考え方や生き方を変えるキッカケは、衝撃的な体験することです。けれど、生き方を変えようと思うほどの体験はなかなか出会うことはありませんよね。
そんな時は、本を読みませんか?本には、衝撃的な体験がたくさん詰め込まれています。
目次
本で生き方が変わるのか?
最後に読書をしたのはいつですか?子供の頃は読書をする習慣があった人も、大人になるほど本から離れていってしまいます。たまに読む本も、最後まで読み切らずに部屋の片隅に置きっぱなしになってしまい、何も得られずに資源ごみ行きということも。
本には、自分ひとりの人生では体験できない内容が書かれています。それを読むことで疑似体験し、考え方や生き方にまで影響を与えてくれる本も数多く存在しています。
ただ、人が面白いという本でも、自分が面白いと感じるかどうかは、読んでみなければわからないですよね。だからこそ、本を探すのには苦労します。
本を読まなくても衝撃的な体験はできる人もいますが、「なんだか最近冴えない」や「面白くないな」と感じているなら、ぜひ本を読んで衝撃体験をしてみてください。
私がおすすめする本はこの二冊です。ページ数の割りに読みやすく、おすすめ1の本は半日ほどで読み終われるほどど、面白い本です。
考え方や生き方を変えるキッカケに。ぜひ読んでみてください。
1.夢をかなえるゾウ
水野敬也著書。
本編は365ページ。
何をしたらいいかわからない人におすすめ。
登場人物が二人しかいないシンプルな話の展開です。基本的には二人の会話がメインとなっています。この会話の中に、心にグサっとくる言葉がたくさん散りばめられていて、そのひとつひとつが考え方や生き方を変えようとするキッカケになっています。
主人公は平凡で平均的な人物。だからこそ、共感できるシーンが盛りだくさんです。読み進めていく内に、主人公に自分を重ねている人も多いでしょう。それくらい熱中できる本です。
本編中に出てくる登場人物の名言集が本編の後にまとめられています。本編を読むのも面倒だという人は、この名言集から気になったページを読みに行ってもいいかもしれません。
2.嫌われる勇気
岸見一郎、古賀史健著書。
本編は283ページ。
考え方を根底から変えたい人におすすめ。
心理学で有名なアルフレッド・アドラーが提唱した心理学を研究する哲学者と、そのアドラー心理学を認めない青年との対話形式の物語です。夢をかなえるゾウと同じように、登場人物が二人と少ないのがいいですよね。
こちらの本も、あっという間に読み進められるほど熱中できる本です。
青年は哲学者に対して、暴言ともとれる発言を繰り返しながら、哲学者の言うアドラー心理学が間違いだと証明しようと対話します。
けれど、話していく内に青年もアドラー心理学の内容に理解を示し、それでも反発する感情と戦いながら、対話が続いていきます。
この青年が、まさに読者の代弁者です。読者が言いたいことは、青年が全て言葉にしてくれています。そして、それに対する答えを哲学者が提示してくれます。読むほどに、自分が解決できなかった人生の問題が解決していくのを感じられる本です。
いつでも変われる
人はいつでも変わろうと思えば、変われる力を持っていると、私は考えています。ただ、その力が持続できなかったり、どうやって発揮すればいいのかわからなかったりすることで、自分を変えられないのかもしれないという落とし穴にはまってしまうんじゃないでしょうか。
体験は、人を変えるほどの影響力があります。とんでもなく綺麗なもの、素敵なもの、醜いものなど、心を揺さぶるほどの衝撃的な体験は、良い意味でも悪い意味でも考え方や生き方を変えてしまいますよね。
けれど、日常的にそんな衝撃的な体験に出会うことはほとんどありません。日常は平穏で、昨日とほとんど変わりない一日が繰り返されていくからこそ、平穏と呼ばれるんですから。
でも、自分の考え方や生き方を変えたいと思ったら、その時には衝撃的な体験が必要ですよね。
本はいつでも手にして、どこでも読むことができる便利な物です。それって、いつでもどこでも自分を変えるキッカケをつくれるということです。
今の考え方、今の生き方のままでいいのか?一度、考えてみませんか?
それを考えさせてくれる本を、ぜひ読んでみてください。
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