですよね。そう頭ではわかっていても失敗は辛いと感じたら、その感情は【「逃げ出したい」その気持ちから離れられない原因】で書いた感情との距離の取り方を試してみてください。
あなたの為の人生を

人のせいにする人生は、その時だけを切り取って見れば楽ですが、人生の後半にくる頃には徐々に辛さが増していきます。何を決定する力もなく、選ぶ目も基準もなく、本当の意味で右も左もわからない人になってしまいます。楽に思えたのは、辛いことを全部先送りにしていただけだと、その時になってから気が付くんです。
後悔しない人生はありません。けれど、何に後悔するかを選ぶことはできます。
行動しなかった、やりたい事をやらなかった。そういう後悔は、取り返しがつきません。
行動したけど失敗した。けど、やってみなければ見えない景色が見れた。そういう後悔は、後悔していると言葉にしていても、心は晴れやかです。
あなたはどういう人生を送りたいですか?その為に、どんな自分でありたいですか?
喜びと楽しみに満ちたあなたの為の人生を送りませんか?
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