休まずに頑張り続けることを美徳としていたら、その思考は危険です。
休まないことが心や体に悪い影響を与えることは明白なのに、どうして休むことを忌避しているのでしょうか?
休むことに罪悪感を覚えず、心と体を休められるようにする方法をご紹介します。
目次
心ケアは毎日やってもいい
「疲れた」と口癖になるほど、無理をしていませんか?
心は日々のストレスの積み重なりで、見えないけれど疲労を溜め込んでいます。その疲労を解消せずにいると、回復にはどんどん時間がかかるようになり、長引けば体にも心にも悪影響を及ぼしかねません。
日常的に心をケアして、快適に過ごしてみませんか?
週に一度はストレス解消に好きなことをやったり、一人になる時間を持ったりしていると思います。しかし、平日は無理を押し通して頑張り続けてしまってはいませんか?
その無茶な頑張りは、本当にあなたや周囲の人の為になっているでしょうか?
その無理が、その場限りではなく、その先も続いてしまっていませんか?
無理をし続けると、休むタイミングを失いやすくなり、休むことに罪悪感さえ覚えるようになってしまいます。
そうなってからでは、心身を回復させるのには長い時間が必要です。
もっと休むことに寛大になりましょう。
休むことは悪いことではないと、自分に納得させましょう。
あなたの心身が整っていることこそが、何よりも大切です。
それでも、なかなか休みにくいと考える人に、次の三つの方法をおすすめします。
頑張って休もうとしなくても、休みをとりやすい状況を作り出し、進んで休めるようになる方法です。ぜひ試してみてください。
1.休憩をタスクに組み込む
作業が終わるまで休もうとしない人は、責任感が強く、段取り上手です。その反面、皺寄せを自分だけが背負ってしまう悪い癖もあります。
そんな人におすすめな方法は、休憩そのものをタスクに組み込む方法です。
あらかじめ作業の予定を組む時に、作業が終わるまで休まないのではなく、作業のどこで休憩のタイミングを入れたら作業効率が上がるか、上手く進められるかを考え、予定を組みます。
あとは、タイマーをかけるなどして、休憩時間をまるで仕事の一部のように取り入れるだけです。
これならば、休むことに罪悪感を覚えにくく、すんなりと休憩に入る気持ちに切り替われます。
だんだんと慣れていけば、タスクに組み込まなくても休むことを悪いとは感じなくなっていけます。
2.イライラをバロメーターにする
イライラしたり、不安に陥っていたり、心が良くない状態にある時は、まさに休むタイミングです。心の状態そのものをバロメーターにして、休みをとってみましょう。
イライラした状態ではミスが増え、人と衝突しやすくなり、良い事は多くありませんよね。そんな時だからこそ、気持ちを落ち着けたり、心をケアしたりする休息時間を作り、自分をケアしましょう。
気持ちや思考をリセットできれば、休む前よりも作業は苦になりにくく、気持ちよく仕事を進めることができます。
3.無理した時と休んだ時を天秤にかける
「休むよりも作業を進めた方が絶対に早く終わる」と考えていませんか?
実際の作業効率を考えてみると、小休憩を挟んだ方が効率が良く、結果的に早く終わるという研究結果があるように、適度な休憩は心だけではなく、脳や体にとっても良い影響を与えてくれます。
今、その作業を無理して休まず続けた場合と、少し休憩して脳と体を休ませ、心をケアしてから再開した場合と、結果的に心地よくスムーズに終わらせることができるのは、どちらか?
自分にそう問いかけてみてください。
無理してミスの修正が増えるより、スムーズに終わる方がいいですよね。
心を健やかに保とう
心が整っていると、脳や体にも良い影響を与えてくれます。イライラしている時の自分の行動を思い出してみてください。些細な行動の一つ一つにも、大げさなアクションで余計な手間を増やしていませんか?
イライラや不安や、心に大きなストレスを与えます。それを解消するのが『適切な休息』です。
心を健やかに保つには、日常的な心ケアは必須です。
毎日の中にひと息つける休み時間を、疲れを溜める前に回復を早める休息を取り入れてみてください。
その他、休息や心ケアに関する参考記事をご紹介しています。
ぜひ日々の暮らしに取り入れ、笑顔で過ごせる助けにしてください。
【心を休める・安定させる。その為に何をする?】
【考えすぎると脳も心も疲れ果てる。脳と心を癒す休息を】
【人疲れしていませんか?一人の時間を大切にしよう】
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