みんなが考える『幸せ』と自分が考える『幸せ』の違いを知ろう

あなたの考える『幸せ』とは、何ですか?
どんな状態?
何があれば幸せ?
幸せを誰かと比べていますか?

目次

 

何をもって『幸せ』か?

ウユニ塩湖の星空の写真

良い人生だ。幸せな人生だ。そう感じる瞬間はありますか?
もし、そう感じることができた瞬間があるとすれば、もう人生の最高点を過ぎてしまったことになりますか?
もし、そう感じていなければ、この先の人生も幸せにはなれないと思いますか?
あなたにとっての幸せは、どんな状態なんでしょうか?それは幸せという通過点でしょうか?

幸せって、すごく曖昧なものですよね。戦争をしていた時代からいえば、今のように戦争をしていない状態は平和で幸せに見えるでしょう。

けれど、命がいつ途絶えてしまうかもわからない状態は、戦争の有無だけではありません。事件や事故、病気など他の様々な原因によって、命は脅かされ続けています。それでも、戦争していた頃に比べれば、はるかに幸せだと、多くの人が感じるでしょう。

そして、どこに住むか、どんな仕事をするか、誰と一緒にいるか。そのほとんどが選べるようになった今は、はるか昔の時代の人達からすれば、自由という幸せを手にしたように思われるでしょうね。

幸せは、人と比べなければ、時代と比べなければ認識することもできないようなものなんでしょうか?
比べてしまえば、いくらでも上はいるし、下もいます。それでは正しい答えなんて誰にもわかりません。今が本当に幸せなのか、不幸なのか、比べることでは幸せは感じられません。それはただの優越感です。

本当の幸せは、何かと比べても意味がないと思いませんか?

 

『幸せ』は変化する

パレットに広がる絵具の写真

あなたの見る視点が変われば、物の見え方は簡単に変わりますよね。幸せもそれと同じように変化します。

十代の頃、あなたの思考や価値観はまだ芽生えはじめたばかりです。自分の好きなもの嫌いなものを含めた様々なものに触れて、色んな人と接して、どういう自分でありたいかを決め、そういう自分になるように育んできました。
けれど、その思考や価値観は常に磨かれ続け、二十代や三十代になる頃には十代の頃とは全く違うものになっています。

このように、あなたが感じる幸せも生きていく間に変化しています。
嫌いだったものが好きになることもあるし、違う見え方を知った瞬間に、それが幸せのひとつと気が付くこともります。そうやって変化していく幸せを、あなたは認識し、把握し続けることはできていますか?

自分の視点が変わったことにも気が付かなければ、本当は手元にあるはずの幸せに目を向けることもできていません。幸せは手元にあるのに、それに気が付いていない状態です。
せっかく幸せがあるのに、「自分は不幸だ」と言い続けてしまっていたら、手元にある幸せも壊れていってしまいかねません。

 

あなたの『幸せ』は?

籠に入った花の写真

私は、幸せは空気のようなものだと考えています。身近にあって、身近すぎるからこそ気が付かなくなる時があるんじゃないでしょうか。

空気がないと、息ができなくて苦しいですよね。けれど、空気は目には見えません。空気が薄くなって息が苦しくなってしまうか、空気を吸いこもうと思いっきり深呼吸する時でないと、空気の存在を認識することはありませんよね。
幸せも同じように、これが幸せなんだと感じるか、その幸せを失わない限り、認識できないのではないでしょうか。

今、命があること。
呼吸をして、言葉をかわせる人達がいること。
たくさんの人達の中で心を通わせることができる人がいること。
美味しいご飯を食べられること。
好きな場所に移動できること。
好きなものがあること。
大切にしたい物や人がいること。
幸せは、こうした日常の中にあります。生きているって、特別なようだけれど、日常が繋がっていく毎日の連続で、何ひとつ特別ではないですよね。
あると嬉しい。無いと寂しい。それが幸せではありませんか?奇跡のようでいて、意識しないとすぐに当たり前になってしまう存在ですよね。

誰かと同じ形の幸せを求めると、途端に人と比べてしまいます。それでは幸せは見つけられません。
幸せは、あなたが感じられるかどうか、それだけが大切なことです。
あなたが感じる幸せに目を向けてください。もしかしたら、あなたの日常の中に、もうあるのかもしれません。

WEBお問い合わせはこちら WEBお問い合わせはこちら
\この記事がよかったらシェアをお願いします!/

SNSやってます!

ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!