長い連休が終わり、新しい日がはじまる朝。
気力も体力も満ち溢れているように感じていませんか?
「何でも出来そう」と感じるほど、心身に力が漲った状態はそうあることではありませんよね。
その状態で何かに取り組めば、普段では達成できない事も簡単に出来てしまいそうに思えます。
けれど、無理を押し通しすぎるのは厳禁です。
目次
休み明けはフルパワー
年末年始の連休は、楽しく過ごせたでしょうか。
自分を見つめ直す人もいれば、思いっきり羽を伸ばした人もいるでしょう。過ごし方は人それぞれ。何が良い悪いではありません。
ただ、長い休みは日常のリズムを崩しやすくなる上に、休みでしっかりと気力体力を満たすことができ、「何でも出来る」と強気な考えを持ちやすい状態になっています。
もちろん、強気で前向きな思考は悪いことではありませんね。けれど、空回りは避けた方がいいと思いませんか?
せっかく気力も体力も十分にあるという状態です。いつもの日常に戻ってしまえば、せっかくのパワーも消費と回復の繰り返しに、フルパワーになれることは珍しいでしょう。
だからこそ、休み明けのフルパワー状態を空回りさせないように注意してみてはいかがでしょうか。
気をつけたい三点をご紹介します。
力が有り余っているからこそ、普段はしないようなことで力を使い果たしてしまうものですよね。その力を最大限に活かせるように、無駄な空回りになる考えは避けていきましょう。
1.高すぎる目標は立てない
「何でも出来る」と思えばこそ、いつもなら思いつかないような挑戦をしてみたくて堪らないという人もいるのではないでしょうか。
難関資格に一発合格を狙ってみたり、短期間での体づくりをしてみたり、目標と期間の設定を大きく間違えてしまっていることが多いです。
徹夜で短期集中とばかりに勉強しても、それは付け焼き刃でしかありません。短期間で体型を変化させるのは、体に対して非常に負担が大きい行為です。リバウンドや病気になってしまう確率が上がってしまいます。
高すぎる目標は、立てないように気をつけてみましょう。
とは言っても、高い目標に今年こそ手が届くのではないか?と考えるものですよね。そのやる気を活かすには、高い目標に見合うだけに十分な期間を設け、一つずつステップアップしていける計画を立ててください。
短期集中型ではいけません。どんなに気力体力が満ちていても、行動すればどんどん消費されていくものなのです。目標に辿り着くまで無限に湧いてくるものではないことを、忘れてはいけません。
2.結果はそこそこでいい
結果に最高や最上級を求めるのも、おすすめはしません。
何でも出来そうな気持ちがあるからこそ、失敗する自分をイメージせずに行動できるタイミングでもありますね。成功をイメージすることは大切です。
けれど、最高や最上級の結果を求めたばかりに、失敗という結果になってしまって「もう何もかもがダメだ」と思い込んでしまうことがあります。
求める結果に辿り着けなかったとしても、挑もうと行動したことが悪かったわけではありません。今回の行動では、理想の結果に辿り着けなかっただけです。
結果に唯一絶対や最高だけを求めるのは、危険な思考です。そこそこの結果で十分だと考えておきましょう。
3.悲観・否定しない
気力体力に満ちている状態は、日常的にはあまりないのではありませんか?体に力が満ち溢れている時ほど、「何だって出来る」と強気になって、何にでも手を出してしまうこともありますね。
しかし、思ったように上手くいかなかった時ほど、自分が無能だと思い込んでしまったり、自分を否定してしまったりと、マイナスな感情に取り憑かれてしまいます。
何でも出来そうに感じても、昨日の自分から全くの他人へと変貌するほどの変化は、人にはありえません。
自分の力を信じることは素晴らしいことですが、過信して悲観や否定をしてしまわないように気をつけてください。良い結果、求める結果を出すことだけが目的ではないはずです。自らの意思で行動したことの方を、誇りましょう。
理想と現実の落差に注意しよう
休み明けは、気力と体力に満ちています。ゆっくりと心身を休められた人ほど、何でも出来る気持ちが湧いてきたり、解決できなかったことが出来るんだと思えたり、何かと強気になれる時期です。
だからこそ、理想と現実の落差に注意しましょう。
普段以上の力を出せる状態であることを意識しつつ、それを利用するも良し。
けれど、無理をしすぎて一気に気力も体力もゼロになってしまわないように気をつけてみてください。
新しい年、新しい日、新しい自分の一歩。
理想という情熱を胸に、未来へと進んでいきましょう。
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