後悔する人生の選択。選択した瞬間に考えている事と後から感じる事のズレ

その時は、選んだ行動でいいはずと思っていても、本当の気持ちでは違っていたことはありませんか?

後悔する人生の選択についてご紹介します。
こんな選択をしていると、未来のあなたは人生を後悔するかもしれません。

目次

 

人生を後悔している?

雨と水溜りの写真

人は、岐路に立たされた時、『行動する』ことを恐れ、物事が過ぎ去ってからは、『やらなかった』ことを悔やみます。

アメリカの心理学者であるトーマス・ギロヴィッチによる後悔の実験では、次のような結果が出ています。
行動したことによる後悔は短期的には強く感じるが、時間の経過とともに緩和されていく。長期的には、行動しなかった後悔の方がより強く残される。

どうして行動した後悔よりも行動しなかった後悔の方が強い傾向にあるのか、それは結果が見えているかの違いです。

例えば、「行動したけれど、失敗した」その後悔は失敗した点に向けらていますが、結果を得ているので、それ以上の不安や不満といったマイナスの感情が湧き出ることはありません。

では、「行動しなかった」その後悔はどうでしょうか?
行動しなかった場合、良い結果になったのか悪い結果になったのかわかりません。ここでポイントとなるのは、「良い結果になったかもしれない」と思っていることです。
人は損をしたくない生き物でしたよね。

「行動しなかった」ことにより、もしかしたら良い結果を手に入れられなかったのかも?と感じます。その気持ちは強く残り、「やっておけば良かった」と度々思い返してしまうのです。

あなたにも、そんな経験はありますか?
そして、今現在、そんな思いで人生を選択していませんか?

生きていると、たくさんの選択をする場面が訪れます。それは人生を左右するほどのものから、気にもとめない小さなものまで様々です。
しかし、その中に後悔する人生の選択肢があります。

次の中に当てはまる行動を選び続けているなら、もう少し未来で、あなたは後悔するかもしれません。その時になってから「あの時、違う選択をしていれば」と悔やんでも、もうその時には戻れません。

後で悔やむ人生か、今を踏み出す人生か。
選ぶのは、あなたです。

 

1.意地を張る→素直になればよかった

意地を張ってしまい、周囲の人との仲を悪くしてしまったり、コミュニティから孤立してしまったり、一時の強い感情に飲まれて、自分の行動を改められなかった後悔は、何年経っても強く残されます。

自分は頑固だからと、自分の性格を言い訳にしていませんか?意地を張ることが当たり前になっていませんか?そのように意固地になってしまうと、あなたの周りから誰もいなくなってしまいます。
素直になればよかったと、そう思った時には気持ちを伝えたい人達は傍にいないかもしれません。

 

2.嫌われたくない→本音を言えばよかった

人から嫌われることを過度に恐れるあまり、自分の本音を隠し続けているのも、強い後悔となる選択です。

コミュニティに所属すると、上下関係とまではいかなくても、何となく意思決定権を持っている人とそうではない人に分かれているコミュニティもありますね。特に大人数のコミュニティになるほど、顕著です。
そんな中にいると、自分の意見を言いたくても言えない状況が発生しやすくなります。

本音を我慢するのは、その瞬間では良い選択と考えて選んでいますが、長期間続くコミュニティ内では、自分をどんどん追い詰めていってしまう選択となります。
また、相手の顔色を窺う悪い癖まで身に付いてしまえば、他のコミュニティでの関係性や新たな対人関係を構築する際に、悪い影響を与えかねません。

悪影響が広がったと気が付いた時には、簡単には元には戻れなくなっています。

 

3.我慢する→やりたい事をやればよかった

学校で職場で家庭で、やりたい事を我慢していませんか?これも強い後悔を残す選択です。

誰かの為を優先しすぎて、自分のことを後回しにする癖がある人ほど、やりたい事をやる時間が取れず、「そういえば自分の好きなことがやれていないな」と、過ぎ去ってからふと思い出します。

人の為に役立ちたい思いが強かったり、人を優先する癖がついている人は、行動している瞬間は相手に全力で意識を向けているので、自分のことをすっかり忘れた状態になっています。
その為、「それとこれ、どっちをやろう?」と選択肢を持たずに行動している場合もあります。

しかし、やりたい事をやっていないのは事実なので、後になってからじわじわと後悔がやってきて、後悔してから人生を振り返るという人も。

 

人生は一度きり

森の中の滝の写真

人生は、あなたが何を選択するか、どう行動するかによって変えられます。
人の顔色ばかり窺って、自分のことは我慢してばかり、感情が爆発して意地を張れば、「もっと上手くやれたんじゃ?」と後悔する人生を送るかもしれません。

過去は変えられなくても、現在と未来は変えられます。

その時の一瞬の結果を良くする為ではなく、もう少し先の未来までを考えてみてください。
選択肢は、よく二択で提示されますが、考えてみれば第三の選択があってもおかしくはないはずです。

一度きりしかない人生、後戻りはできません。
現在を変えて、未来を豊かにしませんか?
その選択は、今あなたの目の前にあります。

しかし、そうと理解していても行動に移せず、余計にモヤモヤした気持ちを抱えてしまう人もいますよね。
次回はそんな人のために、どうして行動できないのか、その理由と解決方法をご紹介します。

WEBお問い合わせはこちら WEBお問い合わせはこちら
\この記事がよかったらシェアをお願いします!/

SNSやってます!

ほぼ毎日更新のSNSアカウントです。心を軽くする情報などをお届けしていますので、よろしければフォローをお願いします!