付き合う人は選べる。自分の為の人の輪を繋いでいこう

2021/08/27

嫌いな人、苦手な人でも無理に付き合いを続けていませんか？
近所だったり、同じ職場だったりして、逃げるに逃げられないという場合もありますよね。

それでも、付き合う人は選んでいいんです。

付き合う人が選べないのはナゼ？

嫌いな人でも苦手な人でも、あなたを傷つけようとする人にでさえも、いい顔をしようとしてしまっていませんか？
自分がどんなに傷付けられようとも、自分から付き合いを断てないでいませんか？
人付き合いは、解決が非常に難しい問題とされ、人間関係で悩まない人はいないほどです。

誰もが「たくさんの人と仲良くできるのは良いこと、凄いこと」という思い込みを持っています。
確かに、誰とでも仲良くできるのは素敵なことです。けれど、相性が良くない人というのは必ずいます。どんなに努力しても、その努力が片方だけでなく、お互いの努力であったとしても、どうしても好きになれない人達はいるんです。

自分とは合わないと感じている人同士が、付き合いを続けていれば、常にお互いの行動にイライラを積み重ねてしまいます。それは良好な関係とはいえません。

どうして人は、付き合う人を選ばないようになってしまったんでしょうか？
そこには、世間体と仲良くないといけないという思い込みの二つが関わっています。

あなたは、世間体を大事にしすぎていませんか？
周りからおかしな人と思われたくない、人付き合いが悪いと思われたくない、人の輪から外されたくない。そんな気持ちが、付き合う人を選べなくさせています。

もし嫌われたら。そう思うだけで、苦手な人や嫌がらせをしてくる人に対してもいい顔で対応しようとし、自分を偽る生活を送る羽目になってしまいます。

人とは仲良くしないといけないという思い込みも同じです。
どんな人でも誰とでも仲良くできないと、仲良くできない自分が悪いと感じ、どんどん周りの人に合わせる他人軸な考え方が定着してしまいます。
自分を偽り、人の顔色を伺ってばかりになってしまえば、自分の意見がどこにあるのかわからなくなります。

人から嫌われたら、その人との関係はそれで終わるだけなのに、その先にとんでもない悪い事が待ち構えているような想像をしていませんか？

笑顔でいられる人達、笑顔にさせてくれる人達と繋がる場は、今は全世界に広がっています。いつでもどこでも、誰とでも繋がれるんです。
そんな広い世界にいるから、身近な誰かから嫌われようとも、もっと広い世界にあなたを好きになり、あなたが好きになれる人はたくさんいます。いくらでも、コミュニティをつくることができるんです。

「自分にはここしかない」という井の中の蛙のような思い込みはやめませんか？
その思い込みは、あなたの可能性を絶やし、自分を嫌いになる入口です。
あの人が嫌いなら嫌い。その気持ちは悪くないんですよ。悪いのは、相手を傷つける為にその気持ちを表現しようとする行為です。嫌いな人とは、今すぐに付き合いをやめた方が、誰にも迷惑はかかりません。