心の傷は、もう治ることはないと諦めていませんか？
辛い思いを繰り返さないように、傷つくことを恐れていては、楽しさや喜びからも遠ざかってしまいます。
心の傷を治しませんか？
覚悟と必要なステップを踏めば、心の傷は治せます。
目次
心の傷は治せる？
結論から申し上げると、心の傷は治せます。
無かったことにはできませんが、心の傷に囚われ、卑屈になったりストレスを感じたりというマイナスな状態から抜け出すことは可能です。
誰もが傷を負いながら、その傷を癒やし、時にはそのままにしながら生きています。
「心の傷を治したい」その気持ちがどんな治療よりも大切です。その気持ちは、あなたの覚悟です。その覚悟ができていれば、治療のステップも踏み出せます。
１．気持ちを認め、受け入れる
傷になった出来事を思い返し、当時の気持ちや今湧き上がる気持ちを否定せずに認めて、受け入れましょう。
言葉では簡単ですが、見たくない心の傷と向き合う時、誰もがその時の気持ちを否定しようとします。そうしなければ、さらに自分が傷ついてしまったり、自分を悪者にしてしまったりするかもしれないと恐れているからです。
しかし、気持ちに良いも悪いもありません。
あなたがそう感じたのなら、その気持ちはそのままがあなたの本心です。
自分自身を認めて、受け入れてください。
湧き上がった気持ちは、あなたの心の声です。
そこに否定も評価もいりません。ただ、認めて受け入れましょう。
出来事の大きさに比例して、気持ちも大きくなります。一度でこのステップを踏破しようとは考えなくても大丈夫です。何度も時間を空けて、日を変えて、少しずつ受け入れていきましょう。
大丈夫。ゆっくり傷を癒やしましょう。
２．『被害者意識』から視点を替える
次のステップは、視点の切り替えです。
傷になった出来事では、多くの場合が自分を被害者と捉えています。事実がどうあれ、その視点を切り替えてみると、思わぬ出口を見つけられる場合があります。
事実から目を背ける為ではなく、自分の未来を切り開く為に。
もう一度起きた出来事を思い出し、「あなたがここで学べることは何か？」を探してください。
『被害者意識』に強く囚われてしまうと、そこからなかなか抜け出すことができません。なぜなら、二つの思い込みに繋がってしまうからです。
「自分は被害者だから、自分が納得するくらい相手が謝って、尚且つ不幸にならなければ許したくない」
「自分は被害者だから誰かに助けてほしい」
このように無意識に思い込み、自分から傷を癒そうとしなくなってしまいます。
苦しみを背負わされているのに、これ以上の苦しみを背負うのは嫌だと、誰もが思います。しかし、被害者意識に囚われていると、自分自身を不幸へと落としてしまうのです。
辛いステップですが、視点を替えて改めて出来事を思い出してみると、今まで思いつかなかった気付きを得られます。その気付きは、傷を癒やし、前に進む力をくれる勇気になります。
３．思い切り泣いて寝る
心の傷と向き合うと、気持ちが乱され、悲しさや苛立ちが押し寄せてきます。その気持ちを抑えようとはしなくて大丈夫です。思いっきり気持ちを吐き出してください。
涙が出るなら泣きましょう。声を上げてもいい。
辛かったら、「辛い」と言葉にしていい。
ただ、自分を否定したり、誰かが悪いとは言わないでください。
原因をどこかに押しつけ、傷を治そうというわけではありません。傷と向かい合い、それを乗り越えて前に進む為に向き合っています。誰が悪い、何が悪いでは傷は癒せません。
思い切り泣くと、心も体もすっかり空っぽになれます。押し込めた気持ちが吐き出せると、思っている以上に楽だと感じられます。
そうしたら、ゆっくり睡眠をとりましょう。睡眠には気持ちを落ち着ける作用があります。
柔らかい毛布にくるまって、思い切り深呼吸しましょう。
深呼吸は瞑想にも繋がり、心と体をリラックスさせてくれます。
柔らかい感触は、癒しや優しさを与えてくれます。
その中でゆっくりと眠りましょう。
傷を癒やして未来に踏み出そう
心の傷は、いつか癒えるものではなく、治そうと覚悟し、長い時間をかけて癒やします。
一度向き合えば終わるわけではなく、何度も向き合い、その度に苦しい思いを振り返ったり、自分を見直したりするでしょう。
そうやって少しずつ未来へ踏み出していくのです。
心に傷を負わない人はいません。
けれど、その心の傷に囚われて、過去にしがみついていませんか？
心の傷に囚われたら、未来への可能性を手放すのと同じ。
あなたの幸福な未来を、手放しますか？
心の傷は癒せます。ゆっくりと時間をかけて、未来へ踏み出すために癒していきましょう。
もし独りで向き合うのが怖いなら、オンラインカウンセリングをご活用くだい。
いつでもお待ちしています。
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