生きているのが苦しい、辛いと感じますか？
生きている楽しみが見つけられないと感じていますか？
もしそうなら、この行動を止めてみてください。
きっと人生が楽に、楽しくなるはずです。
目次
生き辛い・苦しいの原因は自分自身？
生きていくのが辛い。生きているだけで精一杯。と感じている人は多いのではないでしょうか。
その生き辛さの原因は、どこにあると思いますか？
仕事に忙殺されていたら、職場環境が原因。
家族が不仲で居心地が悪いとしたら、家庭環境が原因。
人付き合いが苦手で、色々なところで人と衝突しないように苦慮しているなら、人間関係が原因。
原因は、全てあなたの外側にあるのでしょうか？
心理学者のアドラーは、原因はいつも自分の中にあるとしています。
どのような出来事も、それをどう受け捉えるかによって、良くも悪くも判断できます。人生が生き辛いと感じている人は、自分自身が生き辛い人生をつくり上げているということなのです。
生き辛いと感じている人は、自分で自分を苦しめているなんて想定外ではありませんか？どうにか苦しみから逃れたくて、色々試している人もいるでしょう。
それでも、生き辛さの原因は自分自身にしかありません。
まずは、人生を生き辛くさせてしまう原因から、やってしまいやすいこの三つを、改めてみませんか？
人生を楽に、楽しくしていきましょう。
１．自分を雑に扱うのをやめる
自分で自分を雑に扱うことをやめましょう。
自分自身を雑に扱うと、それを見ている周りの人達に伝染します。たとえ周りの人達にその気がなくても、無意識に刷り込まれていってしまうのです。
あなたが自分自身を「こんなもの」や「どうでもいい存在」として扱えば、自然と周りにいる人達は、あなたが自分自身を雑に扱う態度を見て記憶します。その記憶はゆっくりとその人達の中で蓄積され、無意識の内に『こういう対応をとってもいい人』として認識されてしまいます。
元々は、あなたが自分自身を雑に扱っていたせいとは、なかなか考えませんよね。けれど、周りの人のあなたへの態度は、自分自身が原因となっていることもあるのです。
人は、自身の周囲の影響を少なからず受けているもの。悪い影響を周りに与えないよう、自分自身の態度から改めていきましょう。
２．無理な我慢をやめる
全然大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言ったり、ものすごく怒っているのに「怒っていない」と言ったり、自分の感情や体の限界ギリギリになるまで我慢することをやめましょう。
体への無理な我慢は、不健康への道を突き進んでいるので、体に不調が現れれば我慢も限界とわかりやすいのですが、そこまで我慢してきているせいか、そのまま最後まで我慢を続けてしまう人がたくさんいます。
我慢しても体は回復しないのは当然ですよね。
心も同じです。自分の感情に嘘をついて、感情を表に出さないように我慢していると、やがて自分の感情がわからなくなってしまいます。
体の回復と同じかそれ以上に、心の回復は難しいです。我慢しすぎてしまい、我慢してきた倍以上の時間をかけて回復させなければならない場合もあります。
「我慢すればいい」という判断は、我慢することでその場の面倒を避けただけで、何の解決にもなっていない事の方が多くありませんか？
我慢を選択する方が、あなたの為にも周りの為にも、本質的には良くない結果に繋がっていることを、よく考えてみてください。
３．『～すべき』思考をやめる
『～して当然』や『～すべき』の思考が危険だというお話は、以前にもしましたね。この思考は、思考停止に近い状態に陥ってしまいやすいので危険なのです。
思考停止状態では、物事を本質的に考えることをしなくなります。それは思考の放棄です。そうすると、どう行動するかの判断ができなくなり、無理な我慢を続けてしまったり、自分を犠牲にした選択をしやすくなってしまいます。上記の１、２に繋がっていく原因となりえます。
人生で起きる全ての物事の決定権が、あなたにあります。
あなたの人生です。どういう決断をするかは、あなたが決めていいのです。
それを邪魔するのが「～すべき」思考。凝り固まった誰かの思考で、あなたの人生を決めてしまわないでください。人の意見に左右されてしまうと、ますます『～すべき』という思考に囚われてしまいます。
やめたら人生が楽になる
私は、生き辛さの原因が自分自身にあったと気がついた時は、それを受け入れることはできませんでした。
周りが悪い、環境のせいだという考えから、離れられなかったのです。それはまさに『～すべき』思考や無理な我慢に囚われていたからでした。
我慢をすれば、そのツケは自分に押し寄せます。押し寄せたツケを消し去るには、周りに頼るよりも自分自身が我慢した方が圧倒的に簡単です。
けれど、その我慢は体も心も蝕んでいくことになりますよね。
我慢するほど、体も心も限界に向かって一直線に進み、限界を超えて倒れるだけでした。
あなたは今、生き辛いと感じていますか？
今いる環境が不遇だと思っていますか？
それなら、まずは我慢をやめましょう。自分が楽になれる環境を整えましょう。
そうして、少し楽になったら、自分自身を振り返ってみてください。今までのあなたは、自分自身を雑に扱っていませんでしたか？『～すべき』という思考に支配されていませんでしたか？
やらなければ楽でいられるのに、人は余計なものを背負い込んでしまう生き物です。
もっとシンプルに、『自分を大切に』をモットーにしてみませんか？
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