『落ち込みやすい』性格は自己暗示のせい?ネガティブを変える3つの自己暗示

落ち込みやすい性格を、なんとかしたいと考えても、気がつけば挫折してしまっていませんか?
性格は簡単には変えられません。変えるべきは、『思考』の方です。

あなたの思考を変えて、すぐに落ち込んでしまう自分を変えてみませんか?

目次

 

認知の歪みで人は落ち込む

森の写真

自分はマイナスに物事を考えてしまう性格をしている、と思ったことはありますか?
マイナス思考な人は、物事の悪い面ばかりが目に付き、いつでも最悪の事態を考える癖がついています。物事には良い面もあると頭では理解していますが、気になるのは悪い面ばかり。

そのマイナス思考、「性格だから変えられない」と思い込んでいませんか?

長年、自分の嫌な部分を見ていると、もはや悟りに近い諦めの感情を持っているのではないでしょうか。「自分はこんな性格だから、損してばかり」や「やりたい事があっても、心配なことばかりを考えてしまって踏み出せない」なんて経験もあるかもしれませんね。

そんな性格を、一度は変えてみようと思いませんでしたか?
そして、挫折してしまったのではないでしょうか?

人の性格を変えることは簡単ではありませんが、思考は習慣によって性格よりも簡単に変えていくことができます。
マイナス思考、ネガティブ思考。そんな物事の悪い面ばかりを捉えてしまう思考を、変えていきましょう。

やることは簡単です。三つの習慣を毎日の生活の中に取り入れてください。それだけで、徐々にあなたの思考に変化が現れていくはずです。

 

1.マイナスの言葉を使わない

言葉は自己暗示とも言われています。自分の口から発した言葉、心の中で思った言葉は、そのまま自分に浸透していき、暗示のような作用を与えます。

マイナス思考の人でいうならば、毎日のように悪いことを自分に擦り込ませているも同じです。これでは、生きていること自体を怖がってしまうのも無理はありません。

そこで、マイナスの言葉を使わないようにしてみてください。
例えば、「今日も仕事が嫌だな」と思う時は、楽しいことを考えて言葉にしてみてください。「今日のご飯は〜にしよう。楽しみだな」という風に。

マイナスな言葉を使い続けると、意識も物事の悪い面を捉えようと働いてしまいます。それを逆転させる為に、プラスの言葉に変換してみてください。
最初の内こそ、むず痒い違和感があるかもしれませんが、慣れていくと次第に物事の良い面を捉えやすくなっていきます。

 

2.不完全さを受け入れる

マイナス思考の人は、『完璧に出来ないといけない』という思い込みも持っていることがあります。何かをやるなら、その結果は満点、もしくは理想にかなり近くなければ、やる意味さえないと思い込んでいます。
何より、思い通りにいかなかったことでパニックを起こし、自己否定に走ってしまうこともあります。
それでは、生きているのが辛くなるばかりですね。

自分が不完全であることを、受け入れましょう。

人は不完全です。世界中のどこにも完璧な人はいません。
その中で、自分自身に完璧を求めるのは、達成不可能な課題を与えているのと同じです。

うまくいかなかった、失敗してしまった、理想通りに出来なかったという時に、「まぁいっか」と思ってみてください。
そして、その経験を次に活かそうとするなら、この三つを考えてみましょう。

  1. 出来たこと
  2. 出来なかったこと
  3. 次に試してみたいこと

落ち込む気持ちは、どんどん自分を泥沼の中へと引きずり込んでいきます。それに浸り続けていた時間を、検証と反省の時間に当ててみてください。きっと、今までと違う気持ちになれるはずです。

 

3.気持ちを吐き出す

落ち込んだ気持ちを、どこにも吐き出さずにいると、より深く落ち込んだり、時間を置いてから何度も思い返して落ち込んだりしてしまうと、知っていますか?

気持ちを否定したり、心の中に抱えたままでいたりすると、消化できずに心の中にどっしりと溜まってしまいます。溜め込まれ続けた気持ちは、段々と複雑になっていき、最終的にどんな気持ちがあったのかがわからなくなるほど混沌としたものへと変わります。
そして、それはいつか外に飛び出る機会を常に伺い続けているのです。

落ち込んだり、悲しんだりといった負の気持ちは特に、外へと吐き出してしまった方が楽になれます。落ち込んだ時、最初は出来ない自分を責めたり、否定したりするのに、言い切った後になって、それをフォローしませんか?
気持ちは吐き出し切ってしまうと、客観的に自分自身を見つめる余裕すら出てくるのです。

できれば、紙に書き出してみてください。思うがままに書き出して、気持ちを吐き出しましょう。
余裕があれば、どんな気持ちを感じたのか、気持ちの度合いや割合も書いてみてください。そうやって書き出していく内に、自分を客観的に見られるようになり、気持ちを否定することもなくなります。

 

人は変われる

海岸で見る夜明けの写真

人が変わるのは、一日二日で結果が得られるものではありません。何日、何十日とかけて、ゆっくりと変化していくものです。
そのゆっくりとした変化は、成長です。

赤ちゃんや小さな子供を見てください。その成長は大人に比べると、とても速いですが、それでも何年もかけて心身ともに成長していっていますよね。
大人も、同じように何年もかけて成長していいと思いませんか?

成長は子供だけに訪れるものではありません。大人だって、何歳になったって人は変わり、成長していくことができる生き物です。
それは、本人が望めばいつだってスタートすることができるものです。

生き辛さを感じていますか?
今の自分が嫌いですか?

なら、変わってみませんか?

人は変われます。あなたも変われます。
自分の望んだ通りになるかどうかは、誰にもわかりません。けれど、今とは違うあなたになれます。

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